2022年04月30日

 Kyohno Seisho Monogatari (s)

良い一日を過ごしてください!

復活節第2土曜日

(聖ピオ五世教皇)

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<今日の聖書物語 *>

(ヨハネによる福音 6:16-21)

 夕方になったとき、弟子たちは海べに下り、

 舟に乗って海を渡り、向こう岸のカペナウムに行きかけた。すでに暗くなっていたのに、イエスはまだ彼らのところにおいでにならなかった。

 その上、強い風が吹いてきて、海は荒れ出した。

 四、五十丁こぎ出したとき、イエスが海の上を歩いて舟に近づいてこられるのを見て、彼らは恐れた。

 すると、イエスは彼らに言われた、「わたしだ、恐れることはない」。

 そこで、彼らは喜んでイエスを舟に迎えようとした。すると舟は、すぐ、彼らが行こうとしていた地に着いた。

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<今日の『み言葉』>

み言葉の朗読を聴こう!(新共同訳)
(ヨハネによる福音 6:16-21)
http://www.donboscojp.org/sdblogos/images/sc4_135_1.mp3

み言葉について
(ヨハネによる福音 6:16-21)

 旧約・新約の聖書全体を通して、何度も神が繰り返すメッセージがある。

「恐れることはない。」

 さらに、恐れることはないという根拠として、神は「わたしがあなたと共にいる」と何度も励ます。(参照:創28・5、出エジ3・12、エレミヤ1・8など)

 インマヌエル(共におられる神)であるイエスが、「わたしだ。恐れることはない。」と言う。

そして「共に」わたしたちの船に乗り込む。私たちは何を恐れることがあろうか。

 Y・S

http://www.donboscojp.org/sdblogos/C4_103.htm#135
より転載

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†主の平安

☆ (BGM) Abiding Radio Instrumental
https://www.abidingradio.org/radio/instrumental

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 Kyohno Seisho Monogatari

良い一日を過ごしてください!

復活節第2土曜日

(聖ピオ五世教皇)

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<今日の聖書物語 *>

(ヨハネによる福音 6:16-21)

6:16
 夕方になったとき、弟子たちは海べに下り、

6:17
 舟に乗って海を渡り、向こう岸のカペナウムに行きかけた。すでに暗くなっていたのに、イエスはまだ彼らのところにおいでにならなかった。

6:18
 その上、強い風が吹いてきて、海は荒れ出した。

6:19
 四、五十丁こぎ出したとき、イエスが海の上を歩いて舟に近づいてこられるのを見て、彼らは恐れた。

6:20
 すると、イエスは彼らに言われた、「わたしだ、恐れることはない」。

6:21
 そこで、彼らは喜んでイエスを舟に迎えようとした。すると舟は、すぐ、彼らが行こうとしていた地に着いた。

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<今日の『み言葉』>

み言葉の朗読を聴こう!(新共同訳)
(ヨハネによる福音 6:16-21)
http://www.donboscojp.org/sdblogos/images/sc4_135_1.mp3

み言葉について
(ヨハネによる福音 6:16-21)

 旧約・新約の聖書全体を通して、何度も神が繰り返すメッセージがある。

「恐れることはない。」

 さらに、恐れることはないという根拠として、神は「わたしがあなたと共にいる」と何度も励ます。(参照:創28・5、出エジ3・12、エレミヤ1・8など)

 インマヌエル(共におられる神)であるイエスが、「わたしだ。恐れることはない。」と言う。

そして「共に」わたしたちの船に乗り込む。私たちは何を恐れることがあろうか。

 Y・S

http://www.donboscojp.org/sdblogos/C4_103.htm#135
より転載

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(使徒行伝 6:1-7)

6:1
 そのころ、弟子の数がふえてくるにつれて、ギリシヤ語を使うユダヤ人たちから、ヘブル語を使うユダヤ人たちに対して、自分たちのやもめらが、日々の配給で、おろそかにされがちだと、苦情を申し立てた。

6:2
 そこで、十二使徒は弟子全体を呼び集めて言った、「わたしたちが神の言をさしおいて、食卓のことに携わるのはおもしろくない。

6:3
 そこで、兄弟たちよ、あなたがたの中から、御霊と知恵とに満ちた、評判のよい人たち七人を捜し出してほしい。その人たちにこの仕事をまかせ、

6:4
 わたしたちは、もっぱら祈と御言のご用に当ることにしよう」。

6:5
 この提案は会衆一同の賛成するところとなった。そして信仰と聖霊とに満ちた人ステパノ、それからピリポ、プロコロ、ニカノル、テモン、パルメナ、およびアンテオケの改宗者ニコラオを選び出して、

6:6
 使徒たちの前に立たせた。すると、使徒たちは祈って手を彼らの上においた。

6:7
 こうして神の言は、ますますひろまり、エルサレムにおける弟子の数が、非常にふえていき、祭司たちも多数、信仰を受けいれるようになった。

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†主の平安

☆ (BGM) Abiding Radio Instrumental
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* 口語訳聖書
http://bible.salterrae.net/kougo/html/

☆ 日本聖書協会 聖書本文検索
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 Today's Bible story *

April 30, 2022

Have a good day!

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Saturday of the Second Week of Easter

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Gospel : John 6:16-21

16 When evening came, his disciples went down to the sea,

17 and they entered into the boat, and were going over the sea to Capernaum. It was now dark, and Jesus had not come to them.

18 The sea was tossed by a great wind blowing.

19 When therefore they had rowed about twenty-five or thirty stadia, they saw Jesus walking on the sea, and drawing near to the boat; and they were afraid.

20 But he said to them, “It is I. Don’t be afraid.”

21 They were willing therefore to receive him into the boat. Immediately the boat was at the land where they were going.

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Acts 6:1-7

1 Now in those days, when the number of the disciples was multiplying, a complaint arose from the Hellenists against the Hebrews, because their widows were neglected in the daily service.

2 The twelve summoned the multitude of the disciples and said, “It is not appropriate for us to forsake the word of God and serve tables.

3 Therefore select from amongst you, brothers, seven men of good report, full of the Holy Spirit and of wisdom, whom we may appoint over this business.

4 But we will continue steadfastly in prayer and in the ministry of the word.”

5 These words pleased the whole multitude. They chose Stephen, a man full of faith and of the Holy Spirit, Philip, Prochorus, Nicanor, Timon, Parmenas, and Nicolaus, a proselyte of Antioch;

6 whom they set before the apostles. When they had prayed, they laid their hands on them.

7 The word of God increased and the number of the disciples multiplied in Jerusalem exceedingly. A great company of the priests were obedient to the faith.

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* The World English Bible
http://ebible.org/web/

◇ April 30, 2022 USCCB Daily Mass Readings
https://bible.usccb.org/podcasts/audio/2022-04-30-usccb-daily-mass-readings

◇ Daily Readings April 30, 2022
http://www.usccb.org/bible/readings/043022.cfm

◇ Abiding Radio Instrumental (BGM)
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◇ Today's Bible Story
http://todaysbiblestory.seesaa.net/

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2022年04月29日

 Kyohno Seisho Monogatari (s)

良い一日を過ごしてください!

復活節第2金曜日

聖カタリナ - シエナ - おとめ教会博士(記)

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<今日の聖書物語 *>

(ヨハネによる福音 6:1-15)

 そののち、イエスはガリラヤの海、すなわち、テベリヤ湖の向こう岸へ渡られた。

 すると、大ぜいの群衆がイエスについてきた。病人たちになさっていたしるしを見たからである。

 イエスは山に登って、弟子たちと一緒にそこで座につかれた。

 時に、ユダヤ人の祭である過越が間近になっていた。

 イエスは目をあげ、大ぜいの群衆が自分の方に集まって来るのを見て、ピリポに言われた、「どこからパンを買ってきて、この人々に食べさせようか」。

 これはピリポをためそうとして言われたのであって、ご自分ではしようとすることを、よくご承知であった。

 すると、ピリポはイエスに答えた、「二百デナリのパンがあっても、めいめいが少しずついただくにも足りますまい」。

 弟子のひとり、シモン・ペテロの兄弟アンデレがイエスに言った、

 「ここに、大麦のパン五つと、さかな二ひきとを持っている子供がいます。しかし、こんなに大ぜいの人では、それが何になりましょう」。

 イエスは「人々をすわらせなさい」と言われた。その場所には草が多かった。そこにすわった男の数は五千人ほどであった。

 そこで、イエスはパンを取り、感謝してから、すわっている人々に分け与え、また、さかなをも同様にして、彼らの望むだけ分け与えられた。

 人々がじゅうぶんに食べたのち、イエスは弟子たちに言われた、「少しでもむだにならないように、パンくずのあまりを集めなさい」。

 そこで彼らが集めると、五つの大麦のパンを食べて残ったパンくずは、十二のかごにいっぱいになった。

 人々はイエスのなさったこのしるしを見て、「ほんとうに、この人こそ世にきたるべき預言者である」と言った。

 イエスは人々がきて、自分をとらえて王にしようとしていると知って、ただひとり、また山に退かれた。

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<今日の『み言葉』>

み言葉の朗読を聴こう!(新共同訳)
(ヨハネによる福音 6:1-15)
http://www.donboscojp.org/sdblogos/images/sc4_134_1.mp3

み言葉について
(ヨハネによる福音 6:1-15)

 人間の現実を見て、悟り、確かめるイエスの目は、人間の体も心も人生も満たされていないばかりか危険な状態にあることを見せるイエスの心の窓です。

 人間についてのこの心配を弟子たちと分かち合う方法で解決を促す素晴らしさがイエスに見えますが、複雑な状況にいる人々を「助けたい」イエスの慈しむ心から湧く質問が今でも聞かせられています。

人々のために尽す? やる気? が弟子(の私たち)に乏しく、真っ先に自分の困難さを伝える(私たちの)反応にイエスが驚いたような感じです。

奇跡の後もそうです。

食べて満腹し、驚くことしかできなくて、いつまでも? 助かりたい? 群衆の反応にまだ神様の計らいを感じることの鈍さを不思議がるイエスは一人で退き、自分を支える糧をおん父に求めに行く姿はまた感動的だと感じています。

O.P

http://www.donboscojp.org/sdblogos/C4_102.htm#134
より転載

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†主の平安

☆ (BGM) Abiding Radio Instrumental
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 Kyohno Seisho Monogatari

良い一日を過ごしてください!

復活節第2金曜日

聖カタリナ - シエナ - おとめ教会博士(記)

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<今日の聖書物語 *>

(ヨハネによる福音 6:1-15)

6:1
 そののち、イエスはガリラヤの海、すなわち、テベリヤ湖の向こう岸へ渡られた。

6:2
 すると、大ぜいの群衆がイエスについてきた。病人たちになさっていたしるしを見たからである。

6:3
 イエスは山に登って、弟子たちと一緒にそこで座につかれた。

6:4
 時に、ユダヤ人の祭である過越が間近になっていた。

6:5
 イエスは目をあげ、大ぜいの群衆が自分の方に集まって来るのを見て、ピリポに言われた、「どこからパンを買ってきて、この人々に食べさせようか」。

6:6
 これはピリポをためそうとして言われたのであって、ご自分ではしようとすることを、よくご承知であった。

6:7
 すると、ピリポはイエスに答えた、「二百デナリのパンがあっても、めいめいが少しずついただくにも足りますまい」。

6:8
 弟子のひとり、シモン・ペテロの兄弟アンデレがイエスに言った、

6:9
 「ここに、大麦のパン五つと、さかな二ひきとを持っている子供がいます。しかし、こんなに大ぜいの人では、それが何になりましょう」。

6:10
 イエスは「人々をすわらせなさい」と言われた。その場所には草が多かった。そこにすわった男の数は五千人ほどであった。

6:11
 そこで、イエスはパンを取り、感謝してから、すわっている人々に分け与え、また、さかなをも同様にして、彼らの望むだけ分け与えられた。

6:12
 人々がじゅうぶんに食べたのち、イエスは弟子たちに言われた、「少しでもむだにならないように、パンくずのあまりを集めなさい」。

6:13
 そこで彼らが集めると、五つの大麦のパンを食べて残ったパンくずは、十二のかごにいっぱいになった。

6:14
 人々はイエスのなさったこのしるしを見て、「ほんとうに、この人こそ世にきたるべき預言者である」と言った。

6:15
 イエスは人々がきて、自分をとらえて王にしようとしていると知って、ただひとり、また山に退かれた。

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<今日の『み言葉』>

み言葉の朗読を聴こう!(新共同訳)
(ヨハネによる福音 6:1-15)
http://www.donboscojp.org/sdblogos/images/sc4_134_1.mp3

み言葉について
(ヨハネによる福音 6:1-15)

 人間の現実を見て、悟り、確かめるイエスの目は、人間の体も心も人生も満たされていないばかりか危険な状態にあることを見せるイエスの心の窓です。

 人間についてのこの心配を弟子たちと分かち合う方法で解決を促す素晴らしさがイエスに見えますが、複雑な状況にいる人々を「助けたい」イエスの慈しむ心から湧く質問が今でも聞かせられています。

人々のために尽す? やる気? が弟子(の私たち)に乏しく、真っ先に自分の困難さを伝える(私たちの)反応にイエスが驚いたような感じです。

奇跡の後もそうです。

食べて満腹し、驚くことしかできなくて、いつまでも? 助かりたい? 群衆の反応にまだ神様の計らいを感じることの鈍さを不思議がるイエスは一人で退き、自分を支える糧をおん父に求めに行く姿はまた感動的だと感じています。

O.P

http://www.donboscojp.org/sdblogos/C4_102.htm#134
より転載

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(使徒行伝 5:34-42)

5:34
 ところが、国民全体に尊敬されていた律法学者ガマリエルというパリサイ人が、議会で立って、使徒たちをしばらくのあいだ外に出すように要求してから、

5:35
 一同にむかって言った、「イスラエルの諸君、あの人たちをどう扱うか、よく気をつけるがよい。

5:36
 先ごろ、チゥダが起って、自分を何か偉い者のように言いふらしたため、彼に従った男の数が、四百人ほどもあったが、結局、彼は殺されてしまい、従った者もみな四散して、全く跡方もなくなっている。

5:37
 そののち、人口調査の時に、ガリラヤ人ユダが民衆を率いて反乱を起したが、この人も滅び、従った者もみな散らされてしまった。

5:38
 そこで、この際、諸君に申し上げる。あの人たちから手を引いて、そのなすままにしておきなさい。その企てや、しわざが、人間から出たものなら、自滅するだろう。

5:39
 しかし、もし神から出たものなら、あの人たちを滅ぼすことはできまい。まかり違えば、諸君は神を敵にまわすことになるかも知れない」。そこで彼らはその勧告にしたがい、

5:40
 使徒たちを呼び入れて、むち打ったのち、今後イエスの名によって語ることは相成らぬと言いわたして、ゆるしてやった。

5:41
 使徒たちは、御名のために恥を加えられるに足る者とされたことを喜びながら、議会から出てきた。

5:42
 そして、毎日、宮や家で、イエスがキリストであることを、引きつづき教えたり宣べ伝えたりした。

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†主の平安

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 Today's Bible story *

April 29, 2022

Have a good day!

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Memorial of Saint Catherine of Siena, Virgin and Doctor of the Church

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Gospel : John 6:1-15

1 After these things, Jesus went away to the other side of the sea of Galilee, which is also called the Sea of Tiberias.

2 A great multitude followed him, because they saw his signs which he did on those who were sick.

3 Jesus went up into the mountain, and he sat there with his disciples.

4 Now the Passover, the feast of the Jews, was at hand.

5 Jesus therefore lifting up his eyes, and seeing that a great multitude was coming to him, said to Philip, “Where are we to buy bread, that these may eat?”

6 This he said to test him, for he himself knew what he would do.

7 Philip answered him, “Two hundred denarii worth of bread is not sufficient for them, that everyone of them may receive a little.”

8 One of his disciples, Andrew, Simon Peter’s brother, said to him,

9 “There is a boy here who has five barley loaves and two fish, but what are these amongst so many?”

10 Jesus said, “Have the people sit down.” Now there was much grass in that place. So the men sat down, in number about five thousand.

11 Jesus took the loaves; and having given thanks, he distributed to the disciples, and the disciples to those who were sitting down; likewise also of the fish as much as they desired.

12 When they were filled, he said to his disciples, “Gather up the broken pieces which are left over, that nothing be lost.”

13 So they gathered them up, and filled twelve baskets with broken pieces from the five barley loaves, which were left over by those who had eaten.

14 When therefore the people saw the sign which Jesus did, they said, “This is truly the prophet who comes into the world.”

15 Jesus therefore, perceiving that they were about to come and take him by force, to make him king, withdrew again to the mountain by himself.

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Acts 5:34-42

34 But one stood up in the council, a Pharisee named Gamaliel, a teacher of the law, honoured by all the people, and commanded to put the apostles out for a little while.

35 He said to them, “You men of Israel, be careful concerning these men, what you are about to do.

36 For before these days Theudas rose up, making himself out to be somebody; to whom a number of men, about four hundred, joined themselves: who was slain; and all, as many as obeyed him, were dispersed, and came to nothing.

37 After this man, Judas of Galilee rose up in the days of the enrolment, and drew away some people after him. He also perished, and all, as many as obeyed him, were scattered abroad.

38 Now I tell you, withdraw from these men, and leave them alone. For if this counsel or this work is of men, it will be overthrown.

39 But if it is of God, you will not be able to overthrow it, and you would be found even to be fighting against God!”

40 They agreed with him. Summoning the apostles, they beat them and commanded them not to speak in the name of Jesus, and let them go.

41 They therefore departed from the presence of the council, rejoicing that they were counted worthy to suffer dishonour for Jesus’ name.

42 Every day, in the temple and at home, they never stopped teaching and preaching Jesus, the Christ.

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* The World English Bible
http://ebible.org/web/

◇ April 29, 2022 USCCB Daily Mass Readings
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◇ Daily Readings April 29, 2022
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◇ Today's Bible Story
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2022年04月28日

 Kyohno Seisho Monogatari (s)

良い一日を過ごしてください!

復活節第2木曜日

(聖ペトロ・シャネル司祭殉教者)

(聖ルイ・マリー・グリニョンド・モンフォール司祭)

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<今日の聖書物語 *>

(ヨハネによる福音 3:31-36)

 上から来る者は、すべてのものの上にある。地から出る者は、地に属する者であって、地のことを語る。天から来る者は、すべてのものの上にある。

 彼はその見たところ、聞いたところをあかししているが、だれもそのあかしを受けいれない。

 しかし、そのあかしを受けいれる者は、神がまことであることを、たしかに認めたのである。

 神がおつかわしになったかたは、神の言葉を語る。神は聖霊を限りなく賜うからである。

 父は御子を愛して、万物をその手にお与えになった。

 御子を信じる者は永遠の命をもつ。御子に従わない者は、命にあずかることがないばかりか、神の怒りがその上にとどまるのである」。

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<今日の『み言葉』>

み言葉の朗読を聴こう!(新共同訳)
(ヨハネによる福音 3:31-36)
http://www.donboscojp.org/sdblogos/images/sc4_133_1.mp3

み言葉について
(ヨハネによる福音 3:31-36)

 「人間に従うよりも、神に従わなくてはなりません。」

 今日の二つの朗読に共通して流れる一つの対比があります。

それは「神の思い」と「人間の思い」です。

福音では「地から出るものは地に属し、地に属するものとして語る。〜 神がお遣わしになった方は、神の言葉を話される。」と言っています。

この対比は私たちの生活の反省の材料になるでしょう。

私たちは、周りの「人間」が私たちをどう思っているか気にしていますか、それとも「神」が私たちのことをどう思っているのか気にしていますか、どちらでしょうか。

もし周りの人間の思いが私たちを縛っているなら、それはもしかしたら私たちが「地に属するもの」の証拠かもしれません。

S/U

http://www.donboscojp.org/sdblogos/C4_101.htm#133
より転載

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†主の平安

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 Kyohno Seisho Monogatari

おはようございます。

良い一日を過ごしてください!

復活節第2木曜日

(聖ペトロ・シャネル司祭殉教者)

(聖ルイ・マリー・グリニョンド・モンフォール司祭)

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<今日の聖書物語 *>

(ヨハネによる福音 3:31-36)

3:31
 上から来る者は、すべてのものの上にある。地から出る者は、地に属する者であって、地のことを語る。天から来る者は、すべてのものの上にある。

3:32
 彼はその見たところ、聞いたところをあかししているが、だれもそのあかしを受けいれない。

3:33
 しかし、そのあかしを受けいれる者は、神がまことであることを、たしかに認めたのである。

3:34
 神がおつかわしになったかたは、神の言葉を語る。神は聖霊を限りなく賜うからである。

3:35
 父は御子を愛して、万物をその手にお与えになった。

3:36
 御子を信じる者は永遠の命をもつ。御子に従わない者は、命にあずかることがないばかりか、神の怒りがその上にとどまるのである」。

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<今日の『み言葉』>

み言葉の朗読を聴こう!(新共同訳)
(ヨハネによる福音 3:31-36)
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み言葉について
(ヨハネによる福音 3:31-36)

 「人間に従うよりも、神に従わなくてはなりません。」

 今日の二つの朗読に共通して流れる一つの対比があります。

それは「神の思い」と「人間の思い」です。

福音では「地から出るものは地に属し、地に属するものとして語る。〜 神がお遣わしになった方は、神の言葉を話される。」と言っています。

この対比は私たちの生活の反省の材料になるでしょう。

私たちは、周りの「人間」が私たちをどう思っているか気にしていますか、それとも「神」が私たちのことをどう思っているのか気にしていますか、どちらでしょうか。

もし周りの人間の思いが私たちを縛っているなら、それはもしかしたら私たちが「地に属するもの」の証拠かもしれません。

S/U

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(使徒行伝 5:27-33)

5:27
 彼らを連れてきて、議会の中に立たせた。すると、大祭司が問うて

5:28
 言った、「あの名を使って教えてはならないと、きびしく命じておいたではないか。それだのに、なんという事だ。エルサレム中にあなたがたの教を、はんらんさせている。あなたがたは確かに、あの人の血の責任をわたしたちに負わせようと、たくらんでいるのだ」。

5:29
 これに対して、ペテロをはじめ使徒たちは言った、「人間に従うよりは、神に従うべきである。

5:30
 わたしたちの先祖の神は、あなたがたが木にかけて殺したイエスをよみがえらせ、

5:31
 そして、イスラエルを悔い改めさせてこれに罪のゆるしを与えるために、このイエスを導き手とし救主として、ご自身の右に上げられたのである。

5:32
 わたしたちはこれらの事の証人である。神がご自身に従う者に賜わった聖霊もまた、その証人である」。

5:33
 これを聞いた者たちは、激しい怒りのあまり、使徒たちを殺そうと思った。

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†主の平安

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 Today's Bible story *

April 28, 2022

Have a good day!

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Thursday of the Second Week of Easter

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Gospel : John 3:31-36

31 He who comes from above is above all. He who is from the earth belongs to the earth, and speaks of the earth. He who comes from heaven is above all.

32 What he has seen and heard, of that he testifies; and no one receives his witness.

33 He who has received his witness has set his seal to this, that God is true.

34 For he whom God has sent speaks the words of God; for God gives the Spirit without measure.

35 The Father loves the Son, and has given all things into his hand.

36 One who believes in the Son has eternal life, but one who disobeys the Son won’t see life, but the wrath of God remains on him.”

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Acts 5:27-33

27 When they had brought them, they set them before the council. The high priest questioned them,

28 saying, “Didn’t we strictly command you not to teach in this name? Behold, you have filled Jerusalem with your teaching, and intend to bring this man’s blood on us.”

29 But Peter and the apostles answered, “We must obey God rather than men.

30 The God of our fathers raised up Jesus, whom you killed, hanging him on a tree.

31 God exalted him with his right hand to be a Prince and a Saviour, to give repentance to Israel, and remission of sins.

32 We are His witnesses of these things; and so also is the Holy Spirit, whom God has given to those who obey him.”

33 But they, when they heard this, were cut to the heart, and were determined to kill them.

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* The World English Bible
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◇ April 28, 2022 USCCB Daily Mass Readings
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2022年04月27日

 Kyohno Seisho Monogatari (s)

良い一日を過ごしてください!

復活節第2水曜日

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<今日の聖書物語 *>

(ヨハネによる福音 3:16-21)

 神はそのひとり子を賜わったほどに、この世を愛して下さった。それは御子を信じる者がひとりも滅びないで、永遠の命を得るためである。

 神が御子を世につかわされたのは、世をさばくためではなく、御子によって、この世が救われるためである。

 彼を信じる者は、さばかれない。信じない者は、すでにさばかれている。神のひとり子の名を信じることをしないからである。

 そのさばきというのは、光がこの世にきたのに、人々はそのおこないが悪いために、光よりもやみの方を愛したことである。

 悪を行っている者はみな光を憎む。そして、そのおこないが明るみに出されるのを恐れて、光にこようとはしない。

 しかし、真理を行っている者は光に来る。その人のおこないの、神にあってなされたということが、明らかにされるためである。

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<今日の『み言葉』>

み言葉の朗読を聴こう!(新共同訳)
(ヨハネによる福音 3:16-21)
http://www.donboscojp.org/sdblogos/images/sc4_132_1.mp3

み言葉について

(ヨハネによる福音 3:16-21)

 今日のヨハネの福音のテーマは「光」と「闇」。

「光」は真理と命と救いを示すキーワードに対して、「闇」は悪と死と裁きを示すものです。

 児童養護施設に入所している子供たちの多くは一人で眠れません。

だから、本読みをしてあげながら添い寝をします。

子供が寝入った後は、電気スタンドの明かりは点けたままにしておきます。

なるべく光は当たらないようにして。

闇を恐れるからです。

それでも夜叫を起して部屋から飛び出してくる子もいます。

寝ている間にも「不安」という闇が襲ってくるのです。

 救いをもたらすことよりも、裁くことのほうがはるかに簡単であることが私たちの現実です。

朝起きない、食べない、遅刻する、学校に行かない、夜間徘徊、万引き・・・「どうして!」と闇を恐れる子供たちをよく裁き、さらに闇へと追い込んでしまうのです。

「光が世に来たのに」、その光のうちに生きているはずなのに。

 自分のそばにいる人に、光をもたらすことができるように、光の与え主に祈るように致しましょう。

mickey sdb

http://www.donboscojp.org/sdblogos/C4_100.htm#132
より転載

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†主の平安

☆ (BGM) Abiding Radio Instrumental
https://www.abidingradio.org/radio/instrumental

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 Kyohno Seisho Monogatari

良い一日を過ごしてください!

復活節第2水曜日

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<今日の聖書物語 *>

(ヨハネによる福音 3:16-21)

3:16
 神はそのひとり子を賜わったほどに、この世を愛して下さった。それは御子を信じる者がひとりも滅びないで、永遠の命を得るためである。

3:17
 神が御子を世につかわされたのは、世をさばくためではなく、御子によって、この世が救われるためである。

3:18
 彼を信じる者は、さばかれない。信じない者は、すでにさばかれている。神のひとり子の名を信じることをしないからである。

3:19
 そのさばきというのは、光がこの世にきたのに、人々はそのおこないが悪いために、光よりもやみの方を愛したことである。

3:20
 悪を行っている者はみな光を憎む。そして、そのおこないが明るみに出されるのを恐れて、光にこようとはしない。

3:21
 しかし、真理を行っている者は光に来る。その人のおこないの、神にあってなされたということが、明らかにされるためである。

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<今日の『み言葉』>

み言葉の朗読を聴こう!(新共同訳)
(ヨハネによる福音 3:16-21)
http://www.donboscojp.org/sdblogos/images/sc4_132_1.mp3

み言葉について

(ヨハネによる福音 3:16-21)

 今日のヨハネの福音のテーマは「光」と「闇」。

「光」は真理と命と救いを示すキーワードに対して、「闇」は悪と死と裁きを示すものです。

 児童養護施設に入所している子供たちの多くは一人で眠れません。

だから、本読みをしてあげながら添い寝をします。

子供が寝入った後は、電気スタンドの明かりは点けたままにしておきます。

なるべく光は当たらないようにして。

闇を恐れるからです。

それでも夜叫を起して部屋から飛び出してくる子もいます。

寝ている間にも「不安」という闇が襲ってくるのです。

 救いをもたらすことよりも、裁くことのほうがはるかに簡単であることが私たちの現実です。

朝起きない、食べない、遅刻する、学校に行かない、夜間徘徊、万引き・・・「どうして!」と闇を恐れる子供たちをよく裁き、さらに闇へと追い込んでしまうのです。

「光が世に来たのに」、その光のうちに生きているはずなのに。

 自分のそばにいる人に、光をもたらすことができるように、光の与え主に祈るように致しましょう。

mickey sdb

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より転載

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(使徒行伝 5:17-26)

5:17
 そこで、大祭司とその仲間の者、すなわち、サドカイ派の人たちが、みな嫉妬の念に満たされて立ちあがり、

5:18
 使徒たちに手をかけて捕え、公共の留置場に入れた。

5:19
 ところが夜、主の使が獄の戸を開き、彼らを連れ出して言った、

5:20
 「さあ行きなさい。そして、宮の庭に立ち、この命の言葉を漏れなく、人々に語りなさい」。

5:21
 彼らはこれを聞き、夜明けごろ宮にはいって教えはじめた。
一方では、大祭司とその仲間の者とが、集まってきて、議会とイスラエル人の長老一同とを召集し、使徒たちを引き出してこさせるために、人を獄につかわした。

5:22
 そこで、下役どもが行って見ると、使徒たちが獄にいないので、引き返して報告した、

5:23
 「獄には、しっかりと錠がかけてあり、戸口には、番人が立っていました。ところが、あけて見たら、中にはだれもいませんでした」。

5:24
 宮守がしらと祭司長たちとは、この報告を聞いて、これは、いったい、どんな事になるのだろうと、あわて惑っていた。

5:25
 そこへ、ある人がきて知らせた、「行ってごらんなさい。あなたがたが獄に入れたあの人たちが、宮の庭に立って、民衆を教えています」。

5:26
 そこで宮守がしらが、下役どもと一緒に出かけて行って、使徒たちを連れてきた。しかし、人々に石で打ち殺されるのを恐れて、手荒なことはせず、

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†主の平安

☆ (BGM) Abiding Radio Instrumental
https://www.abidingradio.org/radio/instrumental

* 口語訳聖書
http://bible.salterrae.net/kougo/html/

☆ 日本聖書協会 聖書本文検索
http://www.bible.or.jp/read/vers_search.html

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 Today's Bible story *

April 27, 2022

Have a good day!

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Wednesday of the Second Week of Easter

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Gospel : John 3:16-21

16 For God so loved the world, that he gave his one and only Son, that whoever believes in him should not perish, but have eternal life.

17 For God didn’t send his Son into the world to judge the world, but that the world should be saved through him.

18 He who believes in him is not judged. He who doesn’t believe has been judged already, because he has not believed in the name of the one and only Son of God.

19 This is the judgement, that the light has come into the world, and men loved the darkness rather than the light; for their works were evil.

20 For everyone who does evil hates the light, and doesn’t come to the light, lest his works would be exposed.

21 But he who does the truth comes to the light, that his works may be revealed, that they have been done in God.”

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Acts 5:17-26

17 But the high priest rose up, and all those who were with him (which is the sect of the Sadducees), and they were filled with jealousy,

18 and laid hands on the apostles, and put them in public custody.

19 But an angel of the Lord opened the prison doors by night, and brought them out, and said,

20 “Go stand and speak in the temple to the people all the words of this life.”

21 When they heard this, they entered into the temple about daybreak, and taught. But the high priest came, and those who were with him, and called the council together, and all the senate of the children of Israel, and sent to the prison to have them brought.

22 But the officers who came didn’t find them in the prison. They returned and reported,

23 “We found the prison shut and locked, and the guards standing before the doors, but when we opened them, we found no one inside!”

24 Now when the high priest, the captain of the temple, and the chief priests heard these words, they were very perplexed about them and what might become of this.

25 One came and told them, “Behold, the men whom you put in prison are in the temple, standing and teaching the people.”

26 Then the captain went with the officers, and brought them without violence, for they were afraid that the people might stone them.

-----

* The World English Bible
http://ebible.org/web/

◇ April 27, 2022 USCCB Daily Mass Readings
https://bible.usccb.org/podcasts/audio/2022-04-27-usccb-daily-mass-readings

◇ Daily Readings April 27, 2022
http://www.usccb.org/bible/readings/042722.cfm

◇ Abiding Radio Instrumental (BGM)
https://www.abidingradio.org/radio/instrumental

◇ Today's Bible Story
http://todaysbiblestory.seesaa.net/

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2022年04月26日

 Kyohno Seisho Monogatari (s)

良い一日を過ごしてください!

復活節第2火曜日

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<今日の聖書物語 *>

(ヨハネによる福音 3:7a, 8-15)

 あなたがたは新しく生れなければならない

 風は思いのままに吹く。あなたはその音を聞くが、それがどこからきて、どこへ行くかは知らない。霊から生れる者もみな、それと同じである」。

 ニコデモはイエスに答えて言った、「どうして、そんなことがあり得ましょうか」。

 イエスは彼に答えて言われた、「あなたはイスラエルの教師でありながら、これぐらいのことがわからないのか。

 よくよく言っておく。わたしたちは自分の知っていることを語り、また自分の見たことをあかししているのに、あなたがたはわたしたちのあかしを受けいれない。

 わたしが地上のことを語っているのに、あなたがたが信じないならば、天上のことを語った場合、どうしてそれを信じるだろうか。

 そして、ちょうどモーセが荒野でへびを上げたように、人の子もまた上げられなければならない。

 それは彼を信じる者が、すべて永遠の命を得るためである」。

-----

<今日の『み言葉』>

み言葉の朗読を聴こう!(新共同訳)
(ヨハネによる福音 3:7a, 8-15)
http://www.donboscojp.org/sdblogos/images/sc4_131_3.mp3

み言葉について
(ヨハネによる福音 3:7a, 8-15)

 「新しく生まれねばならない」。

私たちは毎日の生活の中で、いろいろなものに影響を受けています。

出会う人、生活の場である環境そのもの、出かけていった先での出来事などなど、いろいろあります。

その中で私たちは信仰生活を続けます。

今日の福音にありますように、日々新しくなって、主イエスの後に従う者となるように努めます。

心が新しくされる必要があります。今のままでいい、これ以上自分は変化を求めないという状態は、霊の働きかけ拒んでいるようにも思えます。

風はどこから吹いて、どこにいくのかなかなかわかりません。

でも風を感じること、風が通ったことを確認することはできます。

霊の働きかけも、その人の姿を通して(あるいは自分自身のふり返りにおいて)確認できるものともいえましょう。

主イエスの後に従う者として、主が担われた十字架の神秘も黙想しつつ今日という日をていねいにすごしていきましょう。

TH

http://www.donboscojp.org/sdblogos/C4_99.htm#131
より転載

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†主の平安

☆ (BGM) Abiding Radio Instrumental
https://www.abidingradio.org/radio/instrumental

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 Kyohno Seisho Monogatari

良い一日を過ごしてください!

復活節第2火曜日

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<今日の聖書物語 *>

(ヨハネによる福音 3:7a, 8-15)

3:7a
 あなたがたは新しく生れなければならない

3:8
 風は思いのままに吹く。あなたはその音を聞くが、それがどこからきて、どこへ行くかは知らない。霊から生れる者もみな、それと同じである」。

3:9
 ニコデモはイエスに答えて言った、「どうして、そんなことがあり得ましょうか」。

3:10
 イエスは彼に答えて言われた、「あなたはイスラエルの教師でありながら、これぐらいのことがわからないのか。

3:11
 よくよく言っておく。わたしたちは自分の知っていることを語り、また自分の見たことをあかししているのに、あなたがたはわたしたちのあかしを受けいれない。

3:12
 わたしが地上のことを語っているのに、あなたがたが信じないならば、天上のことを語った場合、どうしてそれを信じるだろうか。

3:14
 そして、ちょうどモーセが荒野でへびを上げたように、人の子もまた上げられなければならない。

3:15
 それは彼を信じる者が、すべて永遠の命を得るためである」。

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<今日の『み言葉』>

み言葉の朗読を聴こう!(新共同訳)
(ヨハネによる福音 3:7a, 8-15)
http://www.donboscojp.org/sdblogos/images/sc4_131_3.mp3

み言葉について
(ヨハネによる福音 3:7a, 8-15)

 「新しく生まれねばならない」。

私たちは毎日の生活の中で、いろいろなものに影響を受けています。

出会う人、生活の場である環境そのもの、出かけていった先での出来事などなど、いろいろあります。

その中で私たちは信仰生活を続けます。

今日の福音にありますように、日々新しくなって、主イエスの後に従う者となるように努めます。

心が新しくされる必要があります。今のままでいい、これ以上自分は変化を求めないという状態は、霊の働きかけ拒んでいるようにも思えます。

風はどこから吹いて、どこにいくのかなかなかわかりません。

でも風を感じること、風が通ったことを確認することはできます。

霊の働きかけも、その人の姿を通して(あるいは自分自身のふり返りにおいて)確認できるものともいえましょう。

主イエスの後に従う者として、主が担われた十字架の神秘も黙想しつつ今日という日をていねいにすごしていきましょう。

TH

http://www.donboscojp.org/sdblogos/C4_99.htm#131
より転載

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(使徒行伝 4:32-37)

4:32
 信じた者の群れは、心を一つにし思いを一つにして、だれひとりその持ち物を自分のものだと主張する者がなく、いっさいの物を共有にしていた。

4:33
 使徒たちは主イエスの復活について、非常に力強くあかしをした。そして大きなめぐみが、彼ら一同に注がれた。

4:34
 彼らの中に乏しい者は、ひとりもいなかった。地所や家屋を持っている人たちは、それを売り、売った物の代金をもってきて、

4:35
 使徒たちの足もとに置いた。そしてそれぞれの必要に応じて、だれにでも分け与えられた。

4:36
 クプロ生れのレビ人で、使徒たちにバルナバ(「慰めの子」との意)と呼ばれていたヨセフは、

4:37
 自分の所有する畑を売り、その代金をもってきて、使徒たちの足もとに置いた。

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†主の平安

☆ (BGM) Abiding Radio Instrumental
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* 口語訳聖書
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 Today's Bible story *

April 26, 2022

Have a good day!

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Tuesday of the Second Week of Easter

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Gospel : John 3:7b-15

7b ‘You must be born anew.’

8 The wind blows where it wants to, and you hear its sound, but don’t know where it comes from and where it is going. So is everyone who is born of the Spirit.”

9 Nicodemus answered him, “How can these things be?”

10 Jesus answered him, “Are you the teacher of Israel, and don’t understand these things?

11 Most certainly I tell you, we speak that which we know, and testify of that which we have seen, and you don’t receive our witness.

12 If I told you earthly things and you don’t believe, how will you believe if I tell you heavenly things?

13 No one has ascended into heaven, but he who descended out of heaven, the Son of Man, who is in heaven.

14 As Moses lifted up the serpent in the wilderness, even so must the Son of Man be lifted up,

15 that whoever believes in him should not perish, but have eternal life.

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Acts 4:32-37

32 The multitude of those who believed were of one heart and soul. Not one of them claimed that anything of the things which he possessed was his own, but they had all things in common.

33 With great power, the apostles gave their testimony of the resurrection of the Lord Jesus. Great grace was on them all.

34 For neither was there amongst them any who lacked, for as many as were owners of lands or houses sold them, and brought the proceeds of the things that were sold,

35 and laid them at the apostles’ feet, and distribution was made to each, according as anyone had need.

36 Joses, who by the apostles was also called Barnabas (which is, being interpreted, Son of Encouragement), a Levite, a man of Cyprus by race,

37 having a field, sold it, and brought the money and laid it at the apostles’ feet.

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* The World English Bible
http://ebible.org/web/

◇ April 26, 2022 USCCB Daily Mass Readings
https://bible.usccb.org/podcasts/audio/2022-04-26-usccb-daily-mass-readings

◇ Daily Readings April 26, 2022
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◇ Abiding Radio Instrumental (BGM)
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◇ Today's Bible Story
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2022年04月25日

 Kyohno Seisho Monogatari (s)

良い一日を過ごしてください!

聖マルコ福音記者(祝)

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<今日の聖書物語 *>

(マルコによる福音 16:15-20)

 そして彼らに言われた、「全世界に出て行って、すべての造られたものに福音を宣べ伝えよ。

 信じてバプテスマを受ける者は救われる。しかし、不信仰の者は罪に定められる。

 信じる者には、このようなしるしが伴う。すなわち、彼らはわたしの名で悪霊を追い出し、新しい言葉を語り、

 へびをつかむであろう。また、毒を飲んでも、決して害を受けない。病人に手をおけば、いやされる」。

 主イエスは彼らに語り終ってから、天にあげられ、神の右にすわられた。

 弟子たちは出て行って、至る所で福音を宣べ伝えた。主も彼らと共に働き、御言に伴うしるしをもって、その確かなことをお示しになった。〕

-----

<今日の『み言葉』>

み言葉について
(マルコによる福音 16:15-20)

 今日の福音はイエスの宣教命令です。

しかし、イエスは弟子たちを送りっぱなしにはしません。

「共に」働いてくださり、語ることばが真実であることを「お示し」になるのです。

これほどの希望はありません。

 しかし、同時に宣教は挑戦です。

わたしたちが「自分」ではなく、「福音」を語るようにと招かれているからです。

折がよくても悪くても、自分にとって心地よい言葉であっても、耳の痛い言葉であっても、自分が倣いたい「ひとびとから慕われるイエスの行ない」であっても、できれば避けて通りたい「イエスの十字架」であっても、何も付け加えずそのままに語り、そのままに生きるとき、初めて私たちの語る言葉・行ないはすべての造られたものに対する「福音」となるのではないでしょうか。

 その思いを新たにして、今日の「出会い」を始めてみたいと思います。

G.M sdb

http://www.donboscojp.org/sdblogos/C7_19.htm#46
より転載

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†主の平安

☆ (BGM) Abiding Radio Instrumental
https://www.abidingradio.org/radio/instrumental

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posted by marion at 11:54| 千葉 🌁| 本/雑誌 | 更新情報をチェックする

 Kyohno Seisho Monogatari

良い一日を過ごしてください!

聖マルコ福音記者(祝)

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<今日の聖書物語 *>

(マルコによる福音 16:15-20)

16:15
 そして彼らに言われた、「全世界に出て行って、すべての造られたものに福音を宣べ伝えよ。

16:16
 信じてバプテスマを受ける者は救われる。しかし、不信仰の者は罪に定められる。

16:17
 信じる者には、このようなしるしが伴う。すなわち、彼らはわたしの名で悪霊を追い出し、新しい言葉を語り、

16:18
 へびをつかむであろう。また、毒を飲んでも、決して害を受けない。病人に手をおけば、いやされる」。

16:19
 主イエスは彼らに語り終ってから、天にあげられ、神の右にすわられた。

16:20
 弟子たちは出て行って、至る所で福音を宣べ伝えた。主も彼らと共に働き、御言に伴うしるしをもって、その確かなことをお示しになった。〕

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<今日の『み言葉』>

み言葉について
(マルコによる福音 16:15-20)

 今日の福音はイエスの宣教命令です。

しかし、イエスは弟子たちを送りっぱなしにはしません。

「共に」働いてくださり、語ることばが真実であることを「お示し」になるのです。

これほどの希望はありません。

 しかし、同時に宣教は挑戦です。

わたしたちが「自分」ではなく、「福音」を語るようにと招かれているからです。

折がよくても悪くても、自分にとって心地よい言葉であっても、耳の痛い言葉であっても、自分が倣いたい「ひとびとから慕われるイエスの行ない」であっても、できれば避けて通りたい「イエスの十字架」であっても、何も付け加えずそのままに語り、そのままに生きるとき、初めて私たちの語る言葉・行ないはすべての造られたものに対する「福音」となるのではないでしょうか。

 その思いを新たにして、今日の「出会い」を始めてみたいと思います。

G.M sdb

http://www.donboscojp.org/sdblogos/C7_19.htm#46
より転載

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(ペテロの第一の手紙 5:5b-14)

5:5b
 みな互に謙遜を身につけなさい。神は高ぶる者をしりぞけ、へりくだる者に恵みを賜うからである。

5:6
 だから、あなたがたは、神の力強い御手の下に、自らを低くしなさい。時が来れば神はあなたがたを高くして下さるであろう。

5:7
 神はあなたがたをかえりみていて下さるのであるから、自分の思いわずらいを、いっさい神にゆだねるがよい。

5:8
 身を慎み、目をさましていなさい。あなたがたの敵である悪魔が、ほえたけるししのように、食いつくすべきものを求めて歩き回っている。

5:9
 この悪魔にむかい、信仰にかたく立って、抵抗しなさい。あなたがたのよく知っているとおり、全世界にいるあなたがたの兄弟たちも、同じような苦しみの数々に会っているのである。

5:10
 あなたがたをキリストにある永遠の栄光に招き入れて下さったあふるる恵みの神は、しばらくの苦しみの後、あなたがたをいやし、強め、力づけ、不動のものとして下さるであろう。

5:11
 どうか、力が世々限りなく、神にあるように、アァメン。

5:12
 わたしは、忠実な兄弟として信頼しているシルワノの手によって、この短い手紙をあなたがたにおくり、勧めをし、また、これが神のまことの恵みであることをあかしした。この恵みのうちに、かたく立っていなさい。

5:13
 あなたがたと共に選ばれてバビロンにある教会、ならびに、わたしの子マルコから、あなたがたによろしく。

5:14
 愛の接吻をもって互にあいさつをかわしなさい。
キリストにあるあなたがた一同に、平安があるように。

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†主の平安

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 Today's Bible story *

April 25, 2022

Have a good day!

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Feast of Saint Mark, evangelist

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Gospel : Mark 16:15-20

15 He said to them, “Go into all the world, and preach the Good News to the whole creation.

16 He who believes and is baptised will be saved; but he who disbelieves will be condemned.

17 These signs will accompany those who believe: in my name they will cast out demons; they will speak with new languages;

18 they will take up serpents; and if they drink any deadly thing, it will in no way hurt them; they will lay hands on the sick, and they will recover.”

19 So then the Lord, after he had spoken to them, was received up into heaven, and sat down at the right hand of God.

20 They went out, and preached everywhere, the Lord working with them, and confirming the word by the signs that followed. Amen.

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1 Peter 5:5b-14

5b all of you clothe yourselves with humility, to subject yourselves to one another; for “God resists the proud, but gives grace to the humble.”

6 Humble yourselves therefore under the mighty hand of God, that he may exalt you in due time;

7 casting all your worries on him, because he cares for you.

8 Be sober and self-controlled. Be watchful. Your adversary, the devil, walks around like a roaring lion, seeking whom he may devour.

9 Withstand him steadfast in your faith, knowing that your brothers who are in the world are undergoing the same sufferings.

10 But may the God of all grace, who called you to his eternal glory by Christ Jesus, after you have suffered a little while, perfect, establish, strengthen, and settle you.

11 To him be the glory and the power forever and ever. Amen.

12 Through Silvanus, our faithful brother, as I consider him, I have written to you briefly, exhorting, and testifying that this is the true grace of God in which you stand.

13 She who is in Babylon, chosen together with you, greets you; and so does Mark, my son.

14 Greet one another with a kiss of love. Peace be to you all who are in Christ Jesus. Amen.

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* The World English Bible
http://ebible.org/web/

◇ April 25, 2022 USCCB Daily Mass Readings
https://bible.usccb.org/podcasts/audio/2022-04-25-usccb-daily-mass-readings

◇ Daily Readings April 25, 2022
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◇ Abiding Radio Instrumental (BGM)
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2022年04月24日

 Kyohno Seisho Monogatari (s)

良い一日を過ごしてください!

復活節第2主日

(神のいつくしみの主日)

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<今日の聖書物語 *>

(ヨハネによる福音 20:19-31)

 その日、すなわち、一週の初めの日の夕方、弟子たちはユダヤ人をおそれて、自分たちのおる所の戸をみなしめていると、イエスがはいってきて、彼らの中に立ち、「安かれ」と言われた。

 そう言って、手とわきとを、彼らにお見せになった。弟子たちは主を見て喜んだ。

 イエスはまた彼らに言われた、「安かれ。父がわたしをおつかわしになったように、わたしもまたあなたがたをつかわす」。

 そう言って、彼らに息を吹きかけて仰せになった、「聖霊を受けよ。

 あなたがたがゆるす罪は、だれの罪でもゆるされ、あなたがたがゆるさずにおく罪は、そのまま残るであろう」。

 十二弟子のひとりで、デドモと呼ばれているトマスは、イエスがこられたとき、彼らと一緒にいなかった。

 ほかの弟子たちが、彼に「わたしたちは主にお目にかかった」と言うと、トマスは彼らに言った、「わたしは、その手に釘あとを見、わたしの指をその釘あとにさし入れ、また、わたしの手をそのわきにさし入れてみなければ、決して信じない」。

 八日ののち、イエスの弟子たちはまた家の内におり、トマスも一緒にいた。戸はみな閉ざされていたが、イエスがはいってこられ、中に立って「安かれ」と言われた。

 それからトマスに言われた、「あなたの指をここにつけて、わたしの手を見なさい。手をのばしてわたしのわきにさし入れてみなさい。信じない者にならないで、信じる者になりなさい」。

 トマスはイエスに答えて言った、「わが主よ、わが神よ」。

 イエスは彼に言われた、「あなたはわたしを見たので信じたのか。見ないで信ずる者は、さいわいである」。

 イエスは、この書に書かれていないしるしを、ほかにも多く、弟子たちの前で行われた。

 しかし、これらのことを書いたのは、あなたがたがイエスは神の子キリストであると信じるためであり、また、そう信じて、イエスの名によって命を得るためである。

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<今日の『み言葉』>

み言葉の朗読を聴こう!(新共同訳)
(ヨハネによる福音 20:19-31)
http://www.donboscojp.org/sdblogos/images/sc5_52_3.mp3

<福音のヒント>
(ヨハネによる福音 20:19-31)
http://fukuinhint.blog.fc2.com/blog-entry-935.html

<こうじ神父 今週の説教>
(ヨハネによる福音 20:19-31)
http://blog.goo.ne.jp/knkouji/

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†主の平安

☆ BGM Abiding Radio Instrumental
https://www.abidingradio.org/radio/instrumental

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 Kyohno Seisho Monogatari

良い一日を過ごしてください!

復活節第2主日

(神のいつくしみの主日)

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<今日の聖書物語 *>

(ヨハネによる福音 20:19-31)

20:19
 その日、すなわち、一週の初めの日の夕方、弟子たちはユダヤ人をおそれて、自分たちのおる所の戸をみなしめていると、イエスがはいってきて、彼らの中に立ち、「安かれ」と言われた。

20:20
 そう言って、手とわきとを、彼らにお見せになった。弟子たちは主を見て喜んだ。

20:21
 イエスはまた彼らに言われた、「安かれ。父がわたしをおつかわしになったように、わたしもまたあなたがたをつかわす」。

20:22
 そう言って、彼らに息を吹きかけて仰せになった、「聖霊を受けよ。

20:23
 あなたがたがゆるす罪は、だれの罪でもゆるされ、あなたがたがゆるさずにおく罪は、そのまま残るであろう」。

20:24
 十二弟子のひとりで、デドモと呼ばれているトマスは、イエスがこられたとき、彼らと一緒にいなかった。

20:25
 ほかの弟子たちが、彼に「わたしたちは主にお目にかかった」と言うと、トマスは彼らに言った、「わたしは、その手に釘あとを見、わたしの指をその釘あとにさし入れ、また、わたしの手をそのわきにさし入れてみなければ、決して信じない」。

20:26
 八日ののち、イエスの弟子たちはまた家の内におり、トマスも一緒にいた。戸はみな閉ざされていたが、イエスがはいってこられ、中に立って「安かれ」と言われた。

20:27
 それからトマスに言われた、「あなたの指をここにつけて、わたしの手を見なさい。手をのばしてわたしのわきにさし入れてみなさい。信じない者にならないで、信じる者になりなさい」。

20:28
 トマスはイエスに答えて言った、「わが主よ、わが神よ」。

20:29
 イエスは彼に言われた、「あなたはわたしを見たので信じたのか。見ないで信ずる者は、さいわいである」。

20:30
 イエスは、この書に書かれていないしるしを、ほかにも多く、弟子たちの前で行われた。

20:31
 しかし、これらのことを書いたのは、あなたがたがイエスは神の子キリストであると信じるためであり、また、そう信じて、イエスの名によって命を得るためである。

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<今日の『み言葉』>

み言葉の朗読を聴こう!(新共同訳)
(ヨハネによる福音 20:19-31)
http://www.donboscojp.org/sdblogos/images/sc5_52_3.mp3

<福音のヒント>
(ヨハネによる福音 20:19-31)
http://fukuinhint.blog.fc2.com/blog-entry-935.html

<こうじ神父 今週の説教>
(ヨハネによる福音 20:19-31)
http://blog.goo.ne.jp/knkouji/

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(使徒行伝 5:12-16)

5:12
 そのころ、多くのしるしと奇跡とが、次々に使徒たちの手により人々の中で行われた。そして、一同は心を一つにして、ソロモンの廊に集まっていた。

5:13
 ほかの者たちは、だれひとり、その交わりに入ろうとはしなかったが、民衆は彼らを尊敬していた。

5:14
 しかし、主を信じて仲間に加わる者が、男女とも、ますます多くなってきた。

5:15
 ついには、病人を大通りに運び出し、寝台や寝床の上に置いて、ペテロが通るとき、彼の影なりと、そのうちのだれかにかかるようにしたほどであった。

5:16
 またエルサレム附近の町々からも、大ぜいの人が、病人や汚れた霊に苦しめられている人たちを引き連れて、集まってきたが、その全部の者が、ひとり残らずいやされた。


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(ヨハネの黙示録 1:9-11a, 12-13, 17-19)

1:9
 あなたがたの兄弟であり、共にイエスの苦難と御国と忍耐とにあずかっている、わたしヨハネは、神の言とイエスのあかしとのゆえに、パトモスという島にいた。

1:10
 ところが、わたしは、主の日に御霊に感じた。そして、わたしのうしろの方で、ラッパのような大きな声がするのを聞いた。

1:11a
 その声はこう言った、「あなたが見ていることを書きものにして、・・・七つの教会に送りなさい」。

1:12
 そこでわたしは、わたしに呼びかけたその声を見ようとしてふりむいた。ふりむくと、七つの金の燭台が目についた。

1:13
 それらの燭台の間に、足までたれた上着を着、胸に金の帯をしめている人の子のような者がいた。

1:17
 わたしは彼を見たとき、その足もとに倒れて死人のようになった。すると、彼は右手をわたしの上において言った、「恐れるな。わたしは初めであり、終りであり、

1:18
 また、生きている者である。わたしは死んだことはあるが、見よ、世々限りなく生きている者である。そして、死と黄泉とのかぎを持っている。

1:19
 そこで、あなたの見たこと、現在のこと、今後起ろうとすることを、書きとめなさい。


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†主の平安

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* 口語訳聖書
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☆ 日本聖書協会 聖書本文検索
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 Today's Bible story *

April 24, 2022

Have a good day!

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Second Sunday of Easter
Sunday of Divine Mercy

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Gospel :John 20:19-31

19 When therefore it was evening, on that day, the first day of the week, and when the doors were locked where the disciples were assembled, for fear of the Jews, Jesus came and stood in the middle, and said to them, “Peace be to you.”

20 When he had said this, he showed them his hands and his side. The disciples therefore were glad when they saw the Lord.

21 Jesus therefore said to them again, “Peace be to you. As the Father has sent me, even so I send you.”

22 When he had said this, he breathed on them, and said to them, “Receive the Holy Spirit!

23 If you forgive anyone’s sins, they have been forgiven them. If you retain anyone’s sins, they have been retained.”

24 But Thomas, one of the twelve, called Didymus, wasn’t with them when Jesus came.

25 The other disciples therefore said to him, “We have seen the Lord!”
But he said to them, “Unless I see in his hands the print of the nails, put my finger into the print of the nails, and put my hand into his side, I will not believe.”

26 After eight days again his disciples were inside, and Thomas was with them. Jesus came, the doors being locked, and stood in the middle, and said, “Peace be to you.”

27 Then he said to Thomas, “Reach here your finger, and see my hands. Reach here your hand, and put it into my side. Don’t be unbelieving, but believing.”

28 Thomas answered him, “My Lord and my God!”

29 Jesus said to him, “Because you have seen me, you have believed. Blessed are those who have not seen, and have believed.”

30 Therefore Jesus did many other signs in the presence of his disciples, which are not written in this book;

31 but these are written, that you may believe that Jesus is the Christ, the Son of God, and that believing you may have life in his name.

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Acts 5:12-16

12 By the hands of the apostles many signs and wonders were done amongst the people. They were all with one accord in Solomon’s porch.

13 None of the rest dared to join them, however the people honoured them.

14 More believers were added to the Lord, multitudes of both men and women.

15 They even carried out the sick into the streets, and laid them on cots and mattresses, so that as Peter came by, at the least his shadow might overshadow some of them.

16 The multitude also came together from the cities around Jerusalem, bringing sick people, and those who were tormented by unclean spirits: and they were all healed.

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Revelation 1:9-11a, 12-13, 17-19

1 This is the Revelation of Jesus Christ, which God gave him to show to his servants the things which must happen soon, which he sent and made known by his angel to his servant, John,

2 who testified to God’s word, and of the testimony of Jesus Christ, about everything that he saw.

3 Blessed is he who reads and those who hear the words of the prophecy, and keep the things that are written in it, for the time is at hand.

4 John, to the seven assemblies that are in Asia: Grace to you and peace, from God, who is and who was and who is to come; and from the seven Spirits who are before his throne;

5 and from Jesus Christ, the faithful witness, the firstborn of the dead, and the ruler of the kings of the earth. To him who loves us, and washed us from our sins by his blood;

6 and he made us to be a Kingdom, priests to his God and Father; to him be the glory and the dominion forever and ever. Amen.

7 Behold, he is coming with the clouds, and every eye will see him, including those who pierced him. All the tribes of the earth will mourn over him. Even so, Amen.

8 “I am the Alpha and the Omega,” says the Lord God, “who is and who was and who is to come, the Almighty.”

9 I John, your brother and partner with you in the oppression, Kingdom, and perseverance in Christ Jesus, was on the isle that is called Patmos because of God’s Word and the testimony of Jesus Christ.

10 I was in the Spirit on the Lord’s day, and I heard behind me a loud voice, like a trumpet

11a saying, “What you see, write in a book and send to the seven assemblies:

12 I turned to see the voice that spoke with me. Having turned, I saw seven golden lamp stands.

13 And amongst the lamp stands was one like a son of man,? clothed with a robe reaching down to his feet, and with a golden sash around his chest.

17 When I saw him, I fell at his feet like a dead man.
He laid his right hand on me, saying, “Don’t be afraid. I am the first and the last,

18 and the Living one. I was dead, and behold, I am alive forever more. Amen. I have the keys of Death and of Hades.

19 Write therefore the things which you have seen, and the things which are, and the things which will happen hereafter;

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* The World English Bible
http://ebible.org/web/

◇ April 24, 2022 USCCB Daily Mass Readings
https://bible.usccb.org/podcasts/audio/2022-04-24-usccb-daily-mass-readings

◇ Daily Readings April 24, 2022
https://bible.usccb.org/bible/readings/042422.cfm

◇ Abiding Radio Instrumental
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◇ Today's Bible Story
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2022年04月23日

 Kyohno Seisho Monogatari (s)

良い一日を過ごしてください!

復活の土曜日

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<今日の聖書物語 *>

(マルコによる福音 16:9-15)

 〔週の初めの日の朝早く、イエスはよみがえって、まずマグダラのマリヤに御自身をあらわされた。イエスは以前に、この女から七つの悪霊を追い出されたことがある。

 マリヤは、イエスと一緒にいた人々が泣き悲しんでいる所に行って、それを知らせた。

 彼らは、イエスが生きておられる事と、彼女に御自身をあらわされた事とを聞いたが、信じなかった。

 この後、そのうちのふたりが、いなかの方へ歩いていると、イエスはちがった姿で御自身をあらわされた。

 このふたりも、ほかの人々の所に行って話したが、彼らはその話を信じなかった。

 その後、イエスは十一弟子が食卓についているところに現れ、彼らの不信仰と、心のかたくななことをお責めになった。彼らは、よみがえられたイエスを見た人々の言うことを、信じなかったからである。

 そして彼らに言われた、「全世界に出て行って、すべての造られたものに福音を宣べ伝えよ。

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<今日の『み言葉』>

み言葉の朗読を聴こう!(新共同訳)
(マルコによる福音 16:9-15)
http://www.donboscojp.org/sdblogos/images/sc4_127_1.mp3

み言葉について
(マルコによる福音 16:9-15)

 今日の福音では「信じなかった」という言葉が三回も用いられています。

マルコが指摘したいわゆる「弟子たちの不信仰」は私たち自身の姿でもあります。

私たちは弟子たちと同じように心がかたくなになりがちです。

それがイエスへ信頼することができなかったり、周囲の人に心を開くことができなかったりということにつながっていきます。

しかし、同時に今日の福音ではこのかたくなで不信仰な弟子たちに「全世界へ行って、すべての造られたものに福音を宣べ伝えなさい」と言われます。

それは同じく不信仰でかたくなな私たち一人ひとりにイエスが語りかけておられる言葉であると思います。

私たちは自分の弱さを常に謙虚に認め、「私たちの心を開かせて下さい」と祈る姿勢と、イエスがこんな私たちを使って現代社会の中で働かれるという感謝と喜びをもって今日という一日を過ごしていきたいと思います。

hiro

http://www.donboscojp.org/sdblogos/C4_97.htm#127
より転載

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†主の平安

☆ (BGM) Abiding Radio Instrumental
https://www.abidingradio.org/radio/instrumental

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 Kyohno Seisho Monogatari

良い一日を過ごしてください!

復活の土曜日

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<今日の聖書物語 *>

(マルコによる福音 16:9-15)

〔16:9
 週の初めの日の朝早く、イエスはよみがえって、まずマグダラのマリヤに御自身をあらわされた。イエスは以前に、この女から七つの悪霊を追い出されたことがある。

16:10
 マリヤは、イエスと一緒にいた人々が泣き悲しんでいる所に行って、それを知らせた。

16:11
 彼らは、イエスが生きておられる事と、彼女に御自身をあらわされた事とを聞いたが、信じなかった。

16:12
 この後、そのうちのふたりが、いなかの方へ歩いていると、イエスはちがった姿で御自身をあらわされた。

16:13
 このふたりも、ほかの人々の所に行って話したが、彼らはその話を信じなかった。

16:14
 その後、イエスは十一弟子が食卓についているところに現れ、彼らの不信仰と、心のかたくななことをお責めになった。彼らは、よみがえられたイエスを見た人々の言うことを、信じなかったからである。

16:15
 そして彼らに言われた、「全世界に出て行って、すべての造られたものに福音を宣べ伝えよ。

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<今日の『み言葉』>

み言葉の朗読を聴こう!(新共同訳)
(マルコによる福音 16:9-15)
http://www.donboscojp.org/sdblogos/images/sc4_127_1.mp3

み言葉について
(マルコによる福音 16:9-15)

 今日の福音では「信じなかった」という言葉が三回も用いられています。

マルコが指摘したいわゆる「弟子たちの不信仰」は私たち自身の姿でもあります。

私たちは弟子たちと同じように心がかたくなになりがちです。

それがイエスへ信頼することができなかったり、周囲の人に心を開くことができなかったりということにつながっていきます。

しかし、同時に今日の福音ではこのかたくなで不信仰な弟子たちに「全世界へ行って、すべての造られたものに福音を宣べ伝えなさい」と言われます。

それは同じく不信仰でかたくなな私たち一人ひとりにイエスが語りかけておられる言葉であると思います。

私たちは自分の弱さを常に謙虚に認め、「私たちの心を開かせて下さい」と祈る姿勢と、イエスがこんな私たちを使って現代社会の中で働かれるという感謝と喜びをもって今日という一日を過ごしていきたいと思います。

hiro

http://www.donboscojp.org/sdblogos/C4_97.htm#127
より転載

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(使徒行伝 4:13-21)

4:13
 人々はペテロとヨハネとの大胆な話しぶりを見、また同時に、ふたりが無学な、ただの人たちであることを知って、不思議に思った。そして彼らがイエスと共にいた者であることを認め、

4:14
 かつ、彼らにいやされた者がそのそばに立っているのを見ては、まったく返す言葉がなかった。

4:15
 そこで、ふたりに議会から退場するように命じてから、互に協議をつづけて

4:16
 言った、「あの人たちを、どうしたらよかろうか。彼らによって著しいしるしが行われたことは、エルサレムの住民全体に知れわたっているので、否定しようもない。

4:17
 ただ、これ以上このことが民衆の間にひろまらないように、今後はこの名によって、いっさいだれにも語ってはいけないと、おどしてやろうではないか」。

4:18
 そこで、ふたりを呼び入れて、イエスの名によって語ることも説くことも、いっさい相成らぬと言いわたした。

4:19
 ペテロとヨハネとは、これに対して言った、「神に聞き従うよりも、あなたがたに聞き従う方が、神の前に正しいかどうか、判断してもらいたい。

4:20
 わたしたちとしては、自分の見たこと聞いたことを、語らないわけにはいかない」。

4:21
 そこで、彼らはふたりを更におどしたうえ、ゆるしてやった。みんなの者が、この出来事のために、神をあがめていたので、その人々の手前、ふたりを罰するすべがなかったからである。

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†主の平安

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 Today's Bible story *

April 23, 2022

Have a good day!

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Saturday in the Octave of Easter

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Gospel : Mark 16:9-15

9 Now when he had risen early on the first day of the week, he appeared first to Mary Magdalene, from whom he had cast out seven demons.

10 She went and told those who had been with him, as they mourned and wept.

11 When they heard that he was alive, and had been seen by her, they disbelieved.

12 After these things he was revealed in another form to two of them, as they walked, on their way into the country.

13 They went away and told it to the rest. They didn’t believe them, either.

14 Afterward he was revealed to the eleven themselves as they sat at the table, and he rebuked them for their unbelief and hardness of heart, because they didn’t believe those who had seen him after he had risen.

15 He said to them, “Go into all the world, and preach the Good News to the whole creation.

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Acts 4:13-21

13 Now when they saw the boldness of Peter and John, and had perceived that they were unlearned and ignorant men, they marvelled. They recognised that they had been with Jesus.

14 Seeing the man who was healed standing with them, they could say nothing against it.

15 But when they had commanded them to go aside out of the council, they conferred amongst themselves,

16 saying, “What shall we do to these men? Because indeed a notable miracle has been done through them, as can be plainly seen by all who dwell in Jerusalem, and we can’t deny it.

17 But so that this spreads no further amongst the people, let’s threaten them, that from now on they don’t speak to anyone in this name.”

18 They called them, and commanded them not to speak at all nor teach in the name of Jesus.

19 But Peter and John answered them, “Whether it is right in the sight of God to listen to you rather than to God, judge for yourselves,

20 for we can’t help telling the things which we saw and heard.”

21 When they had further threatened them, they let them go, finding no way to punish them, because of the people; for everyone glorified God for that which was done.

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* The World English Bible
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◇ April 23, 2022 USCCB Daily Mass Readings
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2022年04月22日

 Kyohno Seisho Monogatari (s)

良い一日を過ごしてください!

復活の金曜日

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<今日の聖書物語 *>

(ヨハネによる福音 21:1-14)

 そののち、イエスはテベリヤの海べで、ご自身をまた弟子たちにあらわされた。そのあらわされた次第は、こうである。

 シモン・ペテロが、デドモと呼ばれているトマス、ガリラヤのカナのナタナエル、ゼベダイの子らや、ほかのふたりの弟子たちと一緒にいた時のことである。

 シモン・ペテロは彼らに「わたしは漁に行くのだ」と言うと、彼らは「わたしたちも一緒に行こう」と言った。彼らは出て行って舟に乗った。しかし、その夜はなんの獲物もなかった。

 夜が明けたころ、イエスが岸に立っておられた。しかし弟子たちはそれがイエスだとは知らなかった。

 イエスは彼らに言われた、「子たちよ、何か食べるものがあるか」。彼らは「ありません」と答えた。

 すると、イエスは彼らに言われた、「舟の右の方に網をおろして見なさい。そうすれば、何かとれるだろう」。彼らは網をおろすと、魚が多くとれたので、それを引き上げることができなかった。

 イエスの愛しておられた弟子が、ペテロに「あれは主だ」と言った。シモン・ペテロは主であると聞いて、裸になっていたため、上着をまとって海にとびこんだ。

 しかし、ほかの弟子たちは舟に乗ったまま、魚のはいっている網を引きながら帰って行った。陸からはあまり遠くない五十間ほどの所にいたからである。

 彼らが陸に上って見ると、炭火がおこしてあって、その上に魚がのせてあり、またそこにパンがあった。

 イエスは彼らに言われた、「今とった魚を少し持ってきなさい」。

 シモン・ペテロが行って、網を陸へ引き上げると、百五十三びきの大きな魚でいっぱいになっていた。そんなに多かったが、網はさけないでいた。

 イエスは彼らに言われた、「さあ、朝の食事をしなさい」。弟子たちは、主であることがわかっていたので、だれも「あなたはどなたですか」と進んで尋ねる者がなかった。

 イエスはそこにきて、パンをとり彼らに与え、また魚も同じようにされた。

 イエスが死人の中からよみがえったのち、弟子たちにあらわれたのは、これで既に三度目である。

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<今日の『み言葉』>

み言葉の朗読を聴こう!(新共同訳)
(ヨハネによる福音 21:1-14)
http://www.donboscojp.org/sdblogos/images/sc4_126_1.mp3

み言葉について
(ヨハネによる福音 21:1-14)

 今日のみことばは復活されたイエス様との出会いを伝えています。

弟子たちは故郷ガリラヤに帰り、日常の営み、漁に出ます。イエス様との宣教生活のため、腕が鈍ったのか、イエス様なしで仕事をしたためか、その日は収穫なしで漁を終えようとします。

そのとき、岸の方から「舟の右側に網を打て」という声を聞き、その通りにすると、大漁の恵みを受けます。そのとき、かつてあった同じような出来事を思い出したヨハネが「主だ!」とペトロに伝えます。

ペトロはすぐに服を着て、飛び込み、泳いで岸へ向います。愛する者の感覚は鋭く、識別し、行動します。ヨハネは大漁にイエスを見、ペトロはイエス様に逢うため、すばやく行動します。

 さて、岸で待っておられるイエスに目を留めましょう。

炭火を起こし、小魚を焼き、パンを準備して、労をねぎらうイエス様がおられます。このやさしさを日々の営みで実践することが、復活の喜びを生きることになると教えてくれます。
 
 イエス様が準備してくださるパン、御聖体をいただく者は、ヨハネのようにイエス様を識別する力を、また、ペトロのようにすばやく行動する力を身につけ、日々かかわる人に優しさを配ることが求められます。

国松

http://www.donboscojp.org/sdblogos/C4_96.htm#126
より転載

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†主の平安

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復活の金曜日

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<今日の聖書物語 *>

(ヨハネによる福音 21:1-14)

21:1
 そののち、イエスはテベリヤの海べで、ご自身をまた弟子たちにあらわされた。そのあらわされた次第は、こうである。

21:2
 シモン・ペテロが、デドモと呼ばれているトマス、ガリラヤのカナのナタナエル、ゼベダイの子らや、ほかのふたりの弟子たちと一緒にいた時のことである。

21:3
 シモン・ペテロは彼らに「わたしは漁に行くのだ」と言うと、彼らは「わたしたちも一緒に行こう」と言った。彼らは出て行って舟に乗った。しかし、その夜はなんの獲物もなかった。

21:4
 夜が明けたころ、イエスが岸に立っておられた。しかし弟子たちはそれがイエスだとは知らなかった。

21:5
 イエスは彼らに言われた、「子たちよ、何か食べるものがあるか」。彼らは「ありません」と答えた。

21:6
 すると、イエスは彼らに言われた、「舟の右の方に網をおろして見なさい。そうすれば、何かとれるだろう」。彼らは網をおろすと、魚が多くとれたので、それを引き上げることができなかった。

21:7
 イエスの愛しておられた弟子が、ペテロに「あれは主だ」と言った。シモン・ペテロは主であると聞いて、裸になっていたため、上着をまとって海にとびこんだ。

21:8
 しかし、ほかの弟子たちは舟に乗ったまま、魚のはいっている網を引きながら帰って行った。陸からはあまり遠くない五十間ほどの所にいたからである。

21:9
 彼らが陸に上って見ると、炭火がおこしてあって、その上に魚がのせてあり、またそこにパンがあった。

21:10
 イエスは彼らに言われた、「今とった魚を少し持ってきなさい」。

21:11
 シモン・ペテロが行って、網を陸へ引き上げると、百五十三びきの大きな魚でいっぱいになっていた。そんなに多かったが、網はさけないでいた。

21:12
 イエスは彼らに言われた、「さあ、朝の食事をしなさい」。弟子たちは、主であることがわかっていたので、だれも「あなたはどなたですか」と進んで尋ねる者がなかった。

21:13
 イエスはそこにきて、パンをとり彼らに与え、また魚も同じようにされた。

21:14
 イエスが死人の中からよみがえったのち、弟子たちにあらわれたのは、これで既に三度目である。

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<今日の『み言葉』>

み言葉の朗読を聴こう!(新共同訳)
(ヨハネによる福音 21:1-14)
http://www.donboscojp.org/sdblogos/images/sc4_126_1.mp3

み言葉について
(ヨハネによる福音 21:1-14)

 今日のみことばは復活されたイエス様との出会いを伝えています。

弟子たちは故郷ガリラヤに帰り、日常の営み、漁に出ます。イエス様との宣教生活のため、腕が鈍ったのか、イエス様なしで仕事をしたためか、その日は収穫なしで漁を終えようとします。

そのとき、岸の方から「舟の右側に網を打て」という声を聞き、その通りにすると、大漁の恵みを受けます。そのとき、かつてあった同じような出来事を思い出したヨハネが「主だ!」とペトロに伝えます。

ペトロはすぐに服を着て、飛び込み、泳いで岸へ向います。愛する者の感覚は鋭く、識別し、行動します。ヨハネは大漁にイエスを見、ペトロはイエス様に逢うため、すばやく行動します。

 さて、岸で待っておられるイエスに目を留めましょう。

炭火を起こし、小魚を焼き、パンを準備して、労をねぎらうイエス様がおられます。このやさしさを日々の営みで実践することが、復活の喜びを生きることになると教えてくれます。
 
 イエス様が準備してくださるパン、御聖体をいただく者は、ヨハネのようにイエス様を識別する力を、また、ペトロのようにすばやく行動する力を身につけ、日々かかわる人に優しさを配ることが求められます。

国松

http://www.donboscojp.org/sdblogos/C4_96.htm#126
より転載

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(使徒行伝 4:1-12)

4:1
 彼らが人々にこのように語っているあいだに、祭司たち、宮守がしら、サドカイ人たちが近寄ってきて、

4:2
 彼らが人々に教を説き、イエス自身に起った死人の復活を宣伝しているのに気をいら立て、

4:3
 彼らに手をかけて捕え、はや日が暮れていたので、翌朝まで留置しておいた。

4:4
 しかし、彼らの話を聞いた多くの人たちは信じた。そして、その男の数が五千人ほどになった。

4:5
 明くる日、役人、長老、律法学者たちが、エルサレムに召集された。

4:6
 大祭司アンナスをはじめ、カヤパ、ヨハネ、アレキサンデル、そのほか大祭司の一族もみな集まった。

4:7
 そして、そのまん中に使徒たちを立たせて尋問した、「あなたがたは、いったい、なんの権威、また、だれの名によって、このことをしたのか」。

4:8
 その時、ペテロが聖霊に満たされて言った、「民の役人たち、ならびに長老たちよ、

4:9
 わたしたちが、きょう、取調べを受けているのは、病人に対してした良いわざについてであり、この人がどうしていやされたかについてであるなら、

4:10
 あなたがたご一同も、またイスラエルの人々全体も、知っていてもらいたい。この人が元気になってみんなの前に立っているのは、ひとえに、あなたがたが十字架につけて殺したのを、神が死人の中からよみがえらせたナザレ人イエス・キリストの御名によるのである。

4:11
 このイエスこそは『あなたがた家造りらに捨てられたが、隅のかしら石となった石』なのである。

4:12
 この人による以外に救はない。わたしたちを救いうる名は、これを別にしては、天下のだれにも与えられていないからである」。

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†主の平安

☆ (BGM) Abiding Radio Instrumental
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 Today's Bible story *

April 22, 2022

Have a good day!

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Friday in the Octave of Easter

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Gospel : John 21:1-14

1 After these things, Jesus revealed himself again to the disciples at the sea of Tiberias. He revealed himself this way.

2 Simon Peter, Thomas called Didymus, Nathanael of Cana in Galilee, and the sons of Zebedee, and two others of his disciples were together.

3 Simon Peter said to them, “I’m going fishing.”
They told him, “We are also coming with you.” They immediately went out, and entered into the boat. That night, they caught nothing.

4 But when day had already come, Jesus stood on the beach, yet the disciples didn’t know that it was Jesus.

5 Jesus therefore said to them, “Children, have you anything to eat?”
They answered him, “No.”

6 He said to them, “Cast the net on the right side of the boat, and you will find some.”
They cast it therefore, and now they weren’t able to draw it in for the multitude of fish.

7 That disciple therefore whom Jesus loved said to Peter, “It’s the Lord!”
So when Simon Peter heard that it was the Lord, he wrapped his coat around him (for he was naked), and threw himself into the sea.

8 But the other disciples came in the little boat (for they were not far from the land, but about two hundred cubits away), dragging the net full of fish.

9 So when they got out on the land, they saw a fire of coals there, and fish laid on it, and bread.

10 Jesus said to them, “Bring some of the fish which you have just caught.”

11 Simon Peter went up, and drew the net to land, full of great fish, one hundred and fifty-three; and even though there were so many, the net wasn’t torn.

12 Jesus said to them, “Come and eat breakfast.”
None of the disciples dared enquire of him, “Who are you?” knowing that it was the Lord.

13 Then Jesus came and took the bread, gave it to them, and the fish likewise.

14 This is now the third time that Jesus was revealed to his disciples, after he had risen from the dead.

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Acts 4:1-12

1 As they spoke to the people, the priests and the captain of the temple and the Sadducees came to them,

2 being upset because they taught the people and proclaimed in Jesus the resurrection from the dead.

3 They laid hands on them, and put them in custody until the next day, for it was now evening.

4 But many of those who heard the word believed, and the number of the men came to be about five thousand.

5 In the morning, their rulers, elders, and scribes were gathered together in Jerusalem.

6 Annas the high priest was there, with Caiaphas, John, Alexander, and as many as were relatives of the high priest.

7 When they had stood them in the middle of them, they enquired, “By what power, or in what name, have you done this?”

8 Then Peter, filled with the Holy Spirit, said to them, “You rulers of the people, and elders of Israel,

9 if we are examined today concerning a good deed done to a crippled man, by what means this man has been healed,

10 be it known to you all, and to all the people of Israel, that in the name of Jesus Christ of Nazareth, whom you crucified, whom God raised from the dead, in him does this man stand here before you whole.

11 He is ‘the stone which was regarded as worthless by you, the builders, which has become the head of the corner.’

12 There is salvation in none other, for neither is there any other name under heaven, that is given amongst men, by which we must be saved!”

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* The World English Bible
http://ebible.org/web/

◇ April 22, 2022 USCCB Daily Mass Readings
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2022年04月21日

 Kyohno Seisho Monogatari (s)

良い一日を過ごしてください!

復活の木曜日

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<今日の聖書物語 *>

(ルカによる福音 24:35-48)

 そこでふたりの者は、途中であったことや、パンをおさきになる様子でイエスだとわかったことなどを話した。

 こう話していると、イエスが彼らの中にお立ちになった。〔そして「やすかれ」と言われた。〕

 彼らは恐れ驚いて、霊を見ているのだと思った。

 そこでイエスが言われた、「なぜおじ惑っているのか。どうして心に疑いを起すのか。

 わたしの手や足を見なさい。まさしくわたしなのだ。さわって見なさい。霊には肉や骨はないが、あなたがたが見るとおり、わたしにはあるのだ」。

 〔こう言って、手と足とをお見せになった。〕

 彼らは喜びのあまり、まだ信じられないで不思議に思っていると、イエスが「ここに何か食物があるか」と言われた。

 彼らが焼いた魚の一きれをさしあげると、

 イエスはそれを取って、みんなの前で食べられた。

 それから彼らに対して言われた、「わたしが以前あなたがたと一緒にいた時分に話して聞かせた言葉は、こうであった。すなわち、モーセの律法と預言書と詩篇とに、わたしについて書いてあることは、必ずことごとく成就する」。

 そこでイエスは、聖書を悟らせるために彼らの心を開いて

 言われた、「こう、しるしてある。キリストは苦しみを受けて、三日目に死人の中からよみがえる。

 そして、その名によって罪のゆるしを得させる悔改めが、エルサレムからはじまって、もろもろの国民に宣べ伝えられる。 24:48あなたがたは、これらの事の証人である。

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<今日の『み言葉』>

み言葉の朗読を聴こう!(新共同訳)
(ルカによる福音 24:35-48)
http://www.donboscojp.org/sdblogos/images/sc4_124_1.mp3

み言葉について
(ルカによる福音 24:35-48)

 エマオに向かう二人の弟子は道で一人の旅人に出会う。二人は、彼から聖書の言葉を聞くとき心が燃え始め、パンを割いて渡されたとき、目が開けて、旅人がイエスだと分かった。

二人は時を移さずエルサレムに引き返し、弟子たちの集まっているところに戻る。「先生は生きておられる」、これが二人の第一声だった。

けれども弟子たちは半信半疑だった。

そこへイエスが現れて「あなたたちに平安があるように」と言われる。

喜びのあまりまだ信じきれない彼らに、イエスは焼いた魚を食べてみせられて、彼らを納得させられた。
 
 イエスは弟子たちの心を開いたうえで、「あなたたちは全世界に行って、私の復活の証人となりなさい」と仰せになった。

これはイエスの弟子たちへの命令である。この言葉を受けて、弟子たちは世界に福音を告げに散っていったのである。

彼らの宣教のお陰で、今日、私たちも信仰の恵みをいただいている。

 ところでイエスの命令は使徒にだけ向けられたのではない。

そこにはクレオパともう一人の弟子もいた。

聖地にエマオと呼ばれる教会があるが、そこの壁画に、この出現の物語が描かれている。

よく見るともう一人の弟子は女性である。

イエスを家に迎え入れたと書かれているから、この二人は夫婦であったかも知れない。

それはともかくとしてイエスの宣教の命令は、司教・司祭だけでなく、すべての信徒に向けられている。

これは信徒の役割についての貴重な資料である。

耿介sdb

http://www.donboscojp.org/sdblogos/C4_95.htm#124
より転載

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†主の平安

☆ (BGM) Abiding Radio Instrumental
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 Kyohno Seisho Monogatari

良い一日を過ごしてください!

復活の木曜日

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<今日の聖書物語 *>

(ルカによる福音 24:35-48)

24:35
 そこでふたりの者は、途中であったことや、パンをおさきになる様子でイエスだとわかったことなどを話した。

24:36
 こう話していると、イエスが彼らの中にお立ちになった。〔そして「やすかれ」と言われた。〕

24:37
 彼らは恐れ驚いて、霊を見ているのだと思った。

24:38
 そこでイエスが言われた、「なぜおじ惑っているのか。どうして心に疑いを起すのか。

24:39
 わたしの手や足を見なさい。まさしくわたしなのだ。さわって見なさい。霊には肉や骨はないが、あなたがたが見るとおり、わたしにはあるのだ」。

〔 24:40
 こう言って、手と足とをお見せになった。〕

24:41
 彼らは喜びのあまり、まだ信じられないで不思議に思っていると、イエスが「ここに何か食物があるか」と言われた。

24:42
 彼らが焼いた魚の一きれをさしあげると、

24:43
 イエスはそれを取って、みんなの前で食べられた。

24:44
 それから彼らに対して言われた、「わたしが以前あなたがたと一緒にいた時分に話して聞かせた言葉は、こうであった。すなわち、モーセの律法と預言書と詩篇とに、わたしについて書いてあることは、必ずことごとく成就する」。

24:45
 そこでイエスは、聖書を悟らせるために彼らの心を開いて

24:46
 言われた、「こう、しるしてある。キリストは苦しみを受けて、三日目に死人の中からよみがえる。

24:47
 そして、その名によって罪のゆるしを得させる悔改めが、エルサレムからはじまって、もろもろの国民に宣べ伝えられる。 24:48あなたがたは、これらの事の証人である。

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<今日の『み言葉』>

み言葉の朗読を聴こう!(新共同訳)
(ルカによる福音 24:35-48)
http://www.donboscojp.org/sdblogos/images/sc4_124_1.mp3

み言葉について
(ルカによる福音 24:35-48)

 エマオに向かう二人の弟子は道で一人の旅人に出会う。二人は、彼から聖書の言葉を聞くとき心が燃え始め、パンを割いて渡されたとき、目が開けて、旅人がイエスだと分かった。

二人は時を移さずエルサレムに引き返し、弟子たちの集まっているところに戻る。「先生は生きておられる」、これが二人の第一声だった。

けれども弟子たちは半信半疑だった。

そこへイエスが現れて「あなたたちに平安があるように」と言われる。

喜びのあまりまだ信じきれない彼らに、イエスは焼いた魚を食べてみせられて、彼らを納得させられた。
 
 イエスは弟子たちの心を開いたうえで、「あなたたちは全世界に行って、私の復活の証人となりなさい」と仰せになった。

これはイエスの弟子たちへの命令である。この言葉を受けて、弟子たちは世界に福音を告げに散っていったのである。

彼らの宣教のお陰で、今日、私たちも信仰の恵みをいただいている。

 ところでイエスの命令は使徒にだけ向けられたのではない。

そこにはクレオパともう一人の弟子もいた。

聖地にエマオと呼ばれる教会があるが、そこの壁画に、この出現の物語が描かれている。

よく見るともう一人の弟子は女性である。

イエスを家に迎え入れたと書かれているから、この二人は夫婦であったかも知れない。

それはともかくとしてイエスの宣教の命令は、司教・司祭だけでなく、すべての信徒に向けられている。

これは信徒の役割についての貴重な資料である。

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(使徒行伝 3:11-26)

3:11
 彼がなおもペテロとヨハネとにつきまとっているとき、人々は皆ひどく驚いて、「ソロモンの廊」と呼ばれる柱廊にいた彼らのところに駆け集まってきた。

3:12
 ペテロはこれを見て、人々にむかって言った、「イスラエルの人たちよ、なぜこの事を不思議に思うのか。また、わたしたちが自分の力や信心で、あの人を歩かせたかのように、なぜわたしたちを見つめているのか。

3:13
 アブラハム、イサク、ヤコブの神、わたしたちの先祖の神は、その僕イエスに栄光を賜わったのであるが、あなたがたは、このイエスを引き渡し、ピラトがゆるすことに決めていたのに、それを彼の面前で拒んだ。

3:14
 あなたがたは、この聖なる正しいかたを拒んで、人殺しの男をゆるすように要求し、

3:15
 いのちの君を殺してしまった。しかし、神はこのイエスを死人の中から、よみがえらせた。わたしたちは、その事の証人である。

3:16
 そして、イエスの名が、それを信じる信仰のゆえに、あなたがたのいま見て知っているこの人を、強くしたのであり、イエスによる信仰が、彼をあなたがた一同の前で、このとおり完全にいやしたのである。

3:17
 さて、兄弟たちよ、あなたがたは知らずにあのような事をしたのであり、あなたがたの指導者たちとても同様であったことは、わたしにわかっている。

3:18
 神はあらゆる預言者の口をとおして、キリストの受難を予告しておられたが、それをこのように成就なさったのである。

3:19
 だから、自分の罪をぬぐい去っていただくために、悔い改めて本心に立ちかえりなさい。

3:20
 それは、主のみ前から慰めの時がきて、あなたがたのためにあらかじめ定めてあったキリストなるイエスを、神がつかわして下さるためである。

3:21
 このイエスは、神が聖なる預言者たちの口をとおして、昔から預言しておられた万物更新の時まで、天にとどめておかれねばならなかった。

3:22
 モーセは言った、『主なる神は、わたしをお立てになったように、あなたがたの兄弟の中から、ひとりの預言者をお立てになるであろう。その預言者があなたがたに語ることには、ことごとく聞きしたがいなさい。

3:23
 彼に聞きしたがわない者は、みな民の中から滅ぼし去られるであろう』。

3:24
 サムエルをはじめ、その後つづいて語ったほどの預言者はみな、この時のことを予告した。

3:25
 あなたがたは預言者の子であり、神があなたがたの先祖たちと結ばれた契約の子である。神はアブラハムに対して、『地上の諸民族は、あなたの子孫によって祝福を受けるであろう』と仰せられた。

3:26
 神がまずあなたがたのために、その僕を立てて、おつかわしになったのは、あなたがたひとりびとりを、悪から立ちかえらせて、祝福にあずからせるためなのである」。

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†主の平安

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* 口語訳聖書
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 Today's Bible story *

April 21, 2022

Have a good day!

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Acts 3:11-26

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Gospel : Luke 24:35-48

35 They related the things that happened along the way, and how he was recognised by them in the breaking of the bread.

36 As they said these things, Jesus himself stood amongst them, and said to them, “Peace be to you.”

37 But they were terrified and filled with fear, and supposed that they had seen a spirit.

38 He said to them, “Why are you troubled? Why do doubts arise in your hearts?

39 See my hands and my feet, that it is truly me. Touch me and see, for a spirit doesn’t have flesh and bones, as you see that I have.”

40 When he had said this, he showed them his hands and his feet.

41 While they still didn’t believe for joy, and wondered, he said to them, “Do you have anything here to eat?”

42 They gave him a piece of a broiled fish and some honeycomb.

43 He took them, and ate in front of them.

44 He said to them, “This is what I told you, while I was still with you, that all things which are written in the law of Moses, the prophets, and the psalms, concerning me must be fulfilled.”

45 Then he opened their minds, that they might understand the Scriptures.

46 He said to them, “Thus it is written, and thus it was necessary for the Christ to suffer and to rise from the dead the third day,

47 and that repentance and remission of sins should be preached in his name to all the nations, beginning at Jerusalem.

48 You are witnesses of these things.

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Acts 3:11-26

11 As the lame man who was healed held on to Peter and John, all the people ran together to them in the porch that is called Solomon’s, greatly wondering.

12 When Peter saw it, he responded to the people, “You men of Israel, why do you marvel at this man? Why do you fasten your eyes on us, as though by our own power or godliness we had made him walk?

13 The God of Abraham, Isaac, and Jacob, the God of our fathers, has glorified his Servant Jesus, whom you delivered up, and denied in the presence of Pilate, when he had determined to release him.

14 But you denied the Holy and Righteous One, and asked for a murderer to be granted to you,

15 and killed the Prince of life, whom God raised from the dead, to which we are witnesses.

16 By faith in his name, his name has made this man strong, whom you see and know. Yes, the faith which is through him has given him this perfect soundness in the presence of you all.

17 “Now, brothers, I know that you did this in ignorance, as did also your rulers.

18 But the things which God announced by the mouth of all his prophets, that Christ should suffer, he thus fulfilled.

19 “Repent therefore, and turn again, that your sins may be blotted out, so that there may come times of refreshing from the presence of the Lord,

20 and that he may send Christ Jesus, who was ordained for you before,

21 whom heaven must receive until the times of restoration of all things, which God spoke long ago by the mouth of his holy prophets.

22 For Moses indeed said to the fathers, ‘The Lord God will raise up a prophet for you from amongst your brothers, like me. You shall listen to him in all things whatever he says to you.

23 It will be that every soul that will not listen to that prophet will be utterly destroyed from amongst the people.’

24 Yes, and all the prophets from Samuel and those who followed after, as many as have spoken, they also told of these days.

25 You are the children of the prophets, and of the covenant which God made with our fathers, saying to Abraham, ‘In your offspring will all the families of the earth be blessed.’

26 God, having raised up his servant Jesus, sent him to you first to bless you, in turning away every one of you from your wickedness.”

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2022年04月20日

 Kyohno Seisho Monogatari (s)

良い一日を過ごしてください!

復活の水曜日

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<今日の聖書物語 *>

(ルカによる福音 24:13-35)

 この日、ふたりの弟子が、エルサレムから七マイルばかり離れたエマオという村へ行きながら、

 このいっさいの出来事について互に語り合っていた。

 語り合い論じ合っていると、イエスご自身が近づいてきて、彼らと一緒に歩いて行かれた。

 しかし、彼らの目がさえぎられて、イエスを認めることができなかった。

 イエスは彼らに言われた、「歩きながら互に語り合っているその話は、なんのことなのか」。彼らは悲しそうな顔をして立ちどまった。

 そのひとりのクレオパという者が、答えて言った、「あなたはエルサレムに泊まっていながら、あなただけが、この都でこのごろ起ったことをご存じないのですか」。

 「それは、どんなことか」と言われると、彼らは言った、「ナザレのイエスのことです。あのかたは、神とすべての民衆との前で、わざにも言葉にも力ある預言者でしたが、

 祭司長たちや役人たちが、死刑に処するために引き渡し、十字架につけたのです。

 わたしたちは、イスラエルを救うのはこの人であろうと、望みをかけていました。しかもその上に、この事が起ってから、きょうが三日目なのです。

 ところが、わたしたちの仲間である数人の女が、わたしたちを驚かせました。というのは、彼らが朝早く墓に行きますと、

 イエスのからだが見当らないので、帰ってきましたが、そのとき御使が現れて、『イエスは生きておられる』と告げたと申すのです。

 それで、わたしたちの仲間が数人、墓に行って見ますと、果して女たちが言ったとおりで、イエスは見当りませんでした」。

 そこでイエスが言われた、「ああ、愚かで心のにぶいため、預言者たちが説いたすべての事を信じられない者たちよ。

 キリストは必ず、これらの苦難を受けて、その栄光に入るはずではなかったのか」。

 こう言って、モーセやすべての預言者からはじめて、聖書全体にわたり、ご自身についてしるしてある事どもを、説きあかされた。

 それから、彼らは行こうとしていた村に近づいたが、イエスがなお先へ進み行かれる様子であった。

 そこで、しいて引き止めて言った、「わたしたちと一緒にお泊まり下さい。もう夕暮になっており、日もはや傾いています」。イエスは、彼らと共に泊まるために、家にはいられた。

 一緒に食卓につかれたとき、パンを取り、祝福してさき、彼らに渡しておられるうちに、

 彼らの目が開けて、それがイエスであることがわかった。すると、み姿が見えなくなった。

 彼らは互に言った、「道々お話しになったとき、また聖書を説き明してくださったとき、お互の心が内に燃えたではないか」。

 そして、すぐに立ってエルサレムに帰って見ると、十一弟子とその仲間が集まっていて、

 「主は、ほんとうによみがえって、シモンに現れなさった」と言っていた。 24:35そこでふたりの者は、途中であったことや、パンをおさきになる様子でイエスだとわかったことなどを話した。

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<今日の『み言葉』>

み言葉の朗読を聴こう!(新共同訳)
(ルカによる福音 24:13-35)
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み言葉について
(ルカによる福音 24:13-35)

 イエスが亡くなられて三日目の午後、二人の弟子がエルサレムから西へ12キロの所にあるエマオの村へ向う途上での出来事として有名な箇所です。

 マグダラのマリアにしても、エマオに向う弟子たちにしても共通しているのは、彼らは皆、悲嘆にくれ、失望のうちにあるときの目は遮られ、復活したイエスに気付かないということです。

しかし、マリアはイエスから呼びかけられて、またエマオに向う弟子たちはイエスから聖書のみ言葉を聞いた後にパンを割かれた直後、それぞれ目が開かれていきます。

それぞれ神の方から与えられる大きな力を私たち自身が実感したときに、イエスを視覚という感覚器官に頼らなくても、十分にイエスを「信じる」喜びに包まれていくという信仰の証しが、これら二つの物語の出来事が示そうとするメッセージではないでしょうか。

 そしてマリアもエマオへの弟子たちも、復活したイエスに出会った喜びを感じてすぐに、それを伝えずにはいられない状況へと変えられました(=つまり、復活のイエスを宣べ伝えるという派遣の使命に与かったのです)。

聖書のみ言葉を耳にするとき「私たちの心が燃えますように」・・・。そしてパンが割かれ、そのパン(=聖体)を戴くとき、目が開かれて、いつも私と共にいるイエスに気付いていくことが出来ますように・・・。

FR.NAO

http://www.donboscojp.org/sdblogos/C4_94.htm#125
より転載

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†主の平安

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