2024年01月27日

 Kyohno Seisho Monogatari

良い一日を過ごしましょう!

年間第3土曜日

(聖アンジェラ:メリチおとめ)

(聖母の土曜日)

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<今日の聖書物語 *>

(マルコによる福音 4:35-41)

4:35
 さてその日、夕方になると、イエスは弟子たちに、「向こう岸へ渡ろう」と言われた。

4:36
 そこで、彼らは群衆をあとに残し、イエスが舟に乗っておられるまま、乗り出した。ほかの舟も一緒に行った。

4:37
 すると、激しい突風が起り、波が舟の中に打ち込んできて、舟に満ちそうになった。

4:38
 ところがイエス自身は、舳の方でまくらをして、眠っておられた。そこで、弟子たちはイエスをおこして、「先生、わたしどもがおぼれ死んでも、おかまいにならないのですか」と言った。

4:39
 イエスは起きあがって風をしかり、海にむかって、「静まれ、黙れ」と言われると、風はやんで、大なぎになった。

4:40
 イエスは彼らに言われた、「なぜ、そんなにこわがるのか。どうして信仰がないのか」。

4:41
 彼らは恐れおののいて、互に言った、「いったい、この方はだれだろう。風も海も従わせるとは」。

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<今日の『み言葉』>

み言葉の朗読を聴こう!(新共同訳)
(マルコによる福音 4:35-41)


み言葉について
(マルコによる福音 4:35-41)

 弟子たちがイエスさまと一緒に舟に乗り、湖の向こう岸に渡ろうとした時のことです。

突然の嵐に、弟子たちは大慌てです。

風も強く、波も高いので舟が水浸しです。

イエスさまはそばにおられますが、眠っておられます。

弟子たちの様子とは対照的です。

イエスさまを起こすと、イエスさまは嵐を静めてくださいました。

「なぜ怖がるのか。まだ信じないのか」とおっしゃいまた。

 私たちは福音書を読み、イエスさまのことを知ります。

イエスさまがどんな方であるのか、弟子たちと同じ思いにあるとも言えましょう。

私たちの生活の中にも試練があります。

今日の福音に出てくる湖での突然の嵐のようにです。

その試練は、ただただ悪いものともいいきれません。

私たちの生活を見直す機会であったり、神さまの方向に目を向けることに気づかせてくれるものかもしれません。

そのような時にこそ私たち一人ひとりが、それぞれいただいた信仰を深めることができますように。

TH

http://www.donboscojp.org/sdblogos/C4_153.htm#50
より転載

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(サムエル記下 12:1-7a,10-17)

12:1
 主はナタンをダビデにつかわされたので、彼はダビデの所にきて言った、「ある町にふたりの人があって、ひとりは富み、ひとりは貧しかった。

12:2
 富んでいる人は非常に多くの羊と牛を持っていたが、

12:3
 貧しい人は自分が買った一頭の小さい雌の小羊のほかは何も持っていなかった。彼がそれを育てたので、その小羊は彼および彼の子供たちと共に成長し、彼の食物を食べ、彼のわんから飲み、彼のふところで寝て、彼にとっては娘のようであった。

12:4
 時に、ひとりの旅びとが、その富んでいる人のもとにきたが、自分の羊または牛のうちから一頭を取って、自分の所にきた旅びとのために調理することを惜しみ、その貧しい人の小羊を取って、これを自分の所にきた人のために調理した」。

12:5
 ダビデはその人の事をひじょうに怒ってナタンに言った、「主は生きておられる。この事をしたその人は死ぬべきである。 12:6かつその人はこの事をしたため、またあわれまなかったため、その小羊を四倍にして償わなければならない」。

12:7a
 ナタンはダビデに言った、「あなたがその人です。イスラエルの神、主はこう仰せられる、

12:10
 あなたがわたしを軽んじてヘテびとウリヤの妻をとり、自分の妻としたので、つるぎはいつまでもあなたの家を離れないであろう』。

12:11
 主はこう仰せられる、『見よ、わたしはあなたの家からあなたの上に災を起すであろう。わたしはあなたの目の前であなたの妻たちを取って、隣びとに与えるであろう。その人はこの太陽の前で妻たちと一緒に寝るであろう。

12:12
 あなたはひそかにそれをしたが、わたしは全イスラエルの前と、太陽の前にこの事をするのである』」。

12:13
 ダビデはナタンに言った、「わたしは主に罪をおかしました」。ナタンはダビデに言った、「主もまたあなたの罪を除かれました。あなたは死ぬことはないでしょう。

12:14
 しかしあなたはこの行いによって大いに主を侮ったので、あなたに生れる子供はかならず死ぬでしょう」。

12:15
 こうしてナタンは家に帰った。
さて主は、ウリヤの妻がダビデに産んだ子を撃たれたので、病気になった。

12:16
 ダビデはその子のために神に嘆願した。すなわちダビデは断食して、へやにはいり終夜地に伏した。

12:17
 ダビデの家の長老たちは、彼のかたわらに立って彼を地から起そうとしたが、彼は起きようとはせず、また彼らと一緒に食事をしなかった。

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†主の平安

☆ (BGM) Abiding Radio Instrumental
https://www.abidingradio.org/radio/instrumental

* 口語訳聖書
http://bible.salterrae.net/kougo/html/

☆ 日本聖書協会 聖書本文検索
http://www.bible.or.jp/read/vers_search.html

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posted by marion at 00:32| 千葉 ☀| 本/雑誌 | 更新情報をチェックする