2024年01月25日

 Kyohno Seisho Monogatari

良い一日を過ごしましょう!

聖パウロの回心(祝)

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<今日の聖書物語 *>

(マルコによる福音 16:15-18)

16:15
 そして彼らに言われた、「全世界に出て行って、すべての造られたものに福音を宣べ伝えよ。

16:16
 信じてバプテスマを受ける者は救われる。しかし、不信仰の者は罪に定められる。

16:17
 信じる者には、このようなしるしが伴う。すなわち、彼らはわたしの名で悪霊を追い出し、新しい言葉を語り、

16:18
 へびをつかむであろう。また、毒を飲んでも、決して害を受けない。病人に手をおけば、いやされる」。

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<今日の『み言葉』>

み言葉の朗読を聴こう!(新共同訳)
(マルコによる福音 16:15-18)
http://www.donboscojp.org/sdblogos/images/sc7_12_1.mp3

み言葉について
(マルコによる福音 16:15-18)

 ところでダマスコの有名な出来事は彼の回心の土台となりました。

「サウロ、サウロ、どうして私を迫害するのか」光線の中からおごそかな声が響いた。

「主よ、あなたは誰ですか」とサウロはおそれるその声に問いかけました。

「私はお前の迫害するイエスです。」

そのとき信仰の光がサウロの心の中をくまなく照らされました。

この恩恵のちぎりに、サウロの霊魂を固く閉ざしたからは粉々に砕かれ、以前の古いサウロは新しいパウロに生まれ変わりました。

自分が違っていた事に気づくと、パウロはじっとしていませんでした。

過去を反省すると同時に、新しい理想を目指して進もうとする行動の人でした。すぐに彼は聞き返したのです。

「主よ、私はどうしたらいいのでしょうか」、立って町へ行きなさい。

お前のなすべき事はそこで知らせるであろう。

パウロはこの答えに力を得え、立ち上がりました。

 ダマスコでパウロはまる三日の間、何も食べずに、断食をしながら、深い痛快の涙と共に熱心な祈りを捧げました。

その後、キリストの名を伝えるために、選んだ器となりました。

その翌日からパウロはユダヤ教の会堂に出かけて、キリストが神の子であり、救い主である事をのべ始めました。

 パウロの回心の物語は、私達を大きな希望で満たします。

彼はイエスの弟子を迫害し、非常に重大な過ちを犯していました。

それにもかかわらずイエスは彼をあわれみ、全時代を超える最も偉大な聖人の一人とされました。

彼の回心は、イエスの憐みと恵みが最悪の罪人さえも新しく造り変えてしまうという励ましのしるしです。

恵みは律法の業や自分の功徳に左右されず、ユダヤ人と異邦人の差別なく、あらゆる人、あらゆる時代に及びます。

Tadeo sdb

http://www.donboscojp.org/sdblogos/C7_12.htm#12
より転載

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(使徒行伝 22:3-16)

22:3
 そこで彼は言葉をついで言った、「わたしはキリキヤのタルソで生れたユダヤ人であるが、この都で育てられ、ガマリエルのひざもとで先祖伝来の律法について、きびしい薫陶を受け、今日の皆さんと同じく神に対して熱心な者であった。

22:4
 そして、この道を迫害し、男であれ女であれ、縛りあげて獄に投じ、彼らを死に至らせた。

22:5
 このことは、大祭司も長老たち一同も、証明するところである。さらにわたしは、この人たちからダマスコの同志たちへあてた手紙をもらって、その地にいる者たちを縛りあげ、エルサレムにひっぱってきて、処罰するため、出かけて行った。

22:6
 旅をつづけてダマスコの近くにきた時に、真昼ごろ、突然、つよい光が天からわたしをめぐり照した。

22:7
 わたしは地に倒れた。そして、『サウロ、サウロ、なぜわたしを迫害するのか』と、呼びかける声を聞いた。

22:8
 これに対してわたしは、『主よ、あなたはどなたですか』と言った。すると、その声が、『わたしは、あなたが迫害しているナザレ人イエスである』と答えた。

22:9
 わたしと一緒にいた者たちは、その光は見たが、わたしに語りかけたかたの声は聞かなかった。

22:10
 わたしが『主よ、わたしは何をしたらよいでしょうか』と尋ねたところ、主は言われた、『起きあがってダマスコに行きなさい。そうすれば、あなたがするように決めてある事が、すべてそこで告げられるであろう』。

22:11
 わたしは、光の輝きで目がくらみ、何も見えなくなっていたので、連れの者たちに手を引かれながら、ダマスコに行った。

22:12
 すると、律法に忠実で、ダマスコ在住のユダヤ人全体に評判のよいアナニヤという人が、

22:13
 わたしのところにきて、そばに立ち、『兄弟サウロよ、見えるようになりなさい』と言った。するとその瞬間に、わたしの目が開いて、彼の姿が見えた。

22:14
 彼は言った、『わたしたちの先祖の神が、あなたを選んでみ旨を知らせ、かの義人を見させ、その口から声をお聞かせになった。

22:15
 それはあなたが、その見聞きした事につき、すべての人に対して、彼の証人になるためである。

22:16
 そこで今、なんのためらうことがあろうか。すぐ立って、み名をとなえてバプテスマを受け、あなたの罪を洗い落しなさい』。

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†主の平安

☆ (BGM) Abiding Radio Instrumental
https://www.abidingradio.org/radio/instrumental

* 口語訳聖書
http://bible.salterrae.net/kougo/html/

☆ 日本聖書協会 聖書本文検索
http://www.bible.or.jp/read/vers_search.html

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posted by marion at 00:32| 千葉 ☀| 本/雑誌 | 更新情報をチェックする