2024年01月21日

 Kyohno Seisho Monogatari

良い一日を過ごしましょう!

年間第3主日

年間第3主日(神のことばの主日)

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<今日の聖書物語 *>

(マルコによる福音 1:14-20)

1:14
 ヨハネが捕えられた後、イエスはガリラヤに行き、神の福音を宣べ伝えて言われた、

1:15
 「時は満ちた、神の国は近づいた。悔い改めて福音を信ぜよ」。

1:16
 さて、イエスはガリラヤの海べを歩いて行かれ、シモンとシモンの兄弟アンデレとが、海で網を打っているのをごらんになった。彼らは漁師であった。

1:17
 イエスは彼らに言われた、「わたしについてきなさい。あなたがたを、人間をとる漁師にしてあげよう」。

1:18
 すると、彼らはすぐに網を捨てて、イエスに従った。

1:19
 また少し進んで行かれると、ゼベダイの子ヤコブとその兄弟ヨハネとが、舟の中で網を繕っているのをごらんになった。

1:20
 そこで、すぐ彼らをお招きになると、父ゼベダイを雇人たちと一緒に舟において、イエスのあとについて行った。

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<今日の『み言葉』>

み言葉の朗読を聴こう!(新共同訳)
(マルコによる福音 1:14-20)
http://www.donboscojp.org/sdblogos/images/sc9_9_1.mp3

み言葉について
(マルコによる福音 1:14-20)
 http://fukuinhint.blog.fc2.com/blog-entry-1029.html

<こうじ神父 今週の説教>
(マルコによる福音 1:14-20)
http://blog.goo.ne.jp/knkouji/

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(ヨナ書 3:1-5,10)

3:1
 時に主の言葉は再びヨナに臨んで言った、

3:2
 「立って、あの大きな町ニネベに行き、あなたに命じる言葉をこれに伝えよ」。

3:3
 そこでヨナは主の言葉に従い、立って、ニネベに行った。ニネベは非常に大きな町であって、これを行きめぐるには、三日を要するほどであった。

3:4
 ヨナはその町にはいり、初め一日路を行きめぐって呼ばわり、「四十日を経たらニネベは滅びる」と言った。

3:5
 そこでニネベの人々は神を信じ、断食をふれ、大きい者から小さい者まで荒布を着た。

3:10
 神は彼らのなすところ、その悪い道を離れたのを見られ、彼らの上に下そうと言われた災を思いかえして、これをおやめになった。

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(コリント人への第一の手紙 7:29-31)

7:29
 兄弟たちよ。わたしの言うことを聞いてほしい。時は縮まっている。今からは妻のある者はないもののように、

7:30
 泣く者は泣かないもののように、喜ぶ者は喜ばないもののように、買う者は持たないもののように、

7:31
 世と交渉のある者は、それに深入りしないようにすべきである。なぜなら、この世の有様は過ぎ去るからである。

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†主の平安

☆ (BGM) Abiding Radio Instrumental
https://www.abidingradio.org/radio/instrumental

* 口語訳聖書
http://bible.salterrae.net/kougo/html/

☆ 日本聖書協会 聖書本文検索
http://www.bible.or.jp/read/vers_search.html

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 Today's Bible story *

January 21, 2024

Have a good day!

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Third Sunday in Ordinary Time

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Gospel : Mark 1:14-20

14 Now after John was taken into custody, Jesus came into Galilee, preaching the Good News of God’s Kingdom,

15 and saying, “The time is fulfilled, and God’s Kingdom is at hand! Repent, and believe in the Good News.”

16 Passing along by the sea of Galilee, he saw Simon and Andrew, the brother of Simon, casting a net into the sea, for they were fishermen.

17 Jesus said to them, “Come after me, and I will make you into fishers for men.”

18 Immediately they left their nets, and followed him.

19 Going on a little further from there, he saw James the son of Zebedee, and John his brother, who were also in the boat mending the nets.

20 Immediately he called them, and they left their father, Zebedee, in the boat with the hired servants, and went after him.

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Jonah 3:1-5, 10

1 Yahweh’s word came to Jonah the second time, saying,

2 “Arise, go to Nineveh, that great city, and preach to it the message that I give you.”

3 So Jonah arose, and went to Nineveh, according to Yahweh’s word. Now Nineveh was an exceedingly great city, three days’ journey across.

4 Jonah began to enter into the city a day’s journey, and he cried out, and said, “In forty days, Nineveh will be overthrown!”

5 The people of Nineveh believed God; and they proclaimed a fast and put on sackcloth, from their greatest even to their least.

10 God saw their works, that they turned from their evil way. God relented of the disaster which he said he would do to them, and he didn’t do it.

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1 Corinthians 7:29-31

29 and by the borders of the children of Manasseh, Beth Shean and its towns, Taanach and its towns, Megiddo and its towns, and Dor and its towns. The children of Joseph the son of Israel lived in these.

30 The sons of Asher: Imnah, Ishvah, Ishvi, and Beriah. Serah was their sister.

31 The sons of Beriah: Heber and Malchiel, who was the father of Birzaith.

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* The World English Bible
http://ebible.org/web/

◇ Daily Mass Reading Podcast For January 21, 2024
https://bible.usccb.org/podcasts/audio/daily-mass-reading-podcast-january-21-2024

◇ Daily Readings January 21, 2024
http://www.usccb.org/bible/readings/012124.cfm

◇ Abiding Radio Instrumental (BGM)
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◇ Today's Bible Story
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2024年01月20日

 Kyohno Seisho Monogatari (s)

良い一日を過ごしましょう!

年間第2土曜日

(聖ファビアノ教皇殉教者)

(聖セバスチアノ殉教者)

(聖母の土曜日)

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<今日の聖書物語 *>

(マルコによる福音 3:20-21)

 群衆がまた集まってきたので、一同は食事をする暇もないほどであった。

 身内の者たちはこの事を聞いて、イエスを取押えに出てきた。気が狂ったと思ったからである。

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<今日の『み言葉』>

み言葉の朗読を聴こう!(新共同訳)
(マルコによる福音 3:20-21)
http://www.donboscojp.org/sdblogos/images/sc4_44_1.mp3

み言葉について
(マルコによる福音 3:20-21)

 今日読まれる短い福音の中で、イエスのところに来る二つの立場の人々がくっきりと対照的に描かれています。

それはイエスに救いを求め、一行に食事をする暇さえ与えないくらいに集まってくる群集と、「あの男は気が変になっている」と言ってイエスを取り押さえにきた身内の人たちです。

神の国を宣べ伝え、病気を癒すイエスのうわさが広まるにつけて、出身地、親族の間で彼は受け入れられていなかったことが窺えます。

 もちろん私たちはイエスを変人と思うことはないですが、それでもこの群集のようにイエスを本当の救い主と信じ、その言葉を聴き、その力ある業を体験するために、イエスに出会うことを望んでいるでしょうか。

もしかしたら惰性的になんとなくイエスの言葉を聞き流してはいないでしょうか。

救いを求めて必死になってイエスに近づこうとする群衆の態度は私たちに信仰者のあるべき態度を教えてくれています。

missin sdb

http://www.donboscojp.org/sdblogos/C4_147.htm#44
より転載

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†主の平安

☆ (BGM) Abiding Radio Instrumental
https://www.abidingradio.org/radio/instrumental

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 Kyohno Seisho Monogatari

良い一日を過ごしましょう!

年間第2土曜日

(聖ファビアノ教皇殉教者)

(聖セバスチアノ殉教者)

(聖母の土曜日)

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<今日の聖書物語 *>

(マルコによる福音 3:20-21)

3:20
 群衆がまた集まってきたので、一同は食事をする暇もないほどであった。

3:21
 身内の者たちはこの事を聞いて、イエスを取押えに出てきた。気が狂ったと思ったからである。

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<今日の『み言葉』>

み言葉の朗読を聴こう!(新共同訳)
(マルコによる福音 3:20-21)
http://www.donboscojp.org/sdblogos/images/sc4_44_1.mp3

み言葉について
(マルコによる福音 3:20-21)

 今日読まれる短い福音の中で、イエスのところに来る二つの立場の人々がくっきりと対照的に描かれています。

それはイエスに救いを求め、一行に食事をする暇さえ与えないくらいに集まってくる群集と、「あの男は気が変になっている」と言ってイエスを取り押さえにきた身内の人たちです。

神の国を宣べ伝え、病気を癒すイエスのうわさが広まるにつけて、出身地、親族の間で彼は受け入れられていなかったことが窺えます。

 もちろん私たちはイエスを変人と思うことはないですが、それでもこの群集のようにイエスを本当の救い主と信じ、その言葉を聴き、その力ある業を体験するために、イエスに出会うことを望んでいるでしょうか。

もしかしたら惰性的になんとなくイエスの言葉を聞き流してはいないでしょうか。

救いを求めて必死になってイエスに近づこうとする群衆の態度は私たちに信仰者のあるべき態度を教えてくれています。

missin sdb

http://www.donboscojp.org/sdblogos/C4_147.htm#44
より転載

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(サムエル記下 1:1-4,11-12,19,23-27)

1:1
 サウルが死んだ後、ダビデはアマレクびとを撃って帰り、ふつかの間チクラグにとどまっていたが、

1:2
 三日目となって、ひとりの人が、その着物を裂き、頭に土をかぶって、サウルの陣営からきた。そしてダビデのもとにきて、地に伏して拝した。

1:3
 ダビデは彼に言った、「あなたはどこからきたのか」。彼はダビデに言った、「わたしはイスラエルの陣営から、のがれてきたのです」。

1:4
 ダビデは彼に言った、「様子はどうであったか話しなさい」。彼は答えた、「民は戦いから逃げ、民の多くは倒れて死に、サウルとその子ヨナタンもまた死にました」。

1:11
 そのときダビデは自分の着物をつかんでそれを裂き、彼と共にいた人々も皆同じようにした。

1:12
 彼らはサウルのため、またその子ヨナタンのため、また主の民のため、またイスラエルの家のために悲しみ泣いて、夕暮まで食を断った。それは彼らがつるぎに倒れたからである。

1:19
 「イスラエルよ、あなたの栄光は、
あなたの高き所で殺された。
ああ、勇士たちは、ついに倒れた。

1:23
 サウルとヨナタンとは、愛され、かつ喜ばれた。
彼らは生きるにも、死ぬにも離れず、
わしよりも早く、
ししよりも強かった。

1:24
 イスラエルの娘たちよ、サウルのために泣け。
彼は緋色の着物をもって、
はなやかにあなたがたを装い、
あなたがたの着物に金の飾りをつけた。

1:25
 ああ、勇士たちは戦いのさなかに倒れた。
ヨナタンは、あなたの高き所で殺された。

1:26
 わが兄弟ヨナタンよ、あなたのためわたしは悲しむ。
あなたはわたしにとって、いとも楽しい者であった。
あなたがわたしを愛するのは世の常のようでなく、
女の愛にもまさっていた。

1:27
 ああ、勇士たちは倒れた。
戦いの器はうせた」。

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†主の平安

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* 口語訳聖書
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 Today's Bible story *

January 20, 2024

Have a good day!

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Saturday of the Second Week in Ordinary Time

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Gospel : Mark 3:20-21

20 The multitude came together again, so that they could not so much as eat bread.

21 When his friends heard it, they went out to seize him; for they said, “He is insane.”

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2 Samuel 1:1-4, 11-12, 19, 23-27

1 After the death of Saul, when David had returned from the slaughter of the Amalekites, and David had stayed two days in Ziklag,

2 on the third day, behold,† a man came out of the camp from Saul, with his clothes torn and earth on his head. When he came to David, he fell to the earth and showed respect.

3 David said to him, “Where do you come from?”
He said to him, “I have escaped out of the camp of Israel.”

4 David said to him, “How did it go? Please tell me.”
He answered, “The people have fled from the battle, and many of the people also have fallen and are dead. Saul and Jonathan his son are dead also.”

11 Then David took hold on his clothes and tore them; and all the men who were with him did likewise.

12 They mourned, wept, and fasted until evening for Saul and for Jonathan his son, and for the people of Yahweh, and for the house of Israel, because they had fallen by the sword.

19 “Your glory, Israel, was slain on your high places!
How the mighty have fallen!

23 Saul and Jonathan were lovely and pleasant in their lives.
In their death, they were not divided.
They were swifter than eagles.
They were stronger than lions.

24 You daughters of Israel, weep over Saul,
who clothed you delicately in scarlet,
who put ornaments of gold on your clothing.

25 How the mighty have fallen in the middle of the battle!
Jonathan was slain on your high places.

26 I am distressed for you, my brother Jonathan.
You have been very pleasant to me.
Your love to me was wonderful,
surpassing the love of women.

27 How the mighty have fallen,
and the weapons of war have perished!”

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* The World English Bible
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2024年01月19日

 Kyohno Seisho Monogatari (s)

良い一日を過ごしましょう!

年間第2金曜日

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<今日の聖書物語 *>

(マルコによる福音 3:13-19)

 さてイエスは山に登り、みこころにかなった者たちを呼び寄せられたので、彼らはみもとにきた。

 そこで十二人をお立てになった。彼らを自分のそばに置くためであり、さらに宣教につかわし、

 また悪霊を追い出す権威を持たせるためであった。

 こうして、この十二人をお立てになった。そしてシモンにペテロという名をつけ、

 またゼベダイの子ヤコブと、ヤコブの兄弟ヨハネ、彼らにはボアネルゲ、すなわち、雷の子という名をつけられた。

 つぎにアンデレ、ピリポ、バルトロマイ、マタイ、トマス、アルパヨの子ヤコブ、タダイ、熱心党のシモン、

 それからイスカリオテのユダ。このユダがイエスを裏切ったのである。

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<今日の『み言葉』>

み言葉の朗読を聴こう!(新共同訳)
(マルコによる福音 3:13-19)
http://www.donboscojp.org/sdblogos/images/sc4_43_1.mp3

み言葉について
(マルコによる福音 3:13-19)

 今日の福音ではイエスが弟子たちを選ぶ場面が描かれています。

選ばれた12人は漁師であったり、徴税人であったり、「雷の子ら」と言われる兄弟であったりと、どうみても優れた存在だと思えません。

しかし、彼らはイエスが「これと思う人々」であったわけです。

 私たち自身をふりかえってみましょう。

なぜ自分が信仰を得たのでしょうか?

考えてみると何か特別だからとか何かに優れているからとかいうわけでは勿論ありません。

それでは、なぜでしょうか?

イエスが私たち一人ひとりを「これと思う人」として呼んでくださったからに他なりません。

 信仰は神からの恵みです。今日もう一度そのことを思い起こし、感謝のうちにこの喜びに生きる一日にしたいものです。

hiro

http://www.donboscojp.org/sdblogos/C4_146.htm#43
より転載

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†主の平安

☆ (BGM) Abiding Radio Instrumental
https://www.abidingradio.org/radio/instrumental

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 Kyohno Seisho Monogatari

良い一日を過ごしましょう!

年間第2金曜日

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<今日の聖書物語 *>

(マルコによる福音 3:13-19)

3:13
 さてイエスは山に登り、みこころにかなった者たちを呼び寄せられたので、彼らはみもとにきた。

3:14
 そこで十二人をお立てになった。彼らを自分のそばに置くためであり、さらに宣教につかわし、

3:15
 また悪霊を追い出す権威を持たせるためであった。

3:16
 こうして、この十二人をお立てになった。そしてシモンにペテロという名をつけ、

3:17
 またゼベダイの子ヤコブと、ヤコブの兄弟ヨハネ、彼らにはボアネルゲ、すなわち、雷の子という名をつけられた。

3:18
 つぎにアンデレ、ピリポ、バルトロマイ、マタイ、トマス、アルパヨの子ヤコブ、タダイ、熱心党のシモン、

3:19
 それからイスカリオテのユダ。このユダがイエスを裏切ったのである。

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<今日の『み言葉』>

み言葉の朗読を聴こう!(新共同訳)
(マルコによる福音 3:13-19)
http://www.donboscojp.org/sdblogos/images/sc4_43_1.mp3

み言葉について
(マルコによる福音 3:13-19)

 今日の福音ではイエスが弟子たちを選ぶ場面が描かれています。

選ばれた12人は漁師であったり、徴税人であったり、「雷の子ら」と言われる兄弟であったりと、どうみても優れた存在だと思えません。

しかし、彼らはイエスが「これと思う人々」であったわけです。

 私たち自身をふりかえってみましょう。

なぜ自分が信仰を得たのでしょうか?

考えてみると何か特別だからとか何かに優れているからとかいうわけでは勿論ありません。

それでは、なぜでしょうか?

イエスが私たち一人ひとりを「これと思う人」として呼んでくださったからに他なりません。

 信仰は神からの恵みです。今日もう一度そのことを思い起こし、感謝のうちにこの喜びに生きる一日にしたいものです。

hiro

http://www.donboscojp.org/sdblogos/C4_146.htm#43
より転載

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(サムエル記上 24:3-21)

24:3
 途中、羊のおりの所にきたが、そこに、ほら穴があり、サウルは足をおおうために、その中にはいった。その時、ダビデとその従者たちは、ほら穴の奥にいた。

24:4
 ダビデの従者たちは彼に言った、「主があなたに告げて、『わたしはあなたの敵をあなたの手に渡す。あなたは自分の良いと思うことを彼にすることができる』と言われた日がきたのです」。そこでダビデは立って、ひそかに、サウルの上着のすそを切った。

24:5
 しかし後になって、ダビデはサウルの上着のすそを切ったことに、心の責めを感じた。

24:6
 ダビデは従者たちに言った、「主が油を注がれたわが君に、わたしがこの事をするのを主は禁じられる。彼は主が油を注がれた者であるから、彼に敵して、わたしの手をのべるのは良くない」。

24:7
 ダビデはこれらの言葉をもって従者たちを差し止め、サウルを撃つことを許さなかった。サウルは立って、ほら穴を去り、道を進んだ。

24:8
 ダビデもまた、そのあとから立ち、ほら穴を出て、サウルのうしろから呼ばわって、「わが君、王よ」と言った。サウルがうしろをふり向いた時、ダビデは地にひれ伏して拝した。

24:9
 そしてダビデはサウルに言った、「どうして、あなたは『ダビデがあなたを害しようとしている』という人々の言葉を聞かれるのですか。

24:10
 あなたは、この日、自分の目で、主があなたをきょう、ほら穴の中でわたしの手に渡されたのをごらんになりました。人々はわたしにあなたを殺すことを勧めたのですが、わたしは殺しませんでした。『わが君は主が油を注がれた方であるから、これに敵して手をのべることはしない』とわたしは言いました。

24:11
 わが父よ、ごらんなさい。あなたの上着のすそは、わたしの手にあります。わたしがあなたの上着のすそを切り、しかも、あなたを殺さなかったことによって、あなたは、わたしの手に悪も、とがもないことを見て知られるでしょう。あなたはわたしの命を取ろうと、ねらっておられますが、わたしはあなたに対して罪をおかしたことはないのです。

24:12
 どうぞ主がわたしとあなたの間をさばかれますように。また主がわたしのために、あなたに報いられますように。しかし、わたしはあなたに手をくだすことをしないでしょう。

24:13
 昔から、ことわざに言っているように、『悪は悪人から出る』。しかし、わたしはあなたに手をくだすことをしないでしょう。

24:14
 イスラエルの王は、だれを追って出てこられたのですか。あなたは、だれを追っておられるのですか。死んだ犬を追っておられるのです。一匹の蚤を追っておられるのです。

24:15
 どうぞ主がさばきびととなって、わたしとあなたの間をさばき、かつ見て、わたしの訴えを聞き、わたしをあなたの手から救い出してくださるように」。

24:16
 ダビデがこれらの言葉をサウルに語り終ったとき、サウルは言った、「わが子ダビデよ、これは、あなたの声であるか」。そしてサウルは声をあげて泣いた。

24:17
 サウルはまたダビデに言った、「あなたはわたしよりも正しい。わたしがあなたに悪を報いたのに、あなたはわたしに善を報いる。

24:18
 きょう、あなたはいかに良くわたしをあつかったかを明らかにしました。すなわち主がわたしをあなたの手にわたされたのに、あなたはわたしを殺さなかったのです。

24:19
 人は敵に会ったとき、敵を無事に去らせるでしょうか。あなたが、きょう、わたしにした事のゆえに、どうぞ主があなたに良い報いを与えられるように。

24:20
 今わたしは、あなたがかならず王となることを知りました。またイスラエルの王国が、あなたの手によって堅く立つことを知りました。

24:21
 それゆえ、あなたはわたしのあとに、わたしの子孫を断たず、またわたしの父の家から、わたしの名を滅ぼし去らないと、いま主をさして、わたしに誓ってください」。

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†主の平安

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 Today's Bible story *

January 19, 2024

Have a good day!

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Friday of the Second Week in Ordinary Time

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Gospel : Mark 3:13-19

13 He went up into the mountain and called to himself those whom he wanted, and they went to him.

14 He appointed twelve, that they might be with him, and that he might send them out to preach

15 and to have authority to heal sicknesses and to cast out demons:

16 Simon (to whom he gave the name Peter);

17 James the son of Zebedee; and John, the brother of James, (whom he called Boanerges, which means, Sons of Thunder);

18 Andrew; Philip; Bartholomew; Matthew; Thomas; James, the son of Alphaeus; Thaddaeus; Simon the Zealot;

19 and Judas Iscariot, who also betrayed him.

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1 Samuel 24:3-21

3 He came to the sheep pens by the way, where there was a cave; and Saul went in to relieve himself. Now David and his men were staying in the innermost parts of the cave.

4 David’s men said to him, “Behold, the day of which Yahweh said to you, ‘Behold, I will deliver your enemy into your hand, and you shall do to him as it shall seem good to you.’ ” Then David arose and cut off the skirt of Saul’s robe secretly.

5 Afterward, David’s heart struck him because he had cut off Saul’s skirt.

6 He said to his men, “Yahweh forbid that I should do this thing to my lord, Yahweh’s anointed, to stretch out my hand against him, since he is Yahweh’s anointed.”

7 So David checked his men with these words, and didn’t allow them to rise against Saul. Saul rose up out of the cave, and went on his way.

8 David also arose afterward, and went out of the cave and cried after Saul, saying, “My lord the king!”
When Saul looked behind him, David bowed with his face to the earth, and showed respect.

9 David said to Saul, “Why do you listen to men’s words, saying, ‘Behold, David seeks to harm you’?

10 Behold, today your eyes have seen how Yahweh had delivered you today into my hand in the cave. Some urged me to kill you, but I spared you. I said, ‘I will not stretch out my hand against my lord, for he is Yahweh’s anointed.’

11 Moreover, my father, behold, yes, see the skirt of your robe in my hand; for in that I cut off the skirt of your robe and didn’t kill you, know and see that there is neither evil nor disobedience in my hand. I have not sinned against you, though you hunt for my life to take it.

12 May Yahweh judge between me and you, and may Yahweh avenge me of you; but my hand will not be on you.

13 As the proverb of the ancients says, ‘Out of the wicked comes wickedness;’ but my hand will not be on you.

14 Against whom has the king of Israel come out? Whom do you pursue? A dead dog? A flea?

15 May Yahweh therefore be judge, and give sentence between me and you, and see, and plead my cause, and deliver me out of your hand.”

16 It came to pass, when David had finished speaking these words to Saul, that Saul said, “Is that your voice, my son David?” Saul lifted up his voice and wept.

17 He said to David, “You are more righteous than I; for you have done good to me, whereas I have done evil to you.

18 You have declared today how you have dealt well with me, because when Yahweh had delivered me up into your hand, you didn’t kill me.

19 For if a man finds his enemy, will he let him go away unharmed? Therefore may Yahweh reward you good for that which you have done to me today.

20 Now, behold, I know that you will surely be king, and that the kingdom of Israel will be established in your hand.

21 Swear now therefore to me by Yahweh that you will not cut off my offspring after me, and that you will not destroy my name out of my father’s house.”

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* The World English Bible
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2024年01月18日

 Kyohno Seisho Monogatari (s)

良い一日を過ごしましょう!

年間第2木曜日

キリスト教一致祈祷週間開始(25日まで)

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<今日の聖書物語 *>

(マルコによる福音 3:7-12)

 それから、イエスは弟子たちと共に海べに退かれたが、ガリラヤからきたおびただしい群衆がついて行った。またユダヤから、

 エルサレムから、イドマヤから、更にヨルダンの向こうから、ツロ、シドンのあたりからも、おびただしい群衆が、そのなさっていることを聞いて、みもとにきた。

 イエスは群衆が自分に押し迫るのを避けるために、小舟を用意しておけと、弟子たちに命じられた。

 それは、多くの人をいやされたので、病苦に悩む者は皆イエスにさわろうとして、押し寄せてきたからである。

 また、けがれた霊どもはイエスを見るごとに、みまえにひれ伏し、叫んで、「あなたこそ神の子です」と言った。

 イエスは御自身のことを人にあらわさないようにと、彼らをきびしく戒められた。

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<今日の『み言葉』>

み言葉の朗読を聴こう!(新共同訳)
(マルコによる福音 3:7-12)
http://www.donboscojp.org/sdblogos/images/sc4_42_1.mp3

み言葉について
(マルコによる福音 3:7-12)

 イエスの召命(の自覚)にもし、プロセスがあるとすると、一体どんなものだったのでしょうか?

理想の自分と現実の自分の間に罪に関わる葛藤はなかったものの、「神の子」と呼ばれるという自己超越の段階へ一足飛びで向かうことに待ったをかけられる様子が今日の福音で述べられています。

神の子として生きることがイエスの召命とするなら、彼はそのプロセスを自らの成熟の道程ととらえていたのかもしれません。

自らの類ない召命の完成にむけて、癒しや交わりそして神からの良き知らせを宣言するといった毎日の積み重ねを大事にされた姿が伝わってきます。

イエスはまだまだ、他の町や村に行かなくてはいけないのです。

まだまだ多くの人に神の愛を伝えなくてはいけないのです。イエス自身の成功や挫折もそこには織り交ざっていることでしょう。

喜びも悲しみも、心地よさも疲れもひっくるめて、イエスは全部受け入れることを良しとしました。

自己超越の体験のまえに十字架があって、その道を今日も歩まれるイエスにわたしの小さな歩みを重ねたいと思います。

きっと力がいただけると信じながら。

若望

http://www.donboscojp.org/sdblogos/C4_145.htm#42
より転載

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†主の平安

☆ (BGM) Abiding Radio Instrumental
https://www.abidingradio.org/radio/instrumental

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 Kyohno Seisho Monogatari

良い一日を過ごしましょう!

年間第2木曜日

キリスト教一致祈祷週間開始(25日まで)

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<今日の聖書物語 *>

(マルコによる福音 3:7-12)

3:7
 それから、イエスは弟子たちと共に海べに退かれたが、ガリラヤからきたおびただしい群衆がついて行った。またユダヤから、

3:8
 エルサレムから、イドマヤから、更にヨルダンの向こうから、ツロ、シドンのあたりからも、おびただしい群衆が、そのなさっていることを聞いて、みもとにきた。

3:9
 イエスは群衆が自分に押し迫るのを避けるために、小舟を用意しておけと、弟子たちに命じられた。

3:10
 それは、多くの人をいやされたので、病苦に悩む者は皆イエスにさわろうとして、押し寄せてきたからである。

3:11
 また、けがれた霊どもはイエスを見るごとに、みまえにひれ伏し、叫んで、「あなたこそ神の子です」と言った。

3:12
 イエスは御自身のことを人にあらわさないようにと、彼らをきびしく戒められた。

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<今日の『み言葉』>

み言葉の朗読を聴こう!(新共同訳)
(マルコによる福音 3:7-12)
http://www.donboscojp.org/sdblogos/images/sc4_42_1.mp3

み言葉について
(マルコによる福音 3:7-12)

 イエスの召命(の自覚)にもし、プロセスがあるとすると、一体どんなものだったのでしょうか?

理想の自分と現実の自分の間に罪に関わる葛藤はなかったものの、「神の子」と呼ばれるという自己超越の段階へ一足飛びで向かうことに待ったをかけられる様子が今日の福音で述べられています。

神の子として生きることがイエスの召命とするなら、彼はそのプロセスを自らの成熟の道程ととらえていたのかもしれません。

自らの類ない召命の完成にむけて、癒しや交わりそして神からの良き知らせを宣言するといった毎日の積み重ねを大事にされた姿が伝わってきます。

イエスはまだまだ、他の町や村に行かなくてはいけないのです。

まだまだ多くの人に神の愛を伝えなくてはいけないのです。イエス自身の成功や挫折もそこには織り交ざっていることでしょう。

喜びも悲しみも、心地よさも疲れもひっくるめて、イエスは全部受け入れることを良しとしました。

自己超越の体験のまえに十字架があって、その道を今日も歩まれるイエスにわたしの小さな歩みを重ねたいと思います。

きっと力がいただけると信じながら。

若望

http://www.donboscojp.org/sdblogos/C4_145.htm#42
より転載

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(サムエル記上 18:6-9,19:1-7)

18:6
 人々が引き揚げてきた時、すなわちダビデが、かのペリシテびとを殺して帰った時、女たちはイスラエルの町々から出てきて、手鼓と祝い歌と三糸の琴をもって、歌いつ舞いつ、サウル王を迎えた。

18:7
 女たちは踊りながら互に歌いかわした、
「サウルは千を撃ち殺し、
ダビデは万を撃ち殺した」。

18:8
 サウルは、ひじょうに怒り、この言葉に気を悪くして言った、「ダビデには万と言い、わたしには千と言う。この上、彼に与えるものは、国のほかないではないか」。

18:9
 サウルは、この日からのちダビデをうかがった。

19:1
 サウルはその子ヨナタンおよびすべての家来たちにダビデを殺すようにと言った。しかしサウルの子ヨナタンは深くダビデを愛していた。

19:2
 ヨナタンはダビデに言った、「父サウルはあなたを殺そうとしています。それゆえあすの朝、気をつけて、わからない場所に身を隠していてください。

19:3
 わたしは出て行って、あなたがいる野原で父のかたわらに立ち、父にあなたのことを話しましょう。そして、何かわたしにわかれば、あなたに告げましょう」。

19:4
 ヨナタンは父サウルにダビデのことをほめて言った、「王よ、どうか家来ダビデに対して罪を犯さないでください。彼は、あなたに罪を犯さず、また彼のしたことは、あなたのためになることでした。

19:5
 彼は命をかけて、あのペリシテびとを殺し、主はイスラエルの人々に大いなる勝利を与えられたのです。あなたはそれを見て喜ばれました。それであるのに、どうしてゆえなくダビデを殺し、罪なき者の血を流して罪を犯そうとされるのですか」。

19:6
 サウルはヨナタンの言葉を聞きいれた。そしてサウルは誓った、「主は生きておられる。わたしは決して彼を殺さない」。

19:7
 ヨナタンはダビデを呼んでこれらのことをみなダビデに告げた。そしてヨナタンがダビデをサウルのもとに連れてきたので、ダビデは、もとのようにサウルの前にいた。

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†主の平安

☆ (BGM) Abiding Radio Instrumental
https://www.abidingradio.org/radio/instrumental

* 口語訳聖書
http://bible.salterrae.net/kougo/html/

☆ 日本聖書協会 聖書本文検索
http://www.bible.or.jp/read/vers_search.html

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 Today's Bible story *

January 18, 2024

Have a good day!

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Thursday of the Second Week in Ordinary Time

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Gospel : Mark 3:7-12

7 Jesus withdrew to the sea with his disciples; and a great multitude followed him from Galilee, from Judea,

8 from Jerusalem, from Idumaea, beyond the Jordan, and those from around Tyre and Sidon. A great multitude, hearing what great things he did, came to him.

9 He spoke to his disciples that a little boat should stay near him because of the crowd, so that they wouldn’t press on him.

10 For he had healed many, so that as many as had diseases pressed on him that they might touch him.

11 The unclean spirits, whenever they saw him, fell down before him and cried, “You are the Son of God!”

12 He sternly warned them that they should not make him known.

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1 Samuel 18:6-9; 19:1-7

18:6 As they came, when David returned from the slaughter of the Philistine, the women came out of all the cities of Israel, singing and dancing, to meet King Saul with tambourines, with joy, and with instruments of music.

7 The women sang to one another as they played, and said,
“Saul has slain his thousands,
and David his ten thousands.”

8 Saul was very angry, and this saying displeased him. He said, “They have credited David with ten thousands, and they have only credited me with thousands. What can he have more but the kingdom?”

9 Saul watched David from that day and forward.

19:1 Saul spoke to Jonathan his son and to all his servants, that they should kill David. But Jonathan, Saul’s son, greatly delighted in David.

2 Jonathan told David, saying, “Saul my father seeks to kill you. Now therefore, please take care of yourself in the morning, live in a secret place, and hide yourself.

3 I will go out and stand beside my father in the field where you are, and I will talk with my father about you; and if I see anything, I will tell you.”

4 Jonathan spoke good of David to Saul his father, and said to him, “Don’t let the king sin against his servant, against David; because he has not sinned against you, and because his works have been very good toward you;

5 for he put his life in his hand and struck the Philistine, and Yahweh worked a great victory for all Israel. You saw it and rejoiced. Why then will you sin against innocent blood, to kill David without a cause?”

6 Saul listened to the voice of Jonathan; and Saul swore, “As Yahweh lives, he shall not be put to death.”

7 Jonathan called David, and Jonathan showed him all those things. Then Jonathan brought David to Saul, and he was in his presence as before.

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* The World English Bible
http://ebible.org/web/

◇ Daily Mass Reading Podcast For January 18, 2024
https://bible.usccb.org/podcasts/audio/daily-mass-reading-podcast-january-18-2024

◇ Daily Readings January 18, 2024
http://www.usccb.org/bible/readings/011824.cfm

◇ Abiding Radio Instrumental (BGM)
https://www.abidingradio.org/radio/instrumental

◇ Today's Bible Story
http://todaysbiblestory.seesaa.net/

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2024年01月17日

 Kyohno Seisho Monogatari (s)

良い一日を過ごしましょう!

年間第2水曜日

聖アントニオ修道院長(記)

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<今日の聖書物語 *>

(マルコによる福音 3:1-6)

 イエスがまた会堂にはいられると、そこに片手のなえた人がいた。

 人々はイエスを訴えようと思って、安息日にその人をいやされるかどうかをうかがっていた。

 すると、イエスは片手のなえたその人に、「立って、中へ出てきなさい」と言い、

 人々にむかって、「安息日に善を行うのと悪を行うのと、命を救うのと殺すのと、どちらがよいか」と言われた。彼らは黙っていた。

 イエスは怒りを含んで彼らを見まわし、その心のかたくななのを嘆いて、その人に「手を伸ばしなさい」と言われた。そこで手を伸ばすと、その手は元どおりになった。

 パリサイ人たちは出て行って、すぐにヘロデ党の者たちと、なんとかしてイエスを殺そうと相談しはじめた。

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<今日の『み言葉』>

み言葉の朗読を聴こう!(新共同訳)
(マルコによる福音 3:1-6)


み言葉について
(マルコによる福音 3:1-6)

 今日の福音は、マルコ独特のイエス描写が印象的です。

「イエスは怒って人々を見回し、彼らのかたくなな心を悲しみながら・・・」イエスは怒りを感じています。

そして怒りのこもったまなざしで人々を見回します。

「イエスが怒るのはちょっと都合が悪い・・・」と思われる方もいらっしゃると思いますが、イエスも怒るのです。

では、何に対して怒ったのか。

人々のかたくなな心に対して。

 では、かたくなさとは何か。

人々のかたくなさとは、恐らくこういうことではないかと思います。

人々も、ファリサイ派の人々も、ヘロデ派の人々も、イエスの問い「安息日に律法で許されているのは、善を行うことか、悪を行うことか。

命を救うことか、殺すことか。」に対する答えを知っているのです。

もちろん、善を行うことであり、命を救うことです。

こんなことは誰でも分かる。

しかし、彼らは「黙っていた。」イエスを陥れるために。

彼らの中にはそれ以外の思いはありません。

片手が萎えて何年も辛い思いをしてきた人のことは眼中にありません。

いや、むしろ、その人の辛い人生を利用してイエスを試し、陥れようとしているのです。

イエスの怒りはこの心のかたくなさに向けられていると考えられます。

 私たちの心の動きに、似たようなことはないかどうか、もう一度反省したいものです。

John Goto

http://www.donboscojp.org/sdblogos/C4_144.htm#41
より転載

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†主の平安

☆ (BGM) Abiding Radio Instrumental
https://www.abidingradio.org/radio/instrumental

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 Kyohno Seisho Monogatari

良い一日を過ごしましょう!

年間第2水曜日

聖アントニオ修道院長(記)

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<今日の聖書物語 *>

(マルコによる福音 3:1-6)

3:1
 イエスがまた会堂にはいられると、そこに片手のなえた人がいた。

3:2
 人々はイエスを訴えようと思って、安息日にその人をいやされるかどうかをうかがっていた。

3:3
 すると、イエスは片手のなえたその人に、「立って、中へ出てきなさい」と言い、

3:4
 人々にむかって、「安息日に善を行うのと悪を行うのと、命を救うのと殺すのと、どちらがよいか」と言われた。彼らは黙っていた。

3:5
 イエスは怒りを含んで彼らを見まわし、その心のかたくななのを嘆いて、その人に「手を伸ばしなさい」と言われた。そこで手を伸ばすと、その手は元どおりになった。

3:6
 パリサイ人たちは出て行って、すぐにヘロデ党の者たちと、なんとかしてイエスを殺そうと相談しはじめた。

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<今日の『み言葉』>

み言葉の朗読を聴こう!(新共同訳)
(マルコによる福音 3:1-6)


み言葉について
(マルコによる福音 3:1-6)

 今日の福音は、マルコ独特のイエス描写が印象的です。

「イエスは怒って人々を見回し、彼らのかたくなな心を悲しみながら・・・」イエスは怒りを感じています。

そして怒りのこもったまなざしで人々を見回します。

「イエスが怒るのはちょっと都合が悪い・・・」と思われる方もいらっしゃると思いますが、イエスも怒るのです。

では、何に対して怒ったのか。

人々のかたくなな心に対して。

 では、かたくなさとは何か。

人々のかたくなさとは、恐らくこういうことではないかと思います。

人々も、ファリサイ派の人々も、ヘロデ派の人々も、イエスの問い「安息日に律法で許されているのは、善を行うことか、悪を行うことか。

命を救うことか、殺すことか。」に対する答えを知っているのです。

もちろん、善を行うことであり、命を救うことです。

こんなことは誰でも分かる。

しかし、彼らは「黙っていた。」イエスを陥れるために。

彼らの中にはそれ以外の思いはありません。

片手が萎えて何年も辛い思いをしてきた人のことは眼中にありません。

いや、むしろ、その人の辛い人生を利用してイエスを試し、陥れようとしているのです。

イエスの怒りはこの心のかたくなさに向けられていると考えられます。

 私たちの心の動きに、似たようなことはないかどうか、もう一度反省したいものです。

John Goto

http://www.donboscojp.org/sdblogos/C4_144.htm#41
より転載

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(サムエル記上 17:32-33,37,40-51)

17:32
 ダビデはサウルに言った、「だれも彼のゆえに気を落してはなりません。しもべが行ってあのペリシテびとと戦いましょう」。

17:33
 サウルはダビデに言った、「行って、あのペリシテびとと戦うことはできない。あなたは年少だが、彼は若い時からの軍人だからです」。

17:37
 ダビデはまた言った、「ししのつめ、くまのつめからわたしを救い出された主は、またわたしを、このペリシテびとの手から救い出されるでしょう」。サウルはダビデに言った、「行きなさい。どうぞ主があなたと共におられるように」。

17:40
 ダビデはそれらを脱ぎすて、手につえをとり、谷間からなめらかな石五個を選びとって自分の持っている羊飼の袋に入れ、手に石投げを執って、あのペリシテびとに近づいた。

17:41
 そのペリシテびとは進んできてダビデに近づいた。そのたてを執る者が彼の前にいた。

17:42
 ペリシテびとは見まわしてダビデを見、これを侮った。まだ若くて血色がよく、姿が美しかったからである。

17:43
 ペリシテびとはダビデに言った、「つえを持って、向かってくるが、わたしは犬なのか」。ペリシテびとは、また神々の名によってダビデをのろった。

17:44
 ペリシテびとはダビデに言った、「さあ、向かってこい。おまえの肉を、空の鳥、野の獣のえじきにしてくれよう」。

17:45
 ダビデはペリシテびとに言った、「おまえはつるぎと、やりと、投げやりを持って、わたしに向かってくるが、わたしは万軍の主の名、すなわち、おまえがいどんだ、イスラエルの軍の神の名によって、おまえに立ち向かう。

17:46
 きょう、主は、おまえをわたしの手にわたされるであろう。わたしは、おまえを撃って、首をはね、ペリシテびとの軍勢の死かばねを、きょう、空の鳥、地の野獣のえじきにし、イスラエルに、神がおられることを全地に知らせよう。

17:47
 またこの全会衆も、主は救を施すのに、つるぎとやりを用いられないことを知るであろう。この戦いは主の戦いであって、主がわれわれの手におまえたちを渡されるからである」。

17:48
 そのペリシテびとが立ち上がり、近づいてきてダビデに立ち向かったので、ダビデは急ぎ戦線に走り出て、ペリシテびとに立ち向かった。

17:49
 ダビデは手を袋に入れて、その中から一つの石を取り、石投げで投げて、ペリシテびとの額を撃ったので、石はその額に突き入り、うつむきに地に倒れた。

17:50
 こうしてダビデは石投げと石をもってペリシテびとに勝ち、ペリシテびとを撃って、これを殺した。ダビデの手につるぎがなかったので、

17:51
 ダビデは走りよってペリシテびとの上に乗り、そのつるぎを取って、さやから抜きはなし、それをもって彼を殺し、その首をはねた。ペリシテの人々は、その勇士が死んだのを見て逃げた。

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†主の平安

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 Today's Bible story *

January 17, 2024

Have a good day!

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Memorial of Saint Anthony, Abbot

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Gospel : Mark 3:1-6

1 He entered again into the synagogue, and there was a man there whose hand was withered.

2 They watched him, whether he would heal him on the Sabbath day, that they might accuse him.

3 He said to the man whose hand was withered, “Stand up.”

4 He said to them, “Is it lawful on the Sabbath day to do good or to do harm? To save a life or to kill?” But they were silent.

5 When he had looked around at them with anger, being grieved at the hardening of their hearts, he said to the man, “Stretch out your hand.” He stretched it out, and his hand was restored as healthy as the other.

6 The Pharisees went out, and immediately conspired with the Herodians against him, how they might destroy him.

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1 Samuel 17:32-33, 37, 40-51

32 David said to Saul, “Let no man’s heart fail because of him. Your servant will go and fight with this Philistine.”

33 Saul said to David, “You are not able to go against this Philistine to fight with him; for you are but a youth, and he a man of war from his youth.”

37 David said, “Yahweh, who delivered me out of the paw of the lion and out of the paw of the bear, will deliver me out of the hand of this Philistine.”
Saul said to David, “Go! Yahweh will be with you.”

40 He took his staff in his hand, and chose for himself five smooth stones out of the brook, and put them in the pouch of his shepherd’s bag which he had. His sling was in his hand; and he came near to the Philistine.

41 The Philistine walked and came near to David; and the man who bore the shield went before him.

42 When the Philistine looked around and saw David, he disdained him; for he was but a youth, and ruddy, and had a good looking face.

43 The Philistine said to David, “Am I a dog, that you come to me with sticks?” The Philistine cursed David by his gods.

44 The Philistine said to David, “Come to me, and I will give your flesh to the birds of the sky and to the animals of the field.”

45 Then David said to the Philistine, “You come to me with a sword, with a spear, and with a javelin; but I come to you in the name of Yahweh of Armies, the God of the armies of Israel, whom you have defied.

46 Today, Yahweh will deliver you into my hand. I will strike you and take your head from off you. I will give the dead bodies of the army of the Philistines today to the birds of the sky and to the wild animals of the earth, that all the earth may know that there is a God in Israel,

47 and that all this assembly may know that Yahweh doesn’t save with sword and spear; for the battle is Yahweh’s, and he will give you into our hand.”

48 When the Philistine arose, and walked and came near to meet David, David hurried and ran toward the army to meet the Philistine.

49 David put his hand in his bag, took a stone and slung it, and struck the Philistine in his forehead. The stone sank into his forehead, and he fell on his face to the earth.

50 So David prevailed over the Philistine with a sling and with a stone, and struck the Philistine and killed him; but there was no sword in David’s hand.

51 Then David ran, stood over the Philistine, took his sword, drew it out of its sheath, killed him, and cut off his head with it.
When the Philistines saw that their champion was dead, they fled.

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2024年01月16日

 Kyohno Seisho Monogatari (s)

良い一日を過ごしましょう!

年間第2火曜日

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<今日の聖書物語 *>

(マルコによる福音 2:23-28)

 ある安息日に、イエスは麦畑の中をとおって行かれた。そのとき弟子たちが、歩きながら穂をつみはじめた。

 すると、パリサイ人たちがイエスに言った、「いったい、彼らはなぜ、安息日にしてはならぬことをするのですか」。

 そこで彼らに言われた、「あなたがたは、ダビデとその供の者たちとが食物がなくて飢えたとき、ダビデが何をしたか、まだ読んだことがないのか。

 すなわち、大祭司アビアタルの時、神の家にはいって、祭司たちのほか食べてはならぬ供えのパンを、自分も食べ、また供の者たちにも与えたではないか」。

 また彼らに言われた、「安息日は人のためにあるもので、人が安息日のためにあるのではない。

 それだから、人の子は、安息日にもまた主なのである」。

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<今日の『み言葉』>

み言葉の朗読を聴こう!(新共同訳)
(マルコによる福音 2:23-28)
http://www.donboscojp.org/sdblogos/images/sc4_40_1.mp3

み言葉について
(マルコによる福音 2:23-28)

 安息日に守らなければならない規則がたくさんあります。

なぜでしょう。

今日、わたしたちは主イエスが語る言葉に耳を傾けています。

安息日は、人のために定められた。

「人が安息日のためにあるのではない」と。いつだったか「正しいことも愛をもって行いなさい」という言葉が心に響きました。

正しいことを規則通りに、決まっていることとして行うだけでなく、愛をもって・・・というのが大切でしょう。

わたしたちは主イエスの言葉に耳を傾けます。

安息日の主でありますから。

TH

http://www.donboscojp.org/sdblogos/C4_143.htm#40
より転載

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†主の平安

☆ (BGM) Abiding Radio Instrumental
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 Kyohno Seisho Monogatari

良い一日を過ごしましょう!

年間第2火曜日

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<今日の聖書物語 *>

(マルコによる福音 2:23-28)

2:23
 ある安息日に、イエスは麦畑の中をとおって行かれた。そのとき弟子たちが、歩きながら穂をつみはじめた。

2:24
 すると、パリサイ人たちがイエスに言った、「いったい、彼らはなぜ、安息日にしてはならぬことをするのですか」。

2:25
 そこで彼らに言われた、「あなたがたは、ダビデとその供の者たちとが食物がなくて飢えたとき、ダビデが何をしたか、まだ読んだことがないのか。

2:26
 すなわち、大祭司アビアタルの時、神の家にはいって、祭司たちのほか食べてはならぬ供えのパンを、自分も食べ、また供の者たちにも与えたではないか」。

2:27
 また彼らに言われた、「安息日は人のためにあるもので、人が安息日のためにあるのではない。

2:28
 それだから、人の子は、安息日にもまた主なのである」。

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<今日の『み言葉』>

み言葉の朗読を聴こう!(新共同訳)
(マルコによる福音 2:23-28)
http://www.donboscojp.org/sdblogos/images/sc4_40_1.mp3

み言葉について
(マルコによる福音 2:23-28)

 安息日に守らなければならない規則がたくさんあります。

なぜでしょう。

今日、わたしたちは主イエスが語る言葉に耳を傾けています。

安息日は、人のために定められた。

「人が安息日のためにあるのではない」と。いつだったか「正しいことも愛をもって行いなさい」という言葉が心に響きました。

正しいことを規則通りに、決まっていることとして行うだけでなく、愛をもって・・・というのが大切でしょう。

わたしたちは主イエスの言葉に耳を傾けます。

安息日の主でありますから。

TH

http://www.donboscojp.org/sdblogos/C4_143.htm#40
より転載

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(サムエル記上 16:1-13)

16:1
 さて主はサムエルに言われた、「わたしがすでにサウルを捨てて、イスラエルの王位から退けたのに、あなたはいつまで彼のために悲しむのか。角に油を満たし、それをもって行きなさい。あなたをベツレヘムびとエッサイのもとにつかわします。わたしはその子たちのうちにひとりの王を捜し得たからである」。

16:2
 サムエルは言った、「どうしてわたしは行くことができましょう。サウルがそれを聞けば、わたしを殺すでしょう」。主は言われた、「一頭の子牛を引いていって、『主に犠牲をささげるためにきました』と言いなさい。

16:3
 そしてエッサイを犠牲の場所に呼びなさい。その時わたしはあなたのすることを示します。わたしがあなたに告げる人に油を注がなければならない」。

16:4
 サムエルは主が命じられたようにして、ベツレヘムへ行った。町の長老たちは、恐れながら出て、彼を迎え、「穏やかな事のためにこられたのですか」と言った。

16:5
 サムエルは言った、「穏やかな事のためです。わたしは主に犠牲をささげるためにきました。身をきよめて、犠牲の場所にわたしと共にきてください」。そしてサムエルはエッサイとその子たちをきよめて犠牲の場に招いた。

16:6
 彼らがきた時、サムエルはエリアブを見て、「自分の前にいるこの人こそ、主が油をそそがれる人だ」と思った。

16:7
 しかし主はサムエルに言われた、「顔かたちや身のたけを見てはならない。わたしはすでにその人を捨てた。わたしが見るところは人とは異なる。人は外の顔かたちを見、主は心を見る」。

16:8
 そこでエッサイはアビナダブを呼んでサムエルの前を通らせた。サムエルは言った、「主が選ばれたのはこの人でもない」。

16:9
 エッサイはシャンマを通らせたが、サムエルは言った、「主が選ばれたのはこの人でもない」。

16:10
 エッサイは七人の子にサムエルの前を通らせたが、サムエルはエッサイに言った、「主が選ばれたのはこの人たちではない」。

16:11
 サムエルはエッサイに言った、「あなたのむすこたちは皆ここにいますか」。彼は言った、「まだ末の子が残っていますが羊を飼っています」。サムエルはエッサイに言った、「人をやって彼を連れてきなさい。彼がここに来るまで、われわれは食卓につきません」。

16:12
 そこで人をやって彼をつれてきた。彼は血色のよい、目のきれいな、姿の美しい人であった。主は言われた、「立ってこれに油をそそげ。これがその人である」。

16:13
 サムエルは油の角をとって、その兄弟たちの中で、彼に油をそそいだ。この日からのち、主の霊は、はげしくダビデの上に臨んだ。そしてサムエルは立ってラマへ行った。

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†主の平安

☆ (BGM) Abiding Radio Instrumental
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 Today's Bible story *

January 16, 2024

Have a good day!

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Tuesday of the Second Week in Ordinary Time

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Gospel : Mark 2:23-28

23 He was going on the Sabbath day through the grain fields; and his disciples began, as they went, to pluck the ears of grain.

24 The Pharisees said to him, “Behold, why do they do that which is not lawful on the Sabbath day?”

25 He said to them, “Did you never read what David did when he had need and was hungry?he, and those who were with him?

26 How he entered into God’s house at the time of Abiathar the high priest, and ate the show bread, which is not lawful to eat except for the priests, and gave also to those who were with him?”

27 He said to them, “The Sabbath was made for man, not man for the Sabbath.

28 Therefore the Son of Man is lord even of the Sabbath.”

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1 Samuel 16:1-13

1 Yahweh said to Samuel, “How long will you mourn for Saul, since I have rejected him from being king over Israel? Fill your horn with oil, and go. I will send you to Jesse the Bethlehemite, for I have provided a king for myself among his sons.”

2 Samuel said, “How can I go? If Saul hears it, he will kill me.”
Yahweh said, “Take a heifer with you, and say, ‘I have come to sacrifice to Yahweh.’

3 Call Jesse to the sacrifice, and I will show you what you shall do. You shall anoint to me him whom I name to you.”

4 Samuel did that which Yahweh spoke, and came to Bethlehem. The elders of the city came to meet him trembling, and said, “Do you come peaceably?”

5 He said, “Peaceably; I have come to sacrifice to Yahweh. Sanctify yourselves, and come with me to the sacrifice.” He sanctified Jesse and his sons, and called them to the sacrifice.

6 When they had come, he looked at Eliab, and said, “Surely Yahweh’s anointed is before him.”

7 But Yahweh said to Samuel, “Don’t look on his face, or on the height of his stature, because I have rejected him; for I don’t see as man sees. For man looks at the outward appearance, but Yahweh looks at the heart.”

8 Then Jesse called Abinadab, and made him pass before Samuel. He said, “Yahweh has not chosen this one, either.”

9 Then Jesse made Shammah to pass by. He said, “Yahweh has not chosen this one, either.”

10 Jesse made seven of his sons to pass before Samuel. Samuel said to Jesse, “Yahweh has not chosen these.”

11 Samuel said to Jesse, “Are all your children here?”
He said, “There remains yet the youngest. Behold, he is keeping the sheep.”
Samuel said to Jesse, “Send and get him, for we will not sit down until he comes here.”

12 He sent, and brought him in. Now he was ruddy, with a handsome face and good appearance. Yahweh said, “Arise! Anoint him, for this is he.”

13 Then Samuel took the horn of oil and anointed him in the middle of his brothers. Then Yahweh’s Spirit came mightily on David from that day forward. So Samuel rose up and went to Ramah.

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* The World English Bible
http://ebible.org/web/

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2024年01月15日

 Kyohno Seisho Monogatari (s)

良い一日を過ごしましょう!

年間第2月曜日

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<今日の聖書物語 *>

(マルコによる福音 2:18-22)

 ヨハネの弟子とパリサイ人とは、断食をしていた。そこで人々がきて、イエスに言った、「ヨハネの弟子たちとパリサイ人の弟子たちとが断食をしているのに、あなたの弟子たちは、なぜ断食をしないのですか」。

 するとイエスは言われた、「婚礼の客は、花婿が一緒にいるのに、断食ができるであろうか。花婿と一緒にいる間は、断食はできない。

 しかし、花婿が奪い去られる日が来る。その日には断食をするであろう。

 だれも、真新しい布ぎれを、古い着物に縫いつけはしない。もしそうすれば、新しいつぎは古い着物を引き破り、そして、破れがもっとひどくなる。

 まただれも、新しいぶどう酒を古い皮袋に入れはしない。もしそうすれば、ぶどう酒は皮袋をはり裂き、そして、ぶどう酒も皮袋もむだになってしまう。〔だから、新しいぶどう酒は新しい皮袋に入れるべきである〕」。

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<今日の『み言葉』>

み言葉の朗読を聴こう!(新共同訳)
(マルコによる福音 2:18-22)
http://www.donboscojp.org/sdblogos/images/sc4_39_1.mp3

み言葉について
(マルコによる福音 2:18-22)

 今日の福音の前半部分「どうして断食しないのか」というくだりは、直前の記事(土曜日の福音箇所)の「どうして罪人と一緒に食事をするのか」という内容と呼応しています。

 それぞれの主語は「あなたの弟子たち」と「彼=イエス」となっていますから、イエスと人々とが食事を共にすることの理由が双方の視点から問われ、また答えられていることになります。

ですから、そういった視点から改めて良く読み込んでいき、イエスと食事を共にすること、即ちミサとは一体何であるかをじっくりと考えてみるといいでしょう。

 また後半部分では、この方法が新しい時代に向けた新しいやり方であるということが説かれています。

旧約の象徴とも言える洗礼者ヨハネの時代からイエスによる救いの時代へと移り変わって行くとき、今までとは違った新しい方法が選ばれました。

そして、この移り変わりは「遠い過去の一回限りの出来事」ではなく、一人ひとりに救いが訪れるときに幾度となく繰り返されていくことですから、救いを体験した人は今までとは違った、新しい生き方を選び取って行くようになります。

 ですから、救いとは何かを受けるばかりではなく、自らが生き方を変えて行くことにあるとも言えるのではないでしょうか。

eno

http://www.donboscojp.org/sdblogos/C4_142.htm#39
より転載

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†主の平安

☆ (BGM) Abiding Radio Instrumental
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 Kyohno Seisho Monogatari

良い一日を過ごしましょう!

年間第2月曜日

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<今日の聖書物語 *>

(マルコによる福音 2:18-22)

2:18
 ヨハネの弟子とパリサイ人とは、断食をしていた。そこで人々がきて、イエスに言った、「ヨハネの弟子たちとパリサイ人の弟子たちとが断食をしているのに、あなたの弟子たちは、なぜ断食をしないのですか」。

2:19
 するとイエスは言われた、「婚礼の客は、花婿が一緒にいるのに、断食ができるであろうか。花婿と一緒にいる間は、断食はできない。

2:20
 しかし、花婿が奪い去られる日が来る。その日には断食をするであろう。

2:21
 だれも、真新しい布ぎれを、古い着物に縫いつけはしない。もしそうすれば、新しいつぎは古い着物を引き破り、そして、破れがもっとひどくなる。

2:22
 まただれも、新しいぶどう酒を古い皮袋に入れはしない。もしそうすれば、ぶどう酒は皮袋をはり裂き、そして、ぶどう酒も皮袋もむだになってしまう。〔だから、新しいぶどう酒は新しい皮袋に入れるべきである〕」。

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<今日の『み言葉』>

み言葉の朗読を聴こう!(新共同訳)
(マルコによる福音 2:18-22)
http://www.donboscojp.org/sdblogos/images/sc4_39_1.mp3

み言葉について
(マルコによる福音 2:18-22)

 今日の福音の前半部分「どうして断食しないのか」というくだりは、直前の記事(土曜日の福音箇所)の「どうして罪人と一緒に食事をするのか」という内容と呼応しています。

 それぞれの主語は「あなたの弟子たち」と「彼=イエス」となっていますから、イエスと人々とが食事を共にすることの理由が双方の視点から問われ、また答えられていることになります。

ですから、そういった視点から改めて良く読み込んでいき、イエスと食事を共にすること、即ちミサとは一体何であるかをじっくりと考えてみるといいでしょう。

 また後半部分では、この方法が新しい時代に向けた新しいやり方であるということが説かれています。

旧約の象徴とも言える洗礼者ヨハネの時代からイエスによる救いの時代へと移り変わって行くとき、今までとは違った新しい方法が選ばれました。

そして、この移り変わりは「遠い過去の一回限りの出来事」ではなく、一人ひとりに救いが訪れるときに幾度となく繰り返されていくことですから、救いを体験した人は今までとは違った、新しい生き方を選び取って行くようになります。

 ですから、救いとは何かを受けるばかりではなく、自らが生き方を変えて行くことにあるとも言えるのではないでしょうか。

eno

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より転載

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(サムエル記上 15:16-23)

15:16
 サムエルはサウルに言った、「おやめなさい。昨夜、主がわたしに言われたことを、あなたに告げましょう」。サウルは彼に言った、「言ってください」。

15:17
 サムエルは言った、「たとい、自分では小さいと思っても、あなたはイスラエルの諸部族の長ではありませんか。主はあなたに油を注いでイスラエルの王とされた。

15:18
 そして主はあなたに使命を授け、つかわして言われた、『行って、罪びとなるアマレクびとを滅ぼし尽せ。彼らを皆殺しにするまで戦え』。

15:19
 それであるのに、どうしてあなたは主の声に聞き従わないで、ぶんどり物にとびかかり、主の目の前に悪をおこなったのですか」。

15:20
 サウルはサムエルに言った、「わたしは主の声に聞き従い、主がつかわされた使命を帯びて行き、アマレクの王アガグを連れてきて、アマレクびとを滅ぼし尽しました。

15:21
 しかし民は滅ぼし尽すべきもののうち最も良いものを、ギルガルで、あなたの神、主にささげるため、ぶんどり物のうちから羊と牛を取りました」。

15:22
 サムエルは言った、
「主はそのみ言葉に聞き従う事を喜ばれるように、
燔祭や犠牲を喜ばれるであろうか。
見よ、従うことは犠牲にまさり、
聞くことは雄羊の脂肪にまさる。

15:23
 そむくことは占いの罪に等しく、
強情は偶像礼拝の罪に等しいからである。
あなたが主のことばを捨てたので、
主もまたあなたを捨てて、王の位から退けられた」。

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†主の平安

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 Today's Bible story *

January 15, 2024

Have a good day!

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Monday of the Second Week in Ordinary Time

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Gospel : Mark 2:18-22

18 John’s disciples and the Pharisees were fasting, and they came and asked him, “Why do John’s disciples and the disciples of the Pharisees fast, but your disciples don’t fast?”

19 Jesus said to them, “Can the groomsmen fast while the bridegroom is with them? As long as they have the bridegroom with them, they can’t fast.

20 But the days will come when the bridegroom will be taken away from them, and then they will fast in that day.

21 No one sews a piece of unshrunk cloth on an old garment, or else the patch shrinks and the new tears away from the old, and a worse hole is made.

22 No one puts new wine into old wineskins; or else the new wine will burst the skins, and the wine pours out, and the skins will be destroyed; but they put new wine into fresh wineskins.”

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1 Samuel 15:16-23

16 Then Samuel said to Saul, “Stay, and I will tell you what Yahweh said to me last night.”
He said to him, “Say on.”

17 Samuel said, “Though you were little in your own sight, weren’t you made the head of the tribes of Israel? Yahweh anointed you king over Israel;

18 and Yahweh sent you on a journey, and said, ‘Go, and utterly destroy the sinners the Amalekites, and fight against them until they are consumed.’

19 Why then didn’t you obey Yahweh’s voice, but took the plunder, and did that which was evil in Yahweh’s sight?”

20 Saul said to Samuel, “But I have obeyed Yahweh’s voice, and have gone the way which Yahweh sent me, and have brought Agag the king of Amalek, and have utterly destroyed the Amalekites.

21 But the people took of the plunder, sheep and cattle, the best of the devoted things, to sacrifice to Yahweh your God in Gilgal.”

22 Samuel said, “Has Yahweh as great delight in burnt offerings and sacrifices, as in obeying Yahweh’s voice? Behold, to obey is better than sacrifice, and to listen than the fat of rams.

23 For rebellion is as the sin of witchcraft, and stubbornness is as idolatry and teraphim. Because you have rejected Yahweh’s word, he has also rejected you from being king.”

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* The World English Bible
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2024年01月14日

 Kyohno Seisho Monogatari (s)

良い一日を過ごしましょう!

年間第2主日

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<今日の聖書物語 *>

(ヨハネによる福音 1:35-42)

 その翌日、ヨハネはまたふたりの弟子たちと一緒に立っていたが、

 イエスが歩いておられるのに目をとめて言った、「見よ、神の小羊」。

 そのふたりの弟子は、ヨハネがそう言うのを聞いて、イエスについて行った。

 イエスはふり向き、彼らがついてくるのを見て言われた、「何か願いがあるのか」。彼らは言った、「ラビ(訳して言えば、先生)どこにおとまりなのですか」。

 イエスは彼らに言われた、「きてごらんなさい。そうしたらわかるだろう」。そこで彼らはついて行って、イエスの泊まっておられる所を見た。そして、その日はイエスのところに泊まった。時は午後四時ごろであった。

 ヨハネから聞いて、イエスについて行ったふたりのうちのひとりは、シモン・ペテロの兄弟アンデレであった。

 彼はまず自分の兄弟シモンに出会って言った、「わたしたちはメシヤ(訳せば、キリスト)にいま出会った」。

 そしてシモンをイエスのもとにつれてきた。イエスは彼に目をとめて言われた、「あなたはヨハネの子シモンである。あなたをケパ(訳せば、ペテロ)と呼ぶことにする」。

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<今日の『み言葉』>

み言葉の朗読を聴こう!(新共同訳)
(ヨハネによる福音 1:35-42)
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み言葉について
(ヨハネによる福音 1:35-42)
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<こうじ神父 今週の説教>
(ヨハネによる福音 1:35-42)
http://blog.goo.ne.jp/knkouji/

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†主の平安

☆ (BGM) Abiding Radio Instrumental
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 Kyohno Seisho Monogatari

良い一日を過ごしましょう!

年間第2主日

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<今日の聖書物語 *>

(ヨハネによる福音 1:35-42)

1:35
 その翌日、ヨハネはまたふたりの弟子たちと一緒に立っていたが、

1:36
 イエスが歩いておられるのに目をとめて言った、「見よ、神の小羊」。

1:37
 そのふたりの弟子は、ヨハネがそう言うのを聞いて、イエスについて行った。

1:38
 イエスはふり向き、彼らがついてくるのを見て言われた、「何か願いがあるのか」。彼らは言った、「ラビ(訳して言えば、先生)どこにおとまりなのですか」。

1:39
 イエスは彼らに言われた、「きてごらんなさい。そうしたらわかるだろう」。そこで彼らはついて行って、イエスの泊まっておられる所を見た。そして、その日はイエスのところに泊まった。時は午後四時ごろであった。

1:40
 ヨハネから聞いて、イエスについて行ったふたりのうちのひとりは、シモン・ペテロの兄弟アンデレであった。

1:41
 彼はまず自分の兄弟シモンに出会って言った、「わたしたちはメシヤ(訳せば、キリスト)にいま出会った」。

1:42
 そしてシモンをイエスのもとにつれてきた。イエスは彼に目をとめて言われた、「あなたはヨハネの子シモンである。あなたをケパ(訳せば、ペテロ)と呼ぶことにする」。

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<今日の『み言葉』>

み言葉の朗読を聴こう!(新共同訳)
(ヨハネによる福音 1:35-42)
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み言葉について
(ヨハネによる福音 1:35-42)
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(ヨハネによる福音 1:35-42)
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(サムエル記上 3:3b-10,19)

3:3b
 サムエルが神の箱のある主の神殿に寝ていた時、

3:4
 主は「サムエルよ、サムエルよ」と呼ばれた。彼は「はい、ここにおります」と言って、

3:5
 エリの所へ走っていって言った、「あなたがお呼びになりました。わたしは、ここにおります」。しかしエリは言った、「わたしは呼ばない。帰って寝なさい」。彼は行って寝た。

3:6
 主はまたかさねて「サムエルよ、サムエルよ」と呼ばれた。サムエルは起きてエリのもとへ行って言った、「あなたがお呼びになりました。わたしは、ここにおります」。エリは言った、「子よ、わたしは呼ばない。もう一度寝なさい」。

3:7
 サムエルはまだ主を知らず、主の言葉がまだ彼に現されなかった。

3:8
 主はまた三度目にサムエルを呼ばれたので、サムエルは起きてエリのもとへ行って言った、「あなたがお呼びになりました。わたしは、ここにおります」。その時、エリは主がわらべを呼ばれたのであることを悟った。

3:9
 そしてエリはサムエルに言った、「行って寝なさい。もしあなたを呼ばれたら、『しもべは聞きます。主よ、お話しください』と言いなさい」。サムエルは行って自分の所で寝た。

3:10
 主はきて立ち、前のように、「サムエルよ、サムエルよ」と呼ばれたので、サムエルは言った、「しもべは聞きます。お話しください」。

3:11
 その時、主はサムエルに言われた、「見よ、わたしはイスラエルのうちに一つの事をする。それを聞く者はみな、耳が二つとも鳴るであろう。

3:12
 その日には、わたしが、かつてエリの家について話したことを、はじめから終りまでことごとく、エリに行うであろう。

3:13
 わたしはエリに、彼が知っている悪事のゆえに、その家を永久に罰することを告げる。その子らが神をけがしているのに、彼がそれをとめなかったからである。

3:14
 それゆえ、わたしはエリの家に誓う。エリの家の悪は、犠牲や供え物をもってしても、永久にあがなわれないであろう」。

3:15
 サムエルは朝まで寝て、主の宮の戸をあけたが、サムエルはその幻のことをエリに語るのを恐れた。

3:16
 しかしエリはサムエルを呼んで言った、「わが子サムエルよ」。サムエルは言った、「はい、ここにおります」。

3:17
 エリは言った、「何事をお告げになったのか。隠さず話してください。もしお告げになったことを一つでも隠して、わたしに言わないならば、どうぞ神があなたを罰し、さらに重く罰せられるように」。

3:18
 そこでサムエルは、その事をことごとく話して、何も彼に隠さなかった。エリは言った、「それは主である。どうぞ主が、良いと思うことを行われるように」。

3:19
 サムエルは育っていった。主が彼と共におられて、その言葉を一つも地に落ちないようにされたので、

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(コリント人への第一の手紙 6:13c-15a,17-20)

6:13c
 からだは不品行のためではなく、主のためであり、主はからだのためである。

6:14
 そして、神は主をよみがえらせたが、その力で、わたしたちをもよみがえらせて下さるであろう。

6:15a
 あなたがたは自分のからだがキリストの肢体であることを、知らないのか。

6:17
 しかし主につく者は、主と一つの霊になるのである。

6:18
 不品行を避けなさい。人の犯すすべての罪は、からだの外にある。しかし不品行をする者は、自分のからだに対して罪を犯すのである。

6:19
 あなたがたは知らないのか。自分のからだは、神から受けて自分の内に宿っている聖霊の宮であって、あなたがたは、もはや自分自身のものではないのである。

6:20
 あなたがたは、代価を払って買いとられたのだ。それだから、自分のからだをもって、神の栄光をあらわしなさい。

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†主の平安

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 Today's Bible story *

January 14, 2024

Have a good day!

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Second Sunday in Ordinary Time

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Gospel : John 1:35-42

35 Again, the next day, John was standing with two of his disciples,

36 and he looked at Jesus as he walked, and said, “Behold, the Lamb of God!”

37 The two disciples heard him speak, and they followed Jesus.

38 Jesus turned and saw them following, and said to them, “What are you looking for?”
They said to him, “Rabbi” (which is to say, being interpreted, Teacher), “where are you staying?”

39 He said to them, “Come and see.”
They came and saw where he was staying, and they stayed with him that day. It was about the tenth hour.

40 One of the two who heard John and followed him was Andrew, Simon Peter’s brother.

41 He first found his own brother, Simon, and said to him, “We have found the Messiah!” (which is, being interpreted, Christ).

42 He brought him to Jesus. Jesus looked at him and said, “You are Simon the son of Jonah. You shall be called Cephas” (which is by interpretation, Peter).

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1 Samuel 3:3b-10,19

3b Samuel had laid down in Yahweh’s temple where God’s ark was,

4 Yahweh called Samuel. He said, “Here I am.”

5 He ran to Eli and said, “Here I am; for you called me.”
He said, “I didn’t call. Lie down again.”
He went and lay down.

6 Yahweh called yet again, “Samuel!”
Samuel arose and went to Eli and said, “Here I am; for you called me.”
He answered, “I didn’t call, my son. Lie down again.”

7 Now Samuel didn’t yet know Yahweh, neither was Yahweh’s word yet revealed to him.

8 Yahweh called Samuel again the third time. He arose and went to Eli and said, “Here I am; for you called me.”
Eli perceived that Yahweh had called the child.

9 Therefore Eli said to Samuel, “Go, lie down. It shall be, if he calls you, that you shall say, ‘Speak, Yahweh; for your servant hears.’ ” So Samuel went and lay down in his place.

10 Yahweh came, and stood, and called as at other times, “Samuel! Samuel!”
Then Samuel said, “Speak; for your servant hears.”

19 Samuel grew, and Yahweh was with him and let none of his words fall to the ground.

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1 Corinthians 6:13c-15a, 17-20

13c The body is not for sexual immorality, but for the Lord, and the Lord for the body.

14 Now God raised up the Lord, and will also raise us up by his power.

15a Don’t you know that your bodies are members of Christ?

17 But he who is joined to the Lord is one spirit.

18 Flee sexual immorality! “Every sin that a man does is outside the body,” but he who commits sexual immorality sins against his own body.

19 Or don’t you know that your body is a temple of the Holy Spirit who is in you, whom you have from God? You are not your own,

20 for you were bought with a price. Therefore glorify God in your body and in your spirit, which are God’s.

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* The World English Bible
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◇ Daily Mass Reading Podcast For January 14, 2024
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2024年01月13日

 Kyohno Seisho Monogatari (s)

良い一日を過ごしましょう!

年間第1土曜日

(聖ヒラリオ司教教会博士)

(聖母の土曜日)

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<今日の聖書物語 *>

(マルコによる福音 2:13-17)

 イエスはまた海べに出て行かれると、多くの人々がみもとに集まってきたので、彼らを教えられた。

 また途中で、アルパヨの子レビが収税所にすわっているのをごらんになって、「わたしに従ってきなさい」と言われた。すると彼は立ちあがって、イエスに従った。

 それから彼の家で、食事の席についておられたときのことである。多くの取税人や罪人たちも、イエスや弟子たちと共にその席に着いていた。こんな人たちが大ぜいいて、イエスに従ってきたのである。

 パリサイ派の律法学者たちは、イエスが罪人や取税人たちと食事を共にしておられるのを見て、弟子たちに言った、「なぜ、彼は取税人や罪人などと食事を共にするのか」。

 イエスはこれを聞いて言われた、「丈夫な人には医者はいらない。いるのは病人である。わたしがきたのは、義人を招くためではなく、罪人を招くためである」。

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<今日の『み言葉』>

み言葉の朗読を聴こう!(新共同訳)
(マルコによる福音 2:13-17)
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み言葉について
(マルコによる福音 2:13-17)

 「わたしが来たのは、正しい人を招くためではなく、罪人を招くためである」

 ある時、小学生の子どもたちから聞かれた。

「どうして、神父してのる?」と。

それに対して「うん、人一倍、罪深い人間だと思っているからだよ」と答えた。

そうすると、「ふ〜ん」と口にして、子どもたちは去って行った。

 さて、今日のマルコ福音の箇所では収税所に座っているレビがイエスに呼ばれる。

「わたしに従いなさい」と。

ご存知のように徴税人は、収税所で通行と荷物に関して税を徴収していたが、それには下役が使われた。

レビもそのような下役の一人だったと思われる。

また通行人からの徴税額は定められていないことが多く、不当に高い税を取り立てることも出来た。

さらに彼らは異教徒とも頻繁に接触したのでユダヤ人からは祭儀的には不浄な者と見做された。

こうして彼らは軽蔑され、罪人扱いされたのだ。

 ところでイエスは何故レビを呼んだのだろうか。

イエスの答えはこうである。

「医者を必要とするのは、丈夫な人ではなく病人である。わたしが来たのは、正しい人を招くためではなく、罪人を招くためである。」この答えはあまりにも簡潔で明快であった。

イエスの弟子たちを困らせようと思っていたファリサイ派の律法学者の狼狽振りを想像するには難しくないだろう。

 ところで、私(読者)はどうだろうか。

 あなたがイエスの立場だったらレビを呼んだだろうか?

 レビを呼ばなかったとすれば何故だろうか?

 私の周りにいる病人とは誰か?

 私はその病人に対してどうしてきただろうか?

 イエスが呼んだのは収税所に座っていたレビである。

ある意味でレビは罪人であった。

しかし、レビはイエスに従った。

イエスに従ったレビは、罪人の道を歩み続けることなくそれを絶ち、福音に生きる者となった。

 イエスは誰でも招いておられる。

ただし、人がその招きに敏感であるかそうでないかがその招きを活かすか無駄にするかの境目である。

 先に述べた子どもたちへの答え、「うん、・・・」という言葉の裏には主イエスの招きに与ること無しには自分の人生はあり得ないという信仰の表現である。

 「主イエスよ、罪人の私をあわれんでください。」

濱口秀昭sdb

http://www.donboscojp.org/sdblogos/C4_141.htm#38
より転載

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†主の平安

☆ (BGM) Abiding Radio Instrumental
https://www.abidingradio.org/radio/instrumental

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 Kyohno Seisho Monogatari

良い一日を過ごしましょう!

年間第1土曜日

(聖ヒラリオ司教教会博士)

(聖母の土曜日)

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<今日の聖書物語 *>

(マルコによる福音 2:13-17)

2:13
 イエスはまた海べに出て行かれると、多くの人々がみもとに集まってきたので、彼らを教えられた。

2:14
 また途中で、アルパヨの子レビが収税所にすわっているのをごらんになって、「わたしに従ってきなさい」と言われた。すると彼は立ちあがって、イエスに従った。

2:15
 それから彼の家で、食事の席についておられたときのことである。多くの取税人や罪人たちも、イエスや弟子たちと共にその席に着いていた。こんな人たちが大ぜいいて、イエスに従ってきたのである。

2:16
 パリサイ派の律法学者たちは、イエスが罪人や取税人たちと食事を共にしておられるのを見て、弟子たちに言った、「なぜ、彼は取税人や罪人などと食事を共にするのか」。

2:17
 イエスはこれを聞いて言われた、「丈夫な人には医者はいらない。いるのは病人である。わたしがきたのは、義人を招くためではなく、罪人を招くためである」。

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<今日の『み言葉』>

み言葉の朗読を聴こう!(新共同訳)
(マルコによる福音 2:13-17)
http://www.donboscojp.org/sdblogos/images/sc4_38_1.mp3

み言葉について
(マルコによる福音 2:13-17)

 「わたしが来たのは、正しい人を招くためではなく、罪人を招くためである」

 ある時、小学生の子どもたちから聞かれた。

「どうして、神父してのる?」と。

それに対して「うん、人一倍、罪深い人間だと思っているからだよ」と答えた。

そうすると、「ふ〜ん」と口にして、子どもたちは去って行った。

 さて、今日のマルコ福音の箇所では収税所に座っているレビがイエスに呼ばれる。

「わたしに従いなさい」と。

ご存知のように徴税人は、収税所で通行と荷物に関して税を徴収していたが、それには下役が使われた。

レビもそのような下役の一人だったと思われる。

また通行人からの徴税額は定められていないことが多く、不当に高い税を取り立てることも出来た。

さらに彼らは異教徒とも頻繁に接触したのでユダヤ人からは祭儀的には不浄な者と見做された。

こうして彼らは軽蔑され、罪人扱いされたのだ。

 ところでイエスは何故レビを呼んだのだろうか。

イエスの答えはこうである。

「医者を必要とするのは、丈夫な人ではなく病人である。わたしが来たのは、正しい人を招くためではなく、罪人を招くためである。」この答えはあまりにも簡潔で明快であった。

イエスの弟子たちを困らせようと思っていたファリサイ派の律法学者の狼狽振りを想像するには難しくないだろう。

 ところで、私(読者)はどうだろうか。

 あなたがイエスの立場だったらレビを呼んだだろうか?

 レビを呼ばなかったとすれば何故だろうか?

 私の周りにいる病人とは誰か?

 私はその病人に対してどうしてきただろうか?

 イエスが呼んだのは収税所に座っていたレビである。

ある意味でレビは罪人であった。

しかし、レビはイエスに従った。

イエスに従ったレビは、罪人の道を歩み続けることなくそれを絶ち、福音に生きる者となった。

 イエスは誰でも招いておられる。

ただし、人がその招きに敏感であるかそうでないかがその招きを活かすか無駄にするかの境目である。

 先に述べた子どもたちへの答え、「うん、・・・」という言葉の裏には主イエスの招きに与ること無しには自分の人生はあり得ないという信仰の表現である。

 「主イエスよ、罪人の私をあわれんでください。」

濱口秀昭sdb

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より転載

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(サムエル記上 9:1-4,17-19,10:1)

9:1
 さて、ベニヤミンの人で、キシという名の裕福な人があった。キシはアビエルの子、アビエルはゼロルの子、ゼロルはベコラテの子、ベコラテはアピヤの子、アピヤはベニヤミンびとである。

9:2
 キシにはサウルという名の子があった。若くて麗しく、イスラエルの人々のうちに彼よりも麗しい人はなく、民のだれよりも肩から上、背が高かった。

9:3
 サウルの父キシの数頭のろばがいなくなった。そこでキシは、その子サウルに言った、「しもべをひとり連れて、立って行き、ろばを捜してきなさい」。

9:4
 そこでふたりはエフライムの山地を通りすぎ、シャリシャの地を通り過ぎたけれども見当らず、シャリムの地を通り過ぎたけれどもおらず、ベニヤミンの地を通り過ぎたけれども見当らなかった。

9:17
 サムエルがサウルを見た時、主は言われた、「見よ、わたしの言ったのはこの人である。この人がわたしの民を治めるであろう」。

9:18
 そのときサウルは、門の中でサムエルに近づいて言った、「先見者の家はどこですか。どうか教えてください」。

9:19
 サムエルはサウルに答えた、「わたしがその先見者です。わたしの前に行って、高き所に上りなさい。あなたがたは、きょう、わたしと一緒に食事しなさい。わたしはあすの朝あなたを帰らせ、あなたの心にあることをみな示しましょう。

10:1
 その時サムエルは油のびんを取って、サウルの頭に注ぎ、彼に口づけして言った、「主はあなたに油を注いで、その民イスラエルの君とされたではありませんか。あなたは主の民を治め、周囲の敵の手から彼らを救わなければならない。主があなたに油を注いで、その嗣業の君とされたことの、しるしは次のとおりです。

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†主の平安

☆ (BGM) Abiding Radio Instrumental
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* 口語訳聖書
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☆ 日本聖書協会 聖書本文検索
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 Today's Bible story *

January 13, 2024

Have a good day!

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Saturday of the First Week in Ordinary Time

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Gospel : Mark 2:13-17

13 He went out again by the seaside. All the multitude came to him, and he taught them.

14 As he passed by, he saw Levi the son of Alphaeus sitting at the tax office. He said to him, “Follow me.” And he arose and followed him.

15 He was reclining at the table in his house, and many tax collectors and sinners sat down with Jesus and his disciples, for there were many, and they followed him.

16 The scribes and the Pharisees, when they saw that he was eating with the sinners and tax collectors, said to his disciples, “Why is it that he eats and drinks with tax collectors and sinners?”

17 When Jesus heard it, he said to them, “Those who are healthy have no need for a physician, but those who are sick. I came not to call the righteous, but sinners to repentance.”

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1 Samuel 9:1-4, 17-19; 10:1

9:1 Now there was a man of Benjamin, whose name was Kish the son of Abiel, the son of Zeror, the son of Becorath, the son of Aphiah, the son of a Benjamite, a mighty man of valor.

2 He had a son whose name was Saul, an impressive young man; and there was not among the children of Israel a more handsome person than he. From his shoulders and upward he was taller than any of the people.

3 The donkeys of Kish, Saul’s father, were lost. Kish said to Saul his son, “Now take one of the servants with you, and arise, go look for the donkeys.”

4 He passed through the hill country of Ephraim, and passed through the land of Shalishah, but they didn’t find them. Then they passed through the land of Shaalim, and they weren’t there. Then he passed through the land of the Benjamites, but they didn’t find them.

17 When Samuel saw Saul, Yahweh said to him, “Behold, the man of whom I spoke to you! He will have authority over my people.”

18 Then Saul approached Samuel in the gateway, and said, “Please tell me where the seer’s house is.”

19 Samuel answered Saul and said, “I am the seer. Go up before me to the high place, for you are to eat with me today. In the morning I will let you go and will tell you all that is in your heart.

10:1 Then Samuel took the vial of oil and poured it on his head, then kissed him and said, “Hasn’t Yahweh anointed you to be prince over his inheritance?

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* The World English Bible
http://ebible.org/web/

◇ Daily Mass Reading Podcast For January 13, 2024
https://bible.usccb.org/podcasts/audio/daily-mass-reading-podcast-january-13-2024

◇ Daily Readings January 13, 2024
http://www.usccb.org/bible/readings/011324.cfm

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◇ Today's Bible Story
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2024年01月12日

 Kyohno Seisho Monogatari (s)

良い一日を過ごしましょう!

年間第1金曜日

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<今日の聖書物語 *>

(マルコによる福音 2:1-12)

 幾日かたって、イエスがまたカペナウムにお帰りになったとき、家におられるといううわさが立ったので、

 多くの人々が集まってきて、もはや戸口のあたりまでも、すきまが無いほどになった。そして、イエスは御言を彼らに語っておられた。

 すると、人々がひとりの中風の者を四人の人に運ばせて、イエスのところに連れてきた。

 ところが、群衆のために近寄ることができないので、イエスのおられるあたりの屋根をはぎ、穴をあけて、中風の者を寝かせたまま、床をつりおろした。

 イエスは彼らの信仰を見て、中風の者に、「子よ、あなたの罪はゆるされた」と言われた。

 ところが、そこに幾人かの律法学者がすわっていて、心の中で論じた、

 「この人は、なぜあんなことを言うのか。それは神をけがすことだ。神ひとりのほかに、だれが罪をゆるすことができるか」。

 イエスは、彼らが内心このように論じているのを、自分の心ですぐ見ぬいて、「なぜ、あなたがたは心の中でそんなことを論じているのか。

 中風の者に、あなたの罪はゆるされた、と言うのと、起きよ、床を取りあげて歩け、と言うのと、どちらがたやすいか。

 しかし、人の子は地上で罪をゆるす権威をもっていることが、あなたがたにわかるために」と彼らに言い、中風の者にむかって、

 「あなたに命じる。起きよ、床を取りあげて家に帰れ」と言われた。

 すると彼は起きあがり、すぐに床を取りあげて、みんなの前を出て行ったので、一同は大いに驚き、神をあがめて、「こんな事は、まだ一度も見たことがない」と言った。

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<今日の『み言葉』>

み言葉の朗読を聴こう!(新共同訳)
(マルコによる福音 2:1-12)
http://www.donboscojp.org/sdblogos/images/sc4_37_1.mp3

み言葉について
(マルコによる福音 2:1-12)

 イエス様が中風の人を癒される場面です。この癒しの奇跡によって神様の業が示されましたが、イエス様の言葉に躓く人たちもいました。
 「子よ、あなたの罪は赦される」と言われたイエス様の言葉は中風の人だけに当てはまる言葉ではなく、全ての人に当てはまる言葉であり、福音のはずです。

しかし、イエス様のこの言葉はあの場に座っていた数人の律法学者にとって役に立つものとならなかったのです。

 このことは、今日の第1朗読で読まれている「ヘブライ人への手紙」の中で指摘されている事と重なります。

「私たちにも彼ら同様に福音が告げ知らされているからです。けれども、彼らには聞いた言葉は役に立ちませんでした。その言葉が、それを聞いた人々と、信仰によって結びつかなかったためです。」(ヘブライ4:2)

 私たちが耳にする福音が、私たちの信仰によっていつも結びつき、救いにとって役立つものとなり、安息にあずかることができますように・・・

mickey sdb

http://www.donboscojp.org/sdblogos/C4_140.htm#37
より転載

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†主の平安

☆ (BGM) Abiding Radio Instrumental
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 Today's Bible story *

January 12, 2024

Have a good day!

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Friday of the First Week in Ordinary Time

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Gospel : Mark 2:1-12

1 When he entered again into Capernaum after some days, it was heard that he was at home.

2 Immediately many were gathered together, so that there was no more room, not even around the door; and he spoke the word to them.

3 Four people came, carrying a paralytic to him.

4 When they could not come near to him for the crowd, they removed the roof where he was. When they had broken it up, they let down the mat that the paralytic was lying on.

5 Jesus, seeing their faith, said to the paralytic, “Son, your sins are forgiven you.”

6 But there were some of the scribes sitting there and reasoning in their hearts,

7 “Why does this man speak blasphemies like that? Who can forgive sins but God alone?”

8 Immediately Jesus, perceiving in his spirit that they so reasoned within themselves, said to them, “Why do you reason these things in your hearts?

9 Which is easier, to tell the paralytic, ‘Your sins are forgiven;’ or to say, ‘Arise, and take up your bed, and walk’?

10 But that you may know that the Son of Man has authority on earth to forgive sins”?he said to the paralytic?

11 “I tell you, arise, take up your mat, and go to your house.”

12 He arose, and immediately took up the mat and went out in front of them all, so that they were all amazed and glorified God, saying, “We never saw anything like this!”

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1 Samuel 8:4-7, 10-22a

4 Then all the elders of Israel gathered themselves together and came to Samuel to Ramah.

5 They said to him, “Behold, you are old, and your sons don’t walk in your ways. Now make us a king to judge us like all the nations.”

6 But the thing displeased Samuel when they said, “Give us a king to judge us.”
Samuel prayed to Yahweh.

7 Yahweh said to Samuel, “Listen to the voice of the people in all that they tell you; for they have not rejected you, but they have rejected me as the king over them.

10 Samuel told all Yahweh’s words to the people who asked him for a king.

11 He said, “This will be the way of the king who shall reign over you: he will take your sons and appoint them as his servants, for his chariots and to be his horsemen; and they will run before his chariots.

12 He will appoint them to him for captains of thousands and captains of fifties; and he will assign some to plow his ground and to reap his harvest; and to make his instruments of war and the instruments of his chariots.

13 He will take your daughters to be perfumers, to be cooks, and to be bakers.

14 He will take your fields, your vineyards, and your olive groves, even your best, and give them to his servants.

15 He will take one tenth of your seed and of your vineyards, and give it to his officers and to his servants.

16 He will take your male servants, your female servants, your best young men, and your donkeys, and assign them to his own work.

17 He will take one tenth of your flocks; and you will be his servants.

18 You will cry out in that day because of your king whom you will have chosen for yourselves; and Yahweh will not answer you in that day.”

19 But the people refused to listen to the voice of Samuel; and they said, “No, but we will have a king over us,

20 that we also may be like all the nations; and that our king may judge us, and go out before us, and fight our battles.”

21 Samuel heard all the words of the people, and he rehearsed them in the ears of Yahweh.

22a Yahweh said to Samuel, “Listen to their voice, and make them a king.”

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* The World English Bible
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 Kyohno Seisho Monogatari

良い一日を過ごしましょう!

年間第1金曜日

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<今日の聖書物語 *>

(マルコによる福音 2:1-12)

2:1
 幾日かたって、イエスがまたカペナウムにお帰りになったとき、家におられるといううわさが立ったので、

2:2
 多くの人々が集まってきて、もはや戸口のあたりまでも、すきまが無いほどになった。そして、イエスは御言を彼らに語っておられた。

2:3
 すると、人々がひとりの中風の者を四人の人に運ばせて、イエスのところに連れてきた。

2:4
 ところが、群衆のために近寄ることができないので、イエスのおられるあたりの屋根をはぎ、穴をあけて、中風の者を寝かせたまま、床をつりおろした。

2:5
 イエスは彼らの信仰を見て、中風の者に、「子よ、あなたの罪はゆるされた」と言われた。

2:6
 ところが、そこに幾人かの律法学者がすわっていて、心の中で論じた、

2:7
 「この人は、なぜあんなことを言うのか。それは神をけがすことだ。神ひとりのほかに、だれが罪をゆるすことができるか」。

2:8
 イエスは、彼らが内心このように論じているのを、自分の心ですぐ見ぬいて、「なぜ、あなたがたは心の中でそんなことを論じているのか。

2:9
 中風の者に、あなたの罪はゆるされた、と言うのと、起きよ、床を取りあげて歩け、と言うのと、どちらがたやすいか。

2:10
 しかし、人の子は地上で罪をゆるす権威をもっていることが、あなたがたにわかるために」と彼らに言い、中風の者にむかって、

2:11
 「あなたに命じる。起きよ、床を取りあげて家に帰れ」と言われた。

2:12
 すると彼は起きあがり、すぐに床を取りあげて、みんなの前を出て行ったので、一同は大いに驚き、神をあがめて、「こんな事は、まだ一度も見たことがない」と言った。

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<今日の『み言葉』>

み言葉の朗読を聴こう!(新共同訳)
(マルコによる福音 2:1-12)
http://www.donboscojp.org/sdblogos/images/sc4_37_1.mp3

み言葉について
(マルコによる福音 2:1-12)

 イエス様が中風の人を癒される場面です。この癒しの奇跡によって神様の業が示されましたが、イエス様の言葉に躓く人たちもいました。
 「子よ、あなたの罪は赦される」と言われたイエス様の言葉は中風の人だけに当てはまる言葉ではなく、全ての人に当てはまる言葉であり、福音のはずです。

しかし、イエス様のこの言葉はあの場に座っていた数人の律法学者にとって役に立つものとならなかったのです。

 このことは、今日の第1朗読で読まれている「ヘブライ人への手紙」の中で指摘されている事と重なります。

「私たちにも彼ら同様に福音が告げ知らされているからです。けれども、彼らには聞いた言葉は役に立ちませんでした。その言葉が、それを聞いた人々と、信仰によって結びつかなかったためです。」(ヘブライ4:2)

 私たちが耳にする福音が、私たちの信仰によっていつも結びつき、救いにとって役立つものとなり、安息にあずかることができますように・・・

mickey sdb

http://www.donboscojp.org/sdblogos/C4_140.htm#37
より転載

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(サムエル記上 8:4-7,10-22a)

8:4
 この時、イスラエルの長老たちはみな集まってラマにおるサムエルのもとにきて、

8:5
 言った、「あなたは年老い、あなたの子たちはあなたの道を歩まない。今ほかの国々のように、われわれをさばく王を、われわれのために立ててください」。

8:6
 しかし彼らが、「われわれをさばく王を、われわれに与えよ」と言うのを聞いて、サムエルは喜ばなかった。そしてサムエルが主に祈ると、

8:7
 主はサムエルに言われた、「民が、すべてあなたに言う所の声に聞き従いなさい。彼らが捨てるのはあなたではなく、わたしを捨てて、彼らの上にわたしが王であることを認めないのである。

8:10
 サムエルは王を立てることを求める民に主の言葉をことごとく告げて、

8:11
 言った、「あなたがたを治める王のならわしは次のとおりである。彼はあなたがたのむすこを取って、戦車隊に入れ、騎兵とし、自分の戦車の前に走らせるであろう。

8:12
 彼はまたそれを千人の長、五十人の長に任じ、またその地を耕させ、その作物を刈らせ、またその武器と戦車の装備を造らせるであろう。

8:13
 また、あなたがたの娘を取って、香をつくる者とし、料理をする者とし、パンを焼く者とするであろう。

8:14
 また、あなたがたの畑とぶどう畑とオリブ畑の最も良い物を取って、その家来に与え、

8:15
 あなたがたの穀物と、ぶどう畑の、十分の一を取って、その役人と家来に与え、

8:16
 また、あなたがたの男女の奴隷および、あなたがたの最も良い牛とろばを取って、自分のために働かせ、

8:17
 また、あなたがたの羊の十分の一を取り、あなたがたは、その奴隷となるであろう。

8:18
 そしてその日あなたがたは自分のために選んだ王のゆえに呼ばわるであろう。しかし主はその日にあなたがたに答えられないであろう」。

8:19
 ところが民はサムエルの声に聞き従うことを拒んで言った、「いいえ、われわれを治める王がなければならない。

8:20
 われわれも他の国々のようになり、王がわれわれをさばき、われわれを率いて、われわれの戦いにたたかうのである」。

8:21
 サムエルは民の言葉をことごとく聞いて、それを主の耳に告げた。

8:22a
 主はサムエルに言われた、「彼らの声に聞き従い、彼らのために王を立てよ」。

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†主の平安

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2024年01月11日

 Kyohno Seisho Monogatari (s)

良い一日を過ごしましょう!

年間第1木曜日

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<今日の聖書物語 *>

(マルコによる福音 1:40-45)

 ひとりのらい病人が、イエスのところに願いにきて、ひざまずいて言った、「みこころでしたら、きよめていただけるのですが」。

 イエスは深くあわれみ、手を伸ばして彼にさわり、「そうしてあげよう、きよくなれ」と言われた。

 すると、らい病が直ちに去って、その人はきよくなった。

 イエスは彼をきびしく戒めて、すぐにそこを去らせ、こう言い聞かせられた、

 「何も人に話さないように、注意しなさい。ただ行って、自分のからだを祭司に見せ、それから、モーセが命じた物をあなたのきよめのためにささげて、人々に証明しなさい」。

 しかし、彼は出て行って、自分の身に起ったことを盛んに語り、また言いひろめはじめたので、イエスはもはや表立っては町に、はいることができなくなり、外の寂しい所にとどまっておられた。しかし、人々は方々から、イエスのところにぞくぞくと集まってきた。

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<今日の『み言葉』>

み言葉の朗読を聴こう!(新共同訳)
(マルコによる福音 1:40-45)
http://www.donboscojp.org/sdblogos/images/sc4_36_1.mp3

み言葉について
(マルコによる福音 1:40-45)

 今日のメインディッシュはビタミン“愛”たっぷりのイエスの行為とハンセン氏病患者の信仰と身のゆだね。

二人の出会いは感動を呼ぶ。

イエスを私の救い主として認め受け入れ、病の癒しをゆだねる。

「御心ならば、私を清くすることがおできになります。」この願い、祈りには全面的なゆだねの心が表されている。

「イエス様、あなたにすべてをお任せ致します。」

 イエスはその心を汲み、「手を差し伸べてその人に触れ」られる。

この行為はイエスのやさしさを表す。

アンタッチャブルな、没交渉の、のけ者にされた人を仲間として受け入れ、かけがえのない人間としてかかわるイエスの心の広さを示す。

これはまさに放蕩息子を迎える父親の大きなゆるし、息子としての権利を返す父親の姿を彷彿とさせる。(ルカ15:11〜32)

 このイエスのぬくもりのあるかかわりを私たちが学び実践すれば、小学生・中学生にいじめや自殺を思いとどまらせることができるのではないだろうか。

 また、病の癒しを受けた人の喜びと感謝に心を向けよう。

イエスの忠告を無視してその喜びを周りの人に伝える彼の行動を、私は今日の営みに再現することが求められる。

私は彼以上に恵みを、御聖体というとてつもない恵みをいただいているのに、喜びと感謝の叫びを上げていない。

なぜ? 今日一日心に思い巡らしてみよう、この「なぜ?」を。

松永神父

http://www.donboscojp.org/sdblogos/C4_139.htm#36
より転載

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†主の平安

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 Kyohno Seisho Monogatari

良い一日を過ごしましょう!

年間第1木曜日

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<今日の聖書物語 *>

(マルコによる福音 1:40-45)

1:40
 ひとりのらい病人が、イエスのところに願いにきて、ひざまずいて言った、「みこころでしたら、きよめていただけるのですが」。

1:41
 イエスは深くあわれみ、手を伸ばして彼にさわり、「そうしてあげよう、きよくなれ」と言われた。

1:42
 すると、らい病が直ちに去って、その人はきよくなった。

1:43
 イエスは彼をきびしく戒めて、すぐにそこを去らせ、こう言い聞かせられた、

1:44
 「何も人に話さないように、注意しなさい。ただ行って、自分のからだを祭司に見せ、それから、モーセが命じた物をあなたのきよめのためにささげて、人々に証明しなさい」。

1:45
 しかし、彼は出て行って、自分の身に起ったことを盛んに語り、また言いひろめはじめたので、イエスはもはや表立っては町に、はいることができなくなり、外の寂しい所にとどまっておられた。しかし、人々は方々から、イエスのところにぞくぞくと集まってきた。

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<今日の『み言葉』>

み言葉の朗読を聴こう!(新共同訳)
(マルコによる福音 1:40-45)
http://www.donboscojp.org/sdblogos/images/sc4_36_1.mp3

み言葉について
(マルコによる福音 1:40-45)

 今日のメインディッシュはビタミン“愛”たっぷりのイエスの行為とハンセン氏病患者の信仰と身のゆだね。

二人の出会いは感動を呼ぶ。

イエスを私の救い主として認め受け入れ、病の癒しをゆだねる。

「御心ならば、私を清くすることがおできになります。」この願い、祈りには全面的なゆだねの心が表されている。

「イエス様、あなたにすべてをお任せ致します。」

 イエスはその心を汲み、「手を差し伸べてその人に触れ」られる。

この行為はイエスのやさしさを表す。

アンタッチャブルな、没交渉の、のけ者にされた人を仲間として受け入れ、かけがえのない人間としてかかわるイエスの心の広さを示す。

これはまさに放蕩息子を迎える父親の大きなゆるし、息子としての権利を返す父親の姿を彷彿とさせる。(ルカ15:11〜32)

 このイエスのぬくもりのあるかかわりを私たちが学び実践すれば、小学生・中学生にいじめや自殺を思いとどまらせることができるのではないだろうか。

 また、病の癒しを受けた人の喜びと感謝に心を向けよう。

イエスの忠告を無視してその喜びを周りの人に伝える彼の行動を、私は今日の営みに再現することが求められる。

私は彼以上に恵みを、御聖体というとてつもない恵みをいただいているのに、喜びと感謝の叫びを上げていない。

なぜ? 今日一日心に思い巡らしてみよう、この「なぜ?」を。

松永神父

http://www.donboscojp.org/sdblogos/C4_139.htm#36
より転載

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(サムエル記上 4:1-11)
 (新共同訳 サムエル記上 4:1b-11)

4:1
 イスラエルびとは出てペリシテびとと戦おうとして、エベネゼルのほとりに陣をしき、ペリシテびとはアペクに陣をしいた。

4:2
 ペリシテびとはイスラエルびとにむかって陣備えをしたが、戦うに及んで、イスラエルびとはペリシテびとの前に敗れ、ペリシテびとは戦場において、おおよそ四千人を殺した。

4:3
 民が陣営に退いた時、イスラエルの長老たちは言った、「なにゆえ、主はきょう、ペリシテびとの前にわれわれを敗られたのか。シロへ行って主の契約の箱をここへ携えてくることにしよう。そして主をわれわれのうちに迎えて、敵の手から救っていただこう」。

4:4
 そこで民は人をシロにつかわし、ケルビムの上に座しておられる万軍の主の契約の箱を、そこから携えてこさせた。その時エリのふたりの子、ホフニとピネハスは神の契約の箱と共に、その所にいた。

4:5
 主の契約の箱が陣営についた時、イスラエルびとはみな大声で叫んだので、地は鳴り響いた。

4:6
 ペリシテびとは、その叫び声を聞いて言った、「ヘブルびとの陣営の、この大きな叫び声は何事か」。そして主の箱が、陣営に着いたことを知った時、

4:7
 ペリシテびとは恐れて言った、「神々が陣営にきたのだ」。彼らはまた言った、「ああ、われわれはわざわいである。このようなことは今までなかった。

4:8
 ああ、われわれはわざわいである。だれがわれわれをこれらの強い神々の手から救い出すことができようか。これらの神々は、もろもろの災をもってエジプトびとを荒野で撃ったのだ。

4:9
 ペリシテびとよ、勇気を出して男らしくせよ。ヘブルびとがあなたがたに仕えたように、あなたがたが彼らに仕えることのないために、男らしく戦え」。

4:10
 こうしてペリシテびとが戦ったので、イスラエルびとは敗れて、おのおのその家に逃げて帰った。戦死者はひじょうに多く、イスラエルの歩兵で倒れたものは三万であった。

4:11
 また神の箱は奪われ、エリのふたりの子、ホフニとピネハスは殺された。

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†主の平安

☆ (BGM) Abiding Radio Instrumental
https://www.abidingradio.org/radio/instrumental

* 口語訳聖書
http://bible.salterrae.net/kougo/html/

☆ 日本聖書協会 聖書本文検索
http://www.bible.or.jp/read/vers_search.html

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posted by marion at 00:32| 千葉 ☁| 本/雑誌 | 更新情報をチェックする