今日 6月9日(土)も良い日でありますように。
(聖エフレム助祭教会博士)
(聖母の土曜日)
☆今日の聖書物語
☆マルコによる福音(12:38-44)
12:38
イエスはその教の中で言われた、「律法学者に気をつけなさい。彼らは長い衣を着て歩くことや、広場であいさつされることや、
12:39
また会堂の上席、宴会の上座を好んでいる。
12:40
また、やもめたちの家を食い倒し、見えのために長い祈をする。彼らはもっときびしいさばきを受けるであろう」。
12:41
イエスは、さいせん箱にむかってすわり、群衆がその箱に金を投げ入れる様子を見ておられた。多くの金持は、たくさんの金を投げ入れていた。
12:42
ところが、ひとりの貧しいやもめがきて、レプタ二つを入れた。それは一コドラントに当る。
12:43
そこで、イエスは弟子たちを呼び寄せて言われた、「よく聞きなさい。あの貧しいやもめは、さいせん箱に投げ入れている人たちの中で、だれよりもたくさん入れたのだ。
12:44
みんなの者はありあまる中から投げ入れたが、あの婦人はその乏しい中から、あらゆる持ち物、その生活費全部を入れたからである」。
☆今日の『み言葉』について
http://www.donboscojp.org/sdblogos/DI8.htm
http://www.donboscojp.org/sdblogos/D8_170.htm
☆テモテヘの第二の手紙(4:1-8)
4:1
神のみまえと、生きている者と死んだ者とをさばくべきキリスト・イエスのみまえで、キリストの出現とその御国とを思い、おごそかに命じる。
4:2
御言を宣べ伝えなさい。時が良くても悪くても、それを励み、あくまでも寛容な心でよく教えて、責め、戒め、勧めなさい。
4:3
人々が健全な教に耐えられなくなり、耳ざわりのよい話をしてもらおうとして、自分勝手な好みにまかせて教師たちを寄せ集め、
4:4
そして、真理からは耳をそむけて、作り話の方にそれていく時が来るであろう。
4:5
しかし、あなたは、何事にも慎み、苦難を忍び、伝道者のわざをなし、自分の務を全うしなさい。
4:6
わたしは、すでに自身を犠牲としてささげている。わたしが世を去るべき時はきた。
4:7
わたしは戦いをりっぱに戦いぬき、走るべき行程を走りつくし、信仰を守りとおした。
4:8
今や、義の冠がわたしを待っているばかりである。かの日には、公平な審判者である主が、それを授けて下さるであろう。わたしばかりではなく、主の出現を心から待ち望んでいたすべての人にも授けて下さるであろう。
☆詩編(71:8-9, 14-15ab, 16-17, 22)
71:8
わたしの口はひねもす、あなたをたたえるさんびと、頌栄とをもって満たされています。
71:9
わたしが年老いた時、わたしを見離さないでください。わたしが力衰えた時、わたしを見捨てないでください。
71:14
しかしわたしは絶えず望みをいだいて、いよいよあなたをほめたたえるでしょう。
71:15
わたしの口はひねもすあなたの義と、あなたの救とを語るでしょう。わたしはその数を知らないからです。
71:16
わたしは主なる神の大能のみわざを携えゆき、ただあなたの義のみを、ほめたたえるでしょう。
71:17
神よ、あなたはわたしを若い時から教えられました。わたしはなお、あなたのくすしきみわざを宣べ伝えます。
71:22
わが神よ、わたしはまた立琴をもってあなたと、あなたのまこととをほめたたえます。イスラエルの聖者よ、わたしは琴をもってあなたをほめ歌います。
☆今日の読書:ガラテヤ人への手紙(5:25-6:18)
5:25
もしわたしたちが御霊によって生きるのなら、また御霊によって進もうではないか。
5:26
互にいどみ合い、互にねたみ合って、虚栄に生きてはならない。
6:1
兄弟たちよ。もしもある人が罪過に陥っていることがわかったなら、霊の人であるあなたがたは、柔和な心をもって、その人を正しなさい。それと同時に、もしか自分自身も誘惑に陥ることがありはしないかと、反省しなさい。
6:2
互に重荷を負い合いなさい。そうすれば、あなたがたはキリストの律法を全うするであろう。
6:3
もしある人が、事実そうでないのに、自分が何か偉い者であるように思っているとすれば、その人は自分を欺いているのである。
6:4
ひとりびとり、自分の行いを検討してみるがよい。そうすれば、自分だけには誇ることができても、ほかの人には誇れなくなるであろう。
6:5
人はそれぞれ、自分自身の重荷を負うべきである。
6:6
御言を教えてもらう人は、教える人と、すべて良いものを分け合いなさい。
6:7
まちがってはいけない、神は侮られるようなかたではない。人は自分のまいたものを、刈り取ることになる。
6:8
すなわち、自分の肉にまく者は、肉から滅びを刈り取り、霊にまく者は、霊から永遠のいのちを刈り取るであろう。
6:9
わたしたちは、善を行うことに、うみ疲れてはならない。たゆまないでいると、時が来れば刈り取るようになる。
6:10
だから、機会のあるごとに、だれに対しても、とくに信仰の仲間に対して、善を行おうではないか。
6:11
ごらんなさい。わたし自身いま筆をとって、こんなに大きい字で、あなたがたに書いていることを。
6:12
いったい、肉において見えを飾ろうとする者たちは、キリスト・イエスの十字架のゆえに、迫害を受けたくないばかりに、あなたがたにしいて割礼を受けさせようとする。
6:13
事実、割礼のあるもの自身が律法を守らず、ただ、あなたがたの肉について誇りたいために、割礼を受けさせようとしているのである。
6:14
しかし、わたし自身には、わたしたちの主イエス・キリストの十字架以外に、誇とするものは、断じてあってはならない。この十字架につけられて、この世はわたしに対して死に、わたしもこの世に対して死んでしまったのである。
6:15
割礼のあるなしは問題ではなく、ただ、新しく造られることこそ、重要なのである。
6:16
この法則に従って進む人々の上に、平和とあわれみとがあるように。また、神のイスラエルの上にあるように。
6:17
だれも今後は、わたしに煩いをかけないでほしい。わたしは、イエスの焼き印を身に帯びているのだから。
6:18
兄弟たちよ。わたしたちの主イエス・キリストの恵みが、あなたがたの霊と共にあるように、アァメン。
†主の平安
☆携帯で読む聖書(口語訳)
http://www.keitaibible.net/m2/index.html
☆口語訳聖書(PDF版)
http://bible.salterrae.net/kougo/pdf/
☆教会カレンダー
http://www.pauline.or.jp/calendariocappella/
☆今週の聖書朗読 (新共同訳)(イエスのカリタス修道女会)
http://www.m-caritas.jp/reading.html
☆カトリック千葉寺教会
http://www.chibaderacatholic.jp/
☆CNA今日の聖書朗読(英語)
http://www.catholicnewsagency.com/calendarday.php?date=2012-6-9
☆Douay-Rheims Bible
http://www.drbo.org/
☆The World English Bible
http://ebible.org/web/