良い一日を過ごしましょう!
年間第5土曜日
(聖母の土曜日)
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<今日の聖書物語 *>
(マルコによる福音 8:1-10)
8:1
そのころ、また大ぜいの群衆が集まっていたが、何も食べるものがなかったので、イエスは弟子たちを呼び寄せて言われた、
8:2
「この群衆がかわいそうである。もう三日間もわたしと一緒にいるのに、何も食べるものがない。
8:3
もし、彼らを空腹のまま家に帰らせるなら、途中で弱り切ってしまうであろう。それに、なかには遠くからきている者もある」。
8:4
弟子たちは答えた、「こんな荒野で、どこからパンを手に入れて、これらの人々にじゅうぶん食べさせることができましょうか」。
8:5
イエスが弟子たちに、「パンはいくつあるか」と尋ねられると、「七つあります」と答えた。
8:6
そこでイエスは群衆に地にすわるように命じられた。そして七つのパンを取り、感謝してこれをさき、人々に配るように弟子たちに渡されると、弟子たちはそれを群衆に配った。
8:7
また小さい魚が少しばかりあったので、祝福して、それをも人々に配るようにと言われた。
8:8
彼らは食べて満腹した。そして残ったパンくずを集めると、七かごになった。
8:9
人々の数はおよそ四千人であった。それからイエスは彼らを解散させ、
8:10
すぐ弟子たちと共に舟に乗って、ダルマヌタの地方へ行かれた。
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<今日の『み言葉』>
み言葉の朗読を聴こう!(新共同訳)
(マルコによる福音 8:1-10)
http://www.donboscojp.org/sdblogos/images/sc4_62_1.mp3
み言葉について
(マルコによる福音 8:1-10)
イエス様は三日間もご自分に付いて来た人々を哀れんで、パンの奇跡を行われたのです。
約4000人の人がいたと言うのですから、パンの数はひとり一個としても4000個以上だったでしょう、またおかずの魚にしても、めざしのようなものでしたでしょうから、2匹づつで8000匹必要でした。
また残りが7かごあったのですから大変な数だったでしょう。
皆が満腹したと言うことは、4000人がそれぞれ自分の好みの味になったパンと魚を好きなだけ戴けたことです。
それにイエス様はきっと水も用意されたことでしょう。碑文谷の教会からJR目黒駅まで約3キロメートルありますが、その間に10軒程のパン屋やコンビニ、スーパーなどがありますが、そこにあるパンを全部集めても、200人分にもなりません。
食べ物の豊富な国の大都会でさえこの程度ですから、2000年前のイスラエルの、そのまた人里離れた場所で、4000人分のパンと魚を一度に集めることは到底不可能なことでした。
イエス様はただ説教で霊的恵みを与えただけでなく、一人一人のことを考えて必要なものを与えて下さったことがよく解ります。
愛はかたちになって表されなければ本当の愛ではない、との教えを銘記いたしましょう。
R.S
http://www.donboscojp.org/sdblogos/C4_165.htm#62
より転載
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(創世記 3:9-24)
3:9
主なる神は人に呼びかけて言われた、「あなたはどこにいるのか」。
3:10
彼は答えた、「園の中であなたの歩まれる音を聞き、わたしは裸だったので、恐れて身を隠したのです」。
3:11
神は言われた、「あなたが裸であるのを、だれが知らせたのか。食べるなと、命じておいた木から、あなたは取って食べたのか」。
3:12
人は答えた、「わたしと一緒にしてくださったあの女が、木から取ってくれたので、わたしは食べたのです」。
3:13
そこで主なる神は女に言われた、「あなたは、なんということをしたのです」。女は答えた、「へびがわたしをだましたのです。それでわたしは食べました」。
3:14
主なる神はへびに言われた、
「おまえは、この事を、したので、
すべての家畜、野のすべての獣のうち、
最ものろわれる。
おまえは腹で、這いあるき、
一生、ちりを食べるであろう。
3:15
わたしは恨みをおく、
おまえと女とのあいだに、
おまえのすえと女のすえとの間に。
彼はおまえのかしらを砕き、
おまえは彼のかかとを砕くであろう」。
3:16
つぎに女に言われた、
「わたしはあなたの産みの苦しみを大いに増す。
あなたは苦しんで子を産む。
それでもなお、あなたは夫を慕い、
彼はあなたを治めるであろう」。
3:17
更に人に言われた、「あなたが妻の言葉を聞いて、食べるなと、わたしが命じた木から取って食べたので、
地はあなたのためにのろわれ、
あなたは一生、苦しんで地から食物を取る。
3:18
地はあなたのために、いばらとあざみとを生じ、
あなたは野の草を食べるであろう。
3:19
あなたは顔に汗してパンを食べ、ついに土に帰る、
あなたは土から取られたのだから。
あなたは、ちりだから、ちりに帰る」。
3:20
さて、人はその妻の名をエバと名づけた。彼女がすべて生きた者の母だからである。
3:21
主なる神は人とその妻とのために皮の着物を造って、彼らに着せられた。
3:22
主なる神は言われた、「見よ、人はわれわれのひとりのようになり、善悪を知るものとなった。彼は手を伸べ、命の木からも取って食べ、永久に生きるかも知れない」。
3:23
そこで主なる神は彼をエデンの園から追い出して、人が造られたその土を耕させられた。
3:24
神は人を追い出し、エデンの園の東に、ケルビムと、回る炎のつるぎとを置いて、命の木の道を守らせられた。
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†主の平安
☆ (BGM) Abiding Radio Instrumental
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2025年02月15日
Kyohno Seisho Monogatari
posted by marion at 00:31| 千葉 ☀| 本/雑誌
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