今日も一日良い日でありますように!
幼子殉教者(祝)
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☆今日の聖書物語 *
マタイによる福音 2:13-18
彼らが帰って行ったのち、見よ、主の使が夢でヨセフに現れて言った、「立って、幼な子とその母を連れて、エジプトに逃げなさい。そして、あなたに知らせるまで、そこにとどまっていなさい。ヘロデが幼な子を捜し出して、殺そうとしている」。
そこで、ヨセフは立って、夜の間に幼な子とその母とを連れてエジプトへ行き、
ヘロデが死ぬまでそこにとどまっていた。それは、主が預言者によって「エジプトからわが子を呼び出した」と言われたことが、成就するためである。
さて、ヘロデは博士たちにだまされたと知って、非常に立腹した。そして人々をつかわし、博士たちから確かめた時に基いて、ベツレヘムとその附近の地方とにいる二歳以下の男の子を、ことごとく殺した。
こうして、預言者エレミヤによって言われたことが、成就したのである。
「叫び泣く大いなる悲しみの声が
ラマで聞えた。
ラケルはその子らのためになげいた。
子らがもはやいないので、
慰められることさえ願わなかった」。
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☆今日の『み言葉』
マタイによる福音 2:13-18
ヘロデ王のエゴイズムにより多くの幼子の命が奪われる事になってしまいました。救い主の誕生の祝いの影にこんな恐ろしいことがあった事実を、賑やかにクリスマスをお祝いした人々の中で、どれだけの人が知っているのでしょう。
しかし、幼子の殉教はあの時だけではありません。人間のエゴイズムにより奪われる命は後を絶っていません。特に現代の日本社会において、人口減、少子化の問題が深刻化していますが、その裏には堕胎の現実が溢れているわけです。自分の幸せの妨げと見なされて闇に葬られていった幼子の命に慰めと光が与えられますように。
ヨハネは記しています(第1朗読)。「たとえ罪を犯していても、御父のもとに弁護者、正しい方、イエス・キリストがおられます。この方こそ、私たちの罪、いや、私たちの罪ばかりではなく、全世界の罪を償ういけにえです。」と。私たちのどうしようもない弱さによる過ち、罪をゆるし、痛み、悲しみを癒して下さいますように。
mickey sdb
http://www.donboscojp.org/sdblogos/C7_9.htm#10
より転載
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◇ December 28, 2017 Daily Mass Reading
http://ccc.usccb.org/cccradio/NABPodcasts/17_12_28.mp3
◇ Daily Readings December 28, 2017
http://www.usccb.org/bible/readings/122817.cfm
†主の平安
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2017年12月28日
Kyohno Seisho Monogatari (s)
posted by marion at 11:31| 千葉 ☀| 本/雑誌
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