2012年06月30日

マタイによる福音(8:5-17)


今日 6月30日(土)も良い日でありますように。

(ローマの教会最初の殉教者たち)

(聖母の土曜日)

☆今日の聖書物語

☆マタイによる福音(8:5-17)

8:5
 さて、イエスがカペナウムに帰ってこられたとき、ある百卒長がみもとにきて訴えて言った、

8:6
 「主よ、わたしの僕が中風でひどく苦しんで、家に寝ています」。

8:7
 イエスは彼に、「わたしが行ってなおしてあげよう」と言われた。

8:8
 そこで百卒長は答えて言った、「主よ、わたしの屋根の下にあなたをお入れする資格は、わたしにはございません。ただ、お言葉を下さい。そうすれば僕はなおります。

8:9
 わたしも権威の下にある者ですが、わたしの下にも兵卒がいまして、ひとりの者に『行け』と言えば行き、ほかの者に『こい』と言えばきますし、また、僕に『これをせよ』と言えば、してくれるのです」。

8:10
 イエスはこれを聞いて非常に感心され、ついてきた人々に言われた、「よく聞きなさい。イスラエル人の中にも、これほどの信仰を見たことがない。

8:11
 なお、あなたがたに言うが、多くの人が東から西からきて、天国で、アブラハム、イサク、ヤコブと共に宴会の席につくが、

8:12
 この国の子らは外のやみに追い出され、そこで泣き叫んだり、歯がみをしたりするであろう」。

8:13
 それからイエスは百卒長に「行け、あなたの信じたとおりになるように」と言われた。すると、ちょうどその時に、僕はいやされた。

8:14
 それから、イエスはペテロの家にはいって行かれ、そのしゅうとめが熱病で、床についているのをごらんになった。

8:15
 そこで、その手にさわられると、熱が引いた。そして女は起きあがってイエスをもてなした。

8:16
 夕暮になると、人々は悪霊につかれた者を大ぜい、みもとに連れてきたので、イエスはみ言葉をもって霊どもを追い出し、病人をことごとくおいやしになった。

8:17
 これは、預言者イザヤによって「彼は、わたしたちのわずらいを身に受け、わたしたちの病を負うた」と言われた言葉が成就するためである。




☆哀歌(2:2、10-14、18-19)

2:2
 主はヤコブのすべてのすまいを滅ぼして、あわれまず、その怒りによって、ユダの娘のとりでをこわし、これを地に倒して、その国とそのつかさたちをはずかしめられた。

2:10
 シオンの娘の長老たちは地に座して黙し、頭にちりをかぶり、身に荒布をまとった。エルサレムのおとめたちはこうべを地にたれた。

2:11
 わが目は涙のためにつぶれ、わがはらわたはわきかえり、わが肝はわが民の娘の滅びのために、地に注ぎ出される。幼な子や乳のみ子が町のちまたに息も絶えようとしているからである。

2:12
 彼らが、傷ついた者のように町のちまたで息も絶えようとするとき、その母のふところにその命を注ぎ出そうとするとき、母にむかって、「パンとぶどう酒とはどこにありますか」と叫ぶ。

2:13
 エルサレムの娘よ、わたしは何をあなたに言い、何にあなたを比べることができようか。シオンの娘なるおとめよ、わたしは何をもってあなたになぞらえて、あなたを慰めることができようか。あなたの破れは海のように大きい、だれがあなたをいやすことができようか。

2:14
 あなたの預言者たちはあなたのために人を欺く偽りの幻を見た。彼らはあなたの不義をあらわして捕われを免れさせようとはせず、あなたのために人を迷わす偽りの託宣を見た。

2:18
 シオンの娘よ、声高らかに主に呼ばわれ、夜も昼も川のように涙を流せ。みずから安んじることをせず、あなたのひとみを休ませるな。

2:19
 夜、初更に起きて叫べ。主の前にあなたの心を水のように注ぎ出せ。町のかどで、飢えて息も絶えようとする幼な子の命のために、主にむかって両手をあげよ。




☆詩編(74:1-7, 20-21)

74:1
 神よ、なぜ、われらをとこしえに捨てられるのですか。なぜ、あなたの牧の羊に怒りを燃やされるのですか。

74:2
 昔あなたが手に入れられたあなたの公会、すなわち、あなたの嗣業の部族となすためにあがなわれたものを思い出してください。あなたが住まわれたシオンの山を思い出してください。

74:3
 とこしえの滅びの跡に、あなたの足を向けてください。敵は聖所で、すべての物を破壊しました。

74:4
 あなたのあだは聖所の中でほえさけび、彼らのしるしを立てて、しるしとしました。

74:5
 彼らは上の入口では、おのをもって木の格子垣を切り倒しました。

74:6
 また彼らは手おのと鎚とをもって聖所の彫り物をことごとく打ち落しました。

74:7
 彼らはあなたの聖所に火をかけ、み名のすみかをけがして、地に倒しました。

74:20
 あなたの契約をかえりみてください。地の暗い所は暴力のすまいで満ちています。

74:21
 しえたげられる者を恥じさせないでください。貧しい者と乏しい者とにみ名をほめたたえさせてください。




☆今日の『み言葉』について
http://www.donboscojp.org/sdblogos/D8_188.htm
http://www.donboscojp.org/sdblogos/DI8.htm




☆今日の読書:ネヘミヤ記(2:9-20)

2:9
 そこでわたしは川向こうの州の知事たちの所へ行って、王の手紙を渡した。なお王は軍の長および騎兵をわたしと共につかわした。

2:10
 ところがホロニびとサンバラテおよびアンモンびと奴隷トビヤはこれを聞き、イスラエルの子孫の福祉を求める人が来たというので、大いに感情を害した。

2:11
 わたしはエルサレムに着いて、そこに三日滞在した後、

2:12
 夜中に起き出た。数人の者がわたしに伴ったが、わたしは、神がエルサレムのためになそうとして、わたしの心に入れられたことを、だれにも告げ知らせず、またわたしが乗った獣のほかには、獣をつれて行かなかった。

2:13
 わたしは夜中に出て谷の門を通り、龍の井戸および糞の門に行って、エルサレムのくずれた城壁や、火に焼かれた門を調査し、

2:14
 また泉の門および王の池に行ったが、わたしの乗っている獣の通るべき所もなかった。

2:15
 わたしはまたその夜のうちに谷に沿って上り、城壁を調査したうえ、身をめぐらして、谷の門を通って帰った。

2:16
 つかさたちは、わたしがどこへ行ったか、何をしたかを知らなかった。わたしはまたユダヤ人にも、祭司たちにも、尊い人たちにも、つかさたちにも、その他工事をする人々にもまだ知らせなかった。

2:17
 しかしわたしはついに彼らに言った、「あなたがたの見るとおり、われわれは難局にある。エルサレムは荒廃し、その門は火に焼かれた。さあ、われわれは再び世のはずかしめをうけることのないように、エルサレムの城壁を築こう」。

2:18
 そして、わたしの神がよくわたしを助けられたことを彼らに告げ、また王がわたしに語られた言葉をも告げたので、彼らは「さあ、立ち上がって築こう」と言い、奮い立って、この良きわざに着手しようとした。

2:19
 ところがホロニびとサンバラテ、アンモンびと奴隷トビヤおよびアラビヤびとガシムがこれを聞いて、われわれをあざけり、われわれを侮って言った、「あなたがたは何をするのか、王に反逆しようとするのか」。

2:20
 わたしは彼らに答えて言った、「天の神がわれわれを恵まれるので、そのしもべであるわれわれは奮い立って築くのである。しかしあなたがたはエルサレムに何の分もなく、権利もなく、記念もない」。




†主の平安




☆携帯で読む聖書(口語訳)
http://www.keitaibible.net/m2/index.html

☆口語訳聖書(PDF版)
http://bible.salterrae.net/kougo/pdf/

☆教会カレンダー
http://www.pauline.or.jp/calendariocappella/

☆今週の聖書朗読 (新共同訳)(イエスのカリタス修道女会)
http://www.m-caritas.jp/reading.html

☆カトリック千葉寺教会
http://www.chibaderacatholic.jp/

☆CNA今日の聖書朗読(英語)
http://www.catholicnewsagency.com/calendarday.php?date=2012-6-30

☆Douay-Rheims Bible
http://www.drbo.org/

☆The World English Bible
http://ebible.org/web/
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