良い一日を過ごしましょう!
年間第5金曜日
聖チリロ隠世修道者 聖メトディオ司教(記)
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<今日の聖書物語 *>
(マルコによる福音 7:31-37)
7:31
それから、イエスはまたツロの地方を去り、シドンを経てデカポリス地方を通りぬけ、ガリラヤの海べにこられた。
7:32
すると人々は、耳が聞えず口のきけない人を、みもとに連れてきて、手を置いてやっていただきたいとお願いした。
7:33
そこで、イエスは彼ひとりを群衆の中から連れ出し、その両耳に指をさし入れ、それから、つばきでその舌を潤し、
7:34
天を仰いでため息をつき、その人に「エパタ」と言われた。これは「開けよ」という意味である。
7:35
すると彼の耳が開け、その舌のもつれもすぐ解けて、はっきりと話すようになった。
7:36
イエスは、この事をだれにも言ってはならぬと、人々に口止めをされたが、口止めをすればするほど、かえって、ますます言いひろめた。
7:37
彼らは、ひとかたならず驚いて言った、「このかたのなさった事は、何もかも、すばらしい。耳の聞えない者を聞えるようにしてやり、口のきけない者をきけるようにしておやりになった」。
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<今日の『み言葉』>
み言葉の朗読を聴こう!(新共同訳)
(マルコによる福音 7:31-37)
http://www.donboscojp.org/sdblogos/images/sc4_61_1.mp3
み言葉について
(マルコによる福音 7:31-37)
耳と口の不自由な人。沈黙の世界の中で生きていたその人に「エッファタ」と言われその苦しみを解かれます。
単に体を直してあげたという事でなく、自由な世界を与えられたのです。
今の社会では、身体的にではなくても精神的にいろいろなものから圧迫を受けて心が閉ざされてしまい、沈黙の中で生きている人が沢山います。
今、深刻な問題となっている「ひきこもり」もその一つかもしれません。
「エッファタ」とイエス様の力によって、閉ざされた心が、再び自由をとり戻せるように、苦しみから解放されるように祈りましょう。
mickey sdb
http://www.donboscojp.org/sdblogos/C4_164.htm#61
より転載
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(創世記 3:1-8)
3:1
さて主なる神が造られた野の生き物のうちで、へびが最も狡猾であった。へびは女に言った、「園にあるどの木からも取って食べるなと、ほんとうに神が言われたのですか」。
3:2
女はへびに言った、「わたしたちは園の木の実を食べることは許されていますが、
3:3
ただ園の中央にある木の実については、これを取って食べるな、これに触れるな、死んではいけないからと、神は言われました」。
3:4
へびは女に言った、「あなたがたは決して死ぬことはないでしょう。
3:5
それを食べると、あなたがたの目が開け、神のように善悪を知る者となることを、神は知っておられるのです」。
3:6
女がその木を見ると、それは食べるに良く、目には美しく、賢くなるには好ましいと思われたから、その実を取って食べ、また共にいた夫にも与えたので、彼も食べた。
3:7
すると、ふたりの目が開け、自分たちの裸であることがわかったので、いちじくの葉をつづり合わせて、腰に巻いた。
3:8
彼らは、日の涼しい風の吹くころ、園の中に主なる神の歩まれる音を聞いた。そこで、人とその妻とは主なる神の顔を避けて、園の木の間に身を隠した。
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†主の平安
☆ (BGM) Abiding Radio Instrumental
https://www.abidingradio.org/radio/instrumental
* 口語訳聖書
https://pebutty.net/kougo/
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2025年02月14日
Kyohno Seisho Monogatari
posted by marion at 00:32| 千葉 | 本/雑誌
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