☆今日の聖書物語
☆ルカによる福音(15:1-10)
15:1
さて、取税人や罪人たちが皆、イエスの話を聞こうとして近寄ってきた。
15:2
するとパリサイ人や律法学者たちがつぶやいて、「この人は罪人たちを迎えて一緒に食事をしている」と言った。
15:3
そこでイエスは彼らに、この譬をお話しになった、
15:4
「あなたがたのうちに、百匹の羊を持っている者がいたとする。その一匹がいなくなったら、九十九匹を野原に残しておいて、いなくなった一匹を見つけるまでは捜し歩かないであろうか。
15:5
そして見つけたら、喜んでそれを自分の肩に乗せ、
15:6
家に帰ってきて友人や隣り人を呼び集め、『わたしと一緒に喜んでください。いなくなった羊を見つけましたから』と言うであろう。
15:7
よく聞きなさい。それと同じように、罪人がひとりでも悔い改めるなら、悔改めを必要としない九十九人の正しい人のためにもまさ る大きいよろこびが、天にあるであろう。
15:8
また、ある女が銀貨十枚を持っていて、もしその一枚をなくしたとすれば、彼女はあかりをつけて家中を掃き、それを見つけるまで は注意深く捜さないであろうか。
15:9
そして、見つけたなら、女友だちや近所の女たちを呼び集めて、『わたしと一緒に喜んでください。なくした銀貨が見つかりましたから』と言うであろう。
15:10
よく聞きなさい。それと同じように、罪人がひとりでも悔い改めるなら、神の御使たちの前でよろこびがあるであろう」。
☆ピリピ人への手紙(3:3-8a)
3:3
神の霊によって礼拝をし、キリスト・イエスを誇とし、肉を頼みとしないわたしたちこそ、割礼の者である。
3:4
もとより、肉の頼みなら、わたしにも無くはない。もし、だれかほかの人が肉を頼みとしていると言うなら、わたしはそれをもっと頼みとしている。
3:5
わたしは八日目に割礼を受けた者、イスラエルの民族に属する者、ベニヤミン族の出身、ヘブル人の中のヘブル人、律法の上ではパリサイ人、
3:6
熱心の点では教会の迫害者、律法の義については落ち度のない者である。
3:7
しかし、わたしにとって益であったこれらのものを、キリストのゆえに損と思うようになった。
3:8a
わたしは、更に進んで、わたしの主キリスト・イエスを知る知識の絶大な価値のゆえに、いっさいのものを損と思っている。
☆詩編(27:1, 4, 13-14)
27:1
主はわたしの光、わたしの救だ、わたしはだれを恐れよう。主はわたしの命のとりでだ。わたしはだれをおじ恐れよう。
27:4
わたしは一つの事を主に願った、わたしはそれを求める。わたしの生きるかぎり、主の家に住んで、主のうるわしきを見、その宮で 尋ねきわめることを。
27:13
わたしは信じます、生ける者の地でわたしは主の恵みを見ることを。
27:14
主を待ち望め、強く、かつ雄々しくあれ。主を待ち望め。
☆今日の『み言葉』について
http://www.donboscojp.org/sdblogos/D8_299.htm
http://www.donboscojp.org/sdblogos/DI8.htm
☆今日の読書:知恵の書(13:1-10、14:15-21、15:1-6)
※iばいぶるメニュー検索新共同訳旧約聖書続編知恵の書より引用
http://www.bible.or.jp/i2/ni_apo.html
13章1節
神を知らない人々は皆、生来むなしい。彼らは目に見えるよいものを通して、/存在そのものである方を知ることができず、/作品を前にしても作者を知るに至らなかった。
13章2節
かえって火や風や素早く動く空気、/星空や激しく流れる水、/天において光り輝くものなどを、/宇宙の支配者、神々と見なした。
13章3節
その美しさに魅せられて/それらを神々と認めたなら、/それらを支配する主が/どれほど優れているかを知るべきだった。美の創始者がそれらを造られたからである。
13章4節
もし宇宙の力と働きに心を打たれたなら、/天地を造られた方がどれほど力強い方であるか、/それらを通して知るべきだったのだ。
13章5節
造られたものの偉大さと美しさから推し量り、/それらを造った方を認めるはずなのだから。
13章6節
とはいえ、この人々の責めは軽い。神を探し求めて見いだそうと望みながらも、/彼らは迷っているのだ。
13章7節
造られた世界にかかわりつつ探求を続けるとき、/目に映るものがあまりにも美しいので、/外観に心を奪われてしまうのである。
13章8節
だからといって彼らも弁解できるわけではない。
13章9節
宇宙の働きを知り、/それを見極めるほどの力があるなら、/なぜそれらを支配する主を/もっと早く見いだせなかったのか。
13章10節
命のないものに望みをかける人々は惨めだ。彼らは、人の手で造られたものを神々と呼ぶ。技術の生み出した金銀の作品、/動物の像、/昔の人が加工した役に立たない石などを。
14章15節
息子の予期せぬ若死にに打ちのめされた父親が、/あまりにも早く取り去られたわが子の肖像を造り、/死んでしまった人間を今や神としてあがめ、/家の者たちに儀式や犠牲を義務づけた。
14章16節
時とともに神を汚すしきたりが力を得、/法として守られるようになった。こうして、刻まれた像が支配者たちの命令で/礼拝されるようになり、
14章17節
遠くに住んでいるために、直接支配者たちを/見て敬うことのできない人々は、/離れたところにいる彼らの姿を表すために、/尊敬すべき王に生き写しの肖像を造り上げた。その場にいない者を、あたかもいるかのように/熱心にへつらいあがめるためである。
14章18節
偶像造りの野心は、/王を知らない人々をも駆り立てて、/偶像崇拝を広めさせた。
14章19節
彼は権力者に取り入るため、腕を振るって/肖像を実際よりも美しいものに造り上げた。
14章20節
多くの人は職人の見事なわざに引かれ、/先程まで人間として敬っていた者を、/今や、礼拝の対象と見なすようになった。
14章21節
このことは人の生涯にとって罠となった。災難や権力に支配された人々が、/神聖な名を石や木に与えたから。
15章1節
神よ、あなたは慈しみ深く、真実な方。怒るに遅く、すべてを治める憐れみ深い方。
15章2節
わたしたちは、たとえ罪を犯しても、/あなたのもの。あなたの力を知っている。でもわたしたちは罪は犯さない。あなたに属することを知っているから。
15章3節
あなたを知ることこそ全き義、/あなたの力をわきまえることこそ不滅のもと。
15章4節
人間の悪い思いつきも、/画家たちの無駄な労苦も、/さまざまな色で塗りたくられた肖像も、/わたしたちを迷わすことはなかった。
15章5節
愚か者はそれらを見て欲望をそそられ、/魂の欠けた、命のない肖像にあこがれる。
15章6節
偶像を造る者、あこがれる者、あがめる者は、/悪を愛する者たちで、/このようなむなしい希望に似つかわしい。
†主の平安
☆携帯で読む聖書(口語訳)
http://www.keitaibible.net/m2/index.html
☆口語訳聖書(PDF版)
http://bible.salterrae.net/kougo/pdf/
☆教会カレンダー
http://www.pauline.or.jp/calendariocappella/
☆今週の聖書朗読 (新共同訳)(イエスのカリタス修道女会)
http://www.m-caritas.jp/reading.html
☆カトリック千葉寺教会
http://www.chibaderacatholic.jp/
☆CNA今日の聖書朗読(英語)
http://www.catholicnewsagency.com/calendarday.php?date=2012-11-7
☆USCCB Bible Daily Readings
http://www.usccb.org/bible/readings/110712.cfm
☆Douay-Rheims Bible
http://www.drbo.org/
☆The World English Bible
http://ebible.org/web/