2017年12月23日

 Kyohno Seisho Monogatari (s)

今日も一日良い日でありますように!

(聖ヨハネ −ケンティ− 司祭)

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☆今日の聖書物語 *

ルカによる福音 1:57-66

 さてエリサベツは月が満ちて、男の子を産んだ。

 近所の人々や親族は、主が大きなあわれみを彼女におかけになったことを聞いて、共どもに喜んだ。

 八日目になったので、幼な子に割礼をするために人々がきて、父の名にちなんでザカリヤという名にしようとした。

 ところが、母親は、「いいえ、ヨハネという名にしなくてはいけません」と言った。

 人々は、「あなたの親族の中には、そういう名のついた者は、ひとりもいません」と彼女に言った。

 そして父親に、どんな名にしたいのですかと、合図で尋ねた。

 ザカリヤは書板を持ってこさせて、それに「その名はヨハネ」と書いたので、みんなの者は不思議に思った。

 すると、立ちどころにザカリヤの口が開けて舌がゆるみ、語り出して神をほめたたえた。

 近所の人々はみな恐れをいだき、またユダヤの山里の至るところに、これらの事がことごとく語り伝えられたので、

 聞く者たちは皆それを心に留めて、「この子は、いったい、どんな者になるだろう」と語り合った。主のみ手が彼と共にあった。

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☆今日の『み言葉』

ルカによる福音 1:57-66

 「この子の名はヨハネ」。

 今日の福音は洗礼者ヨハネの誕生の場面です。その中心となっているのはこの幼子にどういう名前をつけるかということです。人の名前には意味があります。それはその人の本質、あるいは使命、その人にだけ与えられた価値といったものを表していると言っていいでしょう。「ヨハネ」という名は「神は恵みを行う」という意味です。そのとおり、やがて彼は新しい「神の恵みの時」の到来を呼びかける者となっていきます。

 今日、私たちは自分に命が、そして自分にしかない名前が与えられたということを思い起こしましょう。私たち一人一人の命は、その名前の実現に向けて神から与えられているということ。このような私たちの「召命」を、感謝のうちに生きていきたいと思います。 

missin

http://www.donboscojp.org/sdblogos/C4_25.htm#21
より転載

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◇ December 23, 2017 Daily Mass Reading
http://ccc.usccb.org/cccradio/NABPodcasts/17_12_23.mp3

◇ Daily Readings December 23, 2017
http://www.usccb.org/bible/readings/122317.cfm

†主の平安

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posted by marion at 11:31| 千葉 🌁| 本/雑誌 | 更新情報をチェックする