2025年02月13日

 Kyohno Seisho Monogatari (s)

良い一日を過ごしましょう!

年間第5木曜日

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<今日の聖書物語 *>

(マルコによる福音 7:24-30)

 さて、イエスは、そこを立ち去って、ツロの地方に行かれた。そして、だれにも知れないように、家の中にはいられたが、隠れていることができなかった。

 そして、けがれた霊につかれた幼い娘をもつ女が、イエスのことをすぐ聞きつけてきて、その足もとにひれ伏した。

 この女はギリシヤ人で、スロ・フェニキヤの生れであった。そして、娘から悪霊を追い出してくださいとお願いした。

 イエスは女に言われた、「まず子供たちに十分食べさすべきである。子供たちのパンを取って小犬に投げてやるのは、よろしくない」。

 すると、女は答えて言った、「主よ、お言葉どおりです。でも、食卓の下にいる小犬も、子供たちのパンくずは、いただきます」。

 そこでイエスは言われた、「その言葉で、じゅうぶんである。お帰りなさい。悪霊は娘から出てしまった」。

 そこで、女が家に帰ってみると、その子は床の上に寝ており、悪霊は出てしまっていた。

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<今日の『み言葉』>

み言葉の朗読を聴こう!(新共同訳)
(マルコによる福音 7:24-30)
http://www.donboscojp.org/sdblogos/images/sc4_60_1.mp3

み言葉について
(マルコによる福音 7:24-30)

 今日の福音を読んですぐ気がつくことは、主イエス様は、異国にあるティルスに赴き、そこで、福音宣教に励み、奇跡を行ったことです。

「娘から悪霊を追い出してください」と頼むのはギリシア人のお母さんでありました。

最初は、異邦人に対して福音を述べ伝えていなかった主イエスは戸惑うようですが、「食卓の下の小犬も、子供のパン屑はいただきます」と深い信仰を表す言葉に驚き、「よろしい。家に帰りなさい。悪霊はあなたの娘からもう出てしまった」とおっしゃって、奇跡を行われます。

 このときから、主イエス様の活動の範囲が広くなり、異邦人にも向けられ、普遍的、カトリックになったと言えるのではないでしょうか。

教育者や牧者であるわたしたちは、キリスト者を相手にするだけでなく、キリストを知らない人に対して、福音を述べ伝え、そこに喜び、救い、自己実現があると知らせかければならないのではないでしょうか。

 その第一歩として、私たち自身が、主がもたらしてくださった喜び、救い、自己実現を体験するようにしたいものですね。 
 
Achille Loro Piana

http://www.donboscojp.org/sdblogos/C4_35.htm
より転載

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†主の平安

☆ (BGM) Abiding Radio Instrumental
https://www.abidingradio.org/radio/instrumental

* 口語訳聖書
https://pebutty.net/kougo/

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posted by marion at 11:32| 千葉 ☀| 本/雑誌 | 更新情報をチェックする

 Kyohno Seisho Monogatari

良い一日を過ごしましょう!

年間第5木曜日

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<今日の聖書物語 *>

(マルコによる福音 7:24-30)

7:24
 さて、イエスは、そこを立ち去って、ツロの地方に行かれた。そして、だれにも知れないように、家の中にはいられたが、隠れていることができなかった。

7:25
 そして、けがれた霊につかれた幼い娘をもつ女が、イエスのことをすぐ聞きつけてきて、その足もとにひれ伏した。

7:26
 この女はギリシヤ人で、スロ・フェニキヤの生れであった。そして、娘から悪霊を追い出してくださいとお願いした。

7:27
 イエスは女に言われた、「まず子供たちに十分食べさすべきである。子供たちのパンを取って小犬に投げてやるのは、よろしくない」。

7:28
 すると、女は答えて言った、「主よ、お言葉どおりです。でも、食卓の下にいる小犬も、子供たちのパンくずは、いただきます」。

7:29
 そこでイエスは言われた、「その言葉で、じゅうぶんである。お帰りなさい。悪霊は娘から出てしまった」。

7:30
 そこで、女が家に帰ってみると、その子は床の上に寝ており、悪霊は出てしまっていた。

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<今日の『み言葉』>

み言葉の朗読を聴こう!(新共同訳)
(マルコによる福音 7:24-30)
http://www.donboscojp.org/sdblogos/images/sc4_60_1.mp3

み言葉について
(マルコによる福音 7:24-30)

 今日の福音を読んですぐ気がつくことは、主イエス様は、異国にあるティルスに赴き、そこで、福音宣教に励み、奇跡を行ったことです。

「娘から悪霊を追い出してください」と頼むのはギリシア人のお母さんでありました。

最初は、異邦人に対して福音を述べ伝えていなかった主イエスは戸惑うようですが、「食卓の下の小犬も、子供のパン屑はいただきます」と深い信仰を表す言葉に驚き、「よろしい。家に帰りなさい。悪霊はあなたの娘からもう出てしまった」とおっしゃって、奇跡を行われます。

 このときから、主イエス様の活動の範囲が広くなり、異邦人にも向けられ、普遍的、カトリックになったと言えるのではないでしょうか。

教育者や牧者であるわたしたちは、キリスト者を相手にするだけでなく、キリストを知らない人に対して、福音を述べ伝え、そこに喜び、救い、自己実現があると知らせかければならないのではないでしょうか。

 その第一歩として、私たち自身が、主がもたらしてくださった喜び、救い、自己実現を体験するようにしたいものですね。 
 
Achille Loro Piana

http://www.donboscojp.org/sdblogos/C4_35.htm
より転載

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(創世記 2:18-25)

2:18
 また主なる神は言われた、「人がひとりでいるのは良くない。彼のために、ふさわしい助け手を造ろう」。

2:19
 そして主なる神は野のすべての獣と、空のすべての鳥とを土で造り、人のところへ連れてきて、彼がそれにどんな名をつけるかを見られた。人がすべて生き物に与える名は、その名となるのであった。

2:20
 それで人は、すべての家畜と、空の鳥と、野のすべての獣とに名をつけたが、人にはふさわしい助け手が見つからなかった。

2:21
 そこで主なる神は人を深く眠らせ、眠った時に、そのあばら骨の一つを取って、その所を肉でふさがれた。

2:22
 主なる神は人から取ったあばら骨でひとりの女を造り、人のところへ連れてこられた。

2:23
 そのとき、人は言った。
「これこそ、ついにわたしの骨の骨、
わたしの肉の肉。
男から取ったものだから、
これを女と名づけよう」。

2:24
 それで人はその父と母を離れて、妻と結び合い、一体となるのである。

2:25
 人とその妻とは、ふたりとも裸であったが、恥ずかしいとは思わなかった。

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†主の平安

☆ (BGM) Abiding Radio Instrumental
https://www.abidingradio.org/radio/instrumental

* 口語訳聖書
https://pebutty.net/kougo/

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 Today's Bible story *

February 13, 2025

Have a good day!

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Thursday of the Fifth Week in Ordinary Time

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Gospel : Mark 7:24-30

24 From there he arose and went away into the borders of Tyre and Sidon. He entered into a house and didn’t want anyone to know it, but he couldn’t escape notice.

25 For a woman whose little daughter had an unclean spirit, having heard of him, came and fell down at his feet.

26 Now the woman was a Greek, a Syrophoenician by race. She begged him that he would cast the demon out of her daughter.

27 But Jesus said to her, “Let the children be filled first, for it is not appropriate to take the children’s bread and throw it to the dogs.”

28 But she answered him, “Yes, Lord. Yet even the dogs under the table eat the children’s crumbs.”

29 He said to her, “For this saying, go your way. The demon has gone out of your daughter.”

30 She went away to her house, and found the child having been laid on the bed, with the demon gone out.

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Genesis 2:18-25

18 Yahweh God said, “It is not good for the man to be alone. I will make him a helper comparable to him.”

19 Out of the ground Yahweh God formed every animal of the field, and every bird of the sky, and brought them to the man to see what he would call them. Whatever the man called every living creature became its name.

20 The man gave names to all livestock, and to the birds of the sky, and to every animal of the field; but for man there was not found a helper comparable to him.

21 Yahweh God caused the man to fall into a deep sleep. As the man slept, he took one of his ribs, and closed up the flesh in its place.

22 Yahweh God made a woman from the rib which he had taken from the man, and brought her to the man.

23 The man said, “This is now bone of my bones, and flesh of my flesh. She will be called ‘woman,’ because she was taken out of Man.”

24 Therefore a man will leave his father and his mother, and will join with his wife, and they will be one flesh.

25 The man and his wife were both naked, and they were not ashamed.

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* The World English Bible
https://ebible.org/web/

◇ Daily Mass Reading Podcast For February 13, 2025
https://bible.usccb.org/podcasts/audio/daily-mass-reading-podcast-february-13-2025

◇ Daily Readings February 13, 2025
https://www.usccb.org/bible/readings/021325.cfm

◇ Abiding Radio Instrumental (BGM)
https://www.abidingradio.org/radio/instrumental

◇ Today's Bible Story
https://todaysbiblestory.seesaa.net/

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posted by marion at 00:16| 千葉 ☀| 本/雑誌 | 更新情報をチェックする