2023年09月21日

 Kyohno Seisho Monogatari (s)

良い一日を過ごしましょう!

聖マタイ使徒福音記者(祝)

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<今日の聖書物語 *>

(マタイによる福音 9:9-13)

 さてイエスはそこから進んで行かれ、マタイという人が収税所にすわっているのを見て、「わたしに従ってきなさい」と言われた。すると彼は立ちあがって、イエスに従った。

 それから、イエスが家で食事の席についておられた時のことである。多くの取税人や罪人たちがきて、イエスや弟子たちと共にその席に着いていた。

 パリサイ人たちはこれを見て、弟子たちに言った、「なぜ、あなたがたの先生は、取税人や罪人などと食事を共にするのか」。

 イエスはこれを聞いて言われた、「丈夫な人には医者はいらない。いるのは病人である。

 『わたしが好むのは、あわれみであって、いけにえではない』とはどういう意味か、学んできなさい。わたしがきたのは、義人を招くためではなく、罪人を招くためである」。

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<今日の『み言葉』>

み言葉について
(マタイによる福音 9:9-13)

 今日は、福音記者使徒マタイの祝日です。ミサの福音では徴税人マタイがイエス様から召される箇所が読まれます。

 ローマのパンテオン近くにフランス国民教会として知られるサン・ルイ教会があります。

その教会はカラヴァッジョのマタイ三部作があることでも知られ、「聖マタイの召命」「聖マタイと天使」「聖マタイの殉教」の作品の前には、巡礼者や観光客が列をなしています。

カラヴァッジョは南欧のレンブラントとも言われ、光の使い方が巧みです。

戸口に立ったイエスがマタイを指差しています。

イエスの頭の上を戸口からの光がテーブルを囲む男たちの方へ差し込んでいます。

以前は、「私ですか」というふうに自分を指していた中年の男性がマタイと考えられていましたが、最近の研究ではうつむいてひたすら金を勘定している青年がマタイに違いないと考えられるようになったそうです。

 収税所から離れて、反省し、後悔するときに神さまから呼ばれるのではない。

<これで、今日はいくら儲かる>と金を計算している罪の現場にあっても「私についてきなさい」と主から呼ばれるのだ、というメッセージを教えてくれます。

M. Joseph

http://www.donboscojp.org/sdblogos/C7_40.htm#44
より転載

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†主の平安

☆ (BGM) Abiding Radio Instrumental
https://www.abidingradio.org/radio/instrumental

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posted by marion at 12:12| 千葉 🌁| 本/雑誌 | 更新情報をチェックする