2019年04月29日

 Kyohno Seisho Monogatari (s)

今日も一日良い日でありますように!

聖カタリナ - シエナ - おとめ教会博士(記)

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☆今日の聖書物語 *

ヨハネによる福音 3:1-8

 パリサイ人のひとりで、その名をニコデモというユダヤ人の指導者があった。

 この人が夜イエスのもとにきて言った、「先生、わたしたちはあなたが神からこられた教師であることを知っています。神がご一緒でないなら、あなたがなさっておられるようなしるしは、だれにもできはしません」。

 イエスは答えて言われた、「よくよくあなたに言っておく。だれでも新しく生れなければ、神の国を見ることはできない」。

 ニコデモは言った、「人は年をとってから生れることが、どうしてできますか。もう一度、母の胎にはいって生れることができましょうか」。

 イエスは答えられた、「よくよくあなたに言っておく。だれでも、水と霊とから生れなければ、神の国にはいることはできない。

 肉から生れる者は肉であり、霊から生れる者は霊である。

 あなたがたは新しく生れなければならないと、わたしが言ったからとて、不思議に思うには及ばない。

 風は思いのままに吹く。あなたはその音を聞くが、それがどこからきて、どこへ行くかは知らない。霊から生れる者もみな、それと同じである」。

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☆今日の『み言葉』

ヨハネによる福音 3:1-8

 神の国に入るためには、だれでも水と霊によって新たに生まれなければならないことが明確に示されました。神の国というのは「神が王として恵みと力とをもって支配されること」(新共同約聖書の解説から)であり、「神の支配」とか「御旨の行われている状態」とかいう表現も、時々目にします。共観福音書(マタイ・マルコ・ルカ)では、たとえ話によって神の国を丁寧に説明していて、そちらも参考にして頂きたいのですが、ヨハネによると、それは「水と霊によって新たに生まれた者のみが入れる」ということですから、これは「教会」と言い換えて差し支えないでしょう。

 そこで、私たちへの挑戦が浮き彫りにされて来ます。教会において、神の御旨はどの程度実現しているのか。個人的には「結構いい線行ってるんじゃない?」と思うのですが、より相応しい形で救いがもたらされるようにと、常に私たちが心を配ることも神の望みの一つのようです。どうでしょう、主があなたにも何かを望んでおられますよ。

Eno

http://www.donboscojp.org/sdblogos/C4_98.htm#130
より転載

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◇ April 29, 2019 Daily Mass Reading
http://ccc.usccb.org/cccradio/NABPodcasts/2019/19_04_29.mp3

◇ Daily Readings April 29, 2019
http://www.usccb.org/bible/readings/042919.cfm

†主の平安

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posted by marion at 11:39| 千葉 ☁| 本/雑誌 | 更新情報をチェックする