2024年08月03日

 Kyohno Seisho Monogatari

良い一日を過ごしましょう!

年間第17土曜日

(聖母の土曜日)

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<今日の聖書物語 *>

(マタイによる福音 14:1-12)

14:1
 そのころ、領主ヘロデはイエスのうわさを聞いて、

14:2
 家来に言った、「あれはバプテスマのヨハネだ。死人の中からよみがえったのだ。それで、あのような力が彼のうちに働いているのだ」。

14:3
 というのは、ヘロデは先に、自分の兄弟ピリポの妻ヘロデヤのことで、ヨハネを捕えて縛り、獄に入れていた。

14:4
 すなわち、ヨハネはヘロデに、「その女をめとるのは、よろしくない」と言ったからである。

14:5
 そこでヘロデはヨハネを殺そうと思ったが、群衆を恐れた。彼らがヨハネを預言者と認めていたからである。

14:6
 さてヘロデの誕生日の祝に、ヘロデヤの娘がその席上で舞をまい、ヘロデを喜ばせたので、

14:7
 彼女の願うものは、なんでも与えようと、彼は誓って約束までした。

14:8
 すると彼女は母にそそのかされて、「バプテスマのヨハネの首を盆に載せて、ここに持ってきていただきとうございます」と言った。

14:9
 王は困ったが、いったん誓ったのと、また列座の人たちの手前、それを与えるように命じ、

14:10
 人をつかわして、獄中でヨハネの首を切らせた。

14:11
 その首は盆に載せて運ばれ、少女にわたされ、少女はそれを母のところに持って行った。

14:12
 それから、ヨハネの弟子たちがきて、死体を引き取って葬った。そして、イエスのところに行って報告した。

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<今日の『み言葉』>

み言葉について
(マタイによる福音 14:1-12)

 今日の福音において、洗礼者ヨハネは声もなく斬首される。

しかし、こうして死んでいくことが、彼のこれまで発してきた声、彼の預言者としての声を際立たせる。

預言者の使命は、神から受けた言葉をただスピーカーのように発するだけでなく、それを生きることだ。

しかし、それはすべての預言者がそうであったよう迫害を受けることを意味する。

彼が準備した、後から来られる最大の預言者である方もそのように生き、死んでいく。

YS

http://www.donboscojp.org/sdblogos/C4_237.htm#213
より転載

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(エレミヤ書 26:11-16、24)

26:11
 祭司と預言者らは、つかさたちとすべての民に訴えて言った、「この人は死刑に処すべき者です。あなたがたが自分の耳で聞かれたように、この町に逆らう預言をしたのです」。

26:12
 その時エレミヤは、つかさたちとすべての民に言った、「主はわたしをつかわし、この宮とこの町にむかって、預言をさせられたので、そのすべての言葉をあなたがたは聞いた。

26:13
 それで、あなたがたは今、あなたがたの道と行いを改め、あなたがたの神、主の声に聞き従いなさい。そうするならば主はあなたがたに災を下そうとしたことを思いなおされる。

26:14
 見よ、わたしはあなたがたの手の中にある。あなたがたの目に、良いと見え、正しいと思うことをわたしに行うがよい。

26:15
 ただ明らかにこのことを知っておきなさい。もしあなたがたがわたしを殺すならば、罪なき者の血はあなたがたの身と、この町と、その住民とに帰する。まことに主がわたしをつかわして、このすべての言葉をあなたがたの耳に、告げさせられたからである」。

26:16
 つかさたちと、すべての民とは、祭司と預言者に言った、「この人は死刑に処すべき者ではない。われわれの神、主の名によってわれわれに語ったのである」。

26:24
 しかしシャパンの子アヒカムはエレミヤを助け、民の手に渡されて殺されることのないようにした。

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†主の平安

☆ (BGM) Abiding Radio Instrumental
https://www.abidingradio.org/radio/instrumental

* 口語訳聖書
http://bible.salterrae.net/kougo/html/

☆ 日本聖書協会 聖書本文検索
http://www.bible.or.jp/read/vers_search.html

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posted by marion at 00:32| 千葉 ☀| 本/雑誌 | 更新情報をチェックする